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小児神経科の看護師は夜勤がきついから体調崩すって聞くけど、実際はどうなの?

更新:2023/04/11

[夜勤, 小児神経科]

小児神経科の看護師は夜勤がきついから体調崩すって聞くけど、実際はどうなの?

看護師といえば「仕事がキツイ」というイメージを持たれがちですよね。一般的に広がっているそのイメージは、主に「看護師は夜勤をこなす」という所からきているように思います。

ここでは、小児神経科における看護師の夜勤の様子を例にあげながら、実際の看護師がどのように夜勤をこなしているのかを紹介していきます。

夜勤のキツさに悩んでいる方や、これから夜勤のある勤務に変わろうかと検討されている方。ここで看護師の夜勤の実態について、少し整理してみてはいかがですか。今後の自分の働き方について再検討していく、一つの切っ掛けになるかもしれませんよ。

小児神経科の看護師の夜勤の勤務時間ってどうなっているの?

小児神経科の看護師の勤務体制には、他の科同様に大きく分けて二通りあります。二交代制と三交代制です。

小児神経科においては、このどちらかの勤務体制を採用している所がほとんどです。

二交代制の場合、勤務は日勤と夜勤に分かれており、日勤の拘束時間は9時間程度、夜勤の拘束時間は16時間から17時間にも及びます。例を挙げれば日勤が8:30から17:00、夜勤が16:30から9:00といった勤務になります。

三交代制になると、勤務の種類は3つ。日勤、準夜勤、そして深夜勤です。この場合、それぞれの勤務の拘束時間は全て9時間程度になります。例えば日勤が8:30から17:00、準夜勤が16:30から0:30、深夜勤が0:00から9:00という感じです。

三交代制の場合、殆どの病棟で日勤に続いて深夜勤という勤務体制がとられています。

つまり、日勤が夕方17時に終了したとして、その後7時間程度仕事から開放された後に、またすぐ勤務が始まるということになります。

それぞれの生活リズムによって、二交代制を好む看護師もいれば、三交代制を好む看護師もいます。どちらの勤務体制にもメリットとデメリットがあるということですね。

小児神経科の看護師の夜勤って人数はどうなっているの?

夜間は看護師二人体制をとっている所が多いですが、三人という所もあります。

小児神経科では、日常生活援助の必要性が高いため、看護師二人と、介護福祉士または保育士が一人つくことが多く、スタッフ3名で夜勤をこなすことになります。

小児神経科の看護師の夜勤の回数はどのくらいなの?

平均的な看護師の夜勤の回数は、二交代制であれば月に4〜5回、三交代制であれば、準夜勤、深夜勤を合わせて月に8回程度というのが平均的です。

しかし、慢性的な看護師不足や、妊娠中などの理由で夜勤ができない看護師がいる、等の理由によって、月に6回7回と夜勤をこなさなければならない事も珍しくはありません。

夜勤の回数においては、診療科による違いはありません。看護師の数が充実しているのかどうかという事に、その回数は左右されます。小児神経科においても同じことです。

基本的に管理職の看護師は夜勤には入りませんが、どうしても手が足りないという時には、病棟師長が夜勤に入る事も稀にあります。

小児神経科の看護師の夜勤中の仮眠や休憩はどうなっているの?食事はきちんととれるの?

夜勤中の休憩時間については、病棟によってかなりの差があります。

規定の仮眠・休憩時間はなく、時間があるときに少し休む、という体制をとっている病棟も多いです。

一般的にはスタッフが交代で順番に仮眠をとります。二交代制の場合、夕食休憩が30分から45分、夜間の仮眠が1〜3時間程度でしょうか。

三交代制の場合は、仮眠時間1〜2時間が確保されている所もあれば、全く休憩や仮眠時間のない所も珍しくはありません。

小児神経科の場合、急変者は夜間に入る前に転院や転棟してもらうことが多いですから、夜間は比較的まとめて仮眠がとれる病棟であると言えるかもしれません。しかし、それもその日の状況にかなり左右されます。

また、小児神経科では日常生活援助の必要性の高さから、夜間の睡眠準備のための介助や、朝の起床介助に多くの時間を必要とします。ですから、夕食や朝食の時間が確保できないという事は、日常茶飯事であると言えます。

小児神経科の看護師の夜勤の手当・給料はどうなっているの?

看護師の夜勤手当も、同じ小児神経科でも病院によってかなりの差があります。

平均的な話をすれば二交代制の夜勤で10,000円程度、三交代制の場合は準夜勤で4,000円、深夜勤で5,000円程度です。経験年数や階級によって左右されることは、通常ありません。

ですが、平均から大きく下回り、二交代制の夜勤で4,000円の手当しかつかない所もあります。

夜勤がどれだけハードなのか、仮眠はとれるのか、といった勤務条件と比較しながら、夜勤手当が妥当な金額なのかどうかを判断していく必要がありますね。

小児神経科の看護師の夜勤で生活リズムは乱れないの?

夜勤をこなす看護師は、毎日安定した生活リズムを維持することができません。そのために体調を崩しやすくなってしまう看護師も、残念ながら少なくはありません。

しかし、夜勤前には少しでも睡眠をとっておくように心がけたり、夜勤明けには無理しないでゆっくりとした時間を過ごすなどといった習慣を保つことで、生活リズムの崩れを最小限に抑えることは可能です。

私の場合ですが、夜勤明けでクタクタになっていたとしても、自宅ですぐに眠ってしまうことは避けています。平日の昼間にしかできない銀行や役所への用事を済ませたりして、少し体を動かして、なるべく起きているように心がけています。

夜勤明けですぐに眠ってしまっては、逆に夜に眠るのが難しくなってしまい、昼夜のバランスが崩れてしまうのです。

しかし、これも人によって様々です。夜勤明けで昼間寝て、その夜もまたしっかりと眠れるという人だっています。

試行錯誤しながら、自分の生活リズムを保つための自分なりの方法を見いだすことが大切ですね。

小児神経科の看護師が夜勤に行きたくないと感じる事もあるの?

夜勤は日勤よりも気持ちが張り詰めるものです。看護師2人か3人で多くの患者さんを看るわけですものね。常に少なくない緊張感があります。

そういった業務上の緊張に加えて、夜勤の大変さは、一緒に勤務をこなす相手との関係性に大きく影響されています。「小児神経科看護師は夜勤で仮眠が取れずに、きついのか?ある病棟の夜勤から見てみましょう。」の中に登場した遊子と頼美のような関係では、夜勤の辛さは倍増ですからね。

勤務表が出たらまずは夜勤のパートナーをチェック!というのは、看護師あるあるの一つですよね。

小児神経科の看護師の夜勤バイトって、実際どうなの?

看護師の夜勤バイト。割と人気がありますよね。夜勤バイトだけで収入を得ている人もいますし、常勤で働きながら休みの日に夜勤バイトをしている、という人も意外と多いものです。

二交代制の夜勤であれば、1回の勤務で30,000円前後のお給料が相場です。35,000円という病院も見かけますから、バイトとは言え高収入が得られますよね。

しかし、夜勤バイトには難しい部分も多くあります。多くの病院では夜勤バイトを始める前に日勤を数日経験させてもらえますが、それでも、病棟の一日の流れの把握や、患者さんの日中の様子を知ることは難しくなってきます。

全体像の見えない中での夜間の勤務には常に危険が伴いますから、常に相談しながら事故のないように勤務にあたることが大切です。

また、夜勤を多くこなせばこなす程、毎日の生活リズムは崩れやすくなっていきます。体調を崩してしまったからといって、簡単に欠勤する訳にもいきません。毎日の健康管理に責任を持って、生活リズムの調整に十分注意を払っていく必要があります。

小児神経科の看護師の夜勤で怖い経験ってあるあるなの?

看護師といえば、夜勤の恐怖体験の1つや2つ、いや、3つや4つ、聞いたことや実際に経験したことがあるでしょう。

残念ながらと言いますか、幸いにもと言いますか、私自身は人に伝えられる程の怖い体験をしたことはありません。しかし「何となく嫌な感じ」を経験したことは数えきれなくあります。

どこの病棟にも一人や二人、とても霊的感覚の鋭い人がいるもので、そんな人達から夜勤前には聞きたくない怖い話を聞かされる・・なんていうのは看護師あるあるの一つですよね。

私はとてもこの手の話が苦手なので、日常的に聞かない努力をしています。とは言っても、好奇心が勝ってしまう事もあり、聞いた後にとても後悔してしまうことも多々あります。

まとめ

夜勤は全ての看護師が必ずこなさなければならないものではありません。

小児神経科では夜勤なしの勤務契約をしている看護師もいれば、もともと夜勤のないクリニック等で勤務をしている看護師もいます。

夜勤には金銭的、体力的、精神的に、様々なメリットとデメリットがあります。自分の体力や精神力、生活スタイルと相談しながら、どんな勤務体制で看護師として仕事をしていくのが自分にとって最適であるのかを、じっくりと考えてみて下さいね。

今の職場の勤務体制に不満を抱いている人、夜勤をこなしてもっと高収入を目指したい人、夜勤なしで勤務をしていきたい人。とにかく転職を考えているのであれば、一度転職サイトに登録してみてはいかがでしょうか。

それぞれの希望にあった勤務先を紹介してもらうことができますよ。

看護師として仕事を続けていくのであれば、避けられるストレスは避けて、楽しく働いていきたいものです。転職サイトに登録して、あなたに合った仕事のスタイルを見つけ出して下さいね。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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