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小児神経科の看護師が持っていると役立つ看護師以外の資格って何だろう?

更新:2023/04/11

[小児神経科]

小児神経科の看護師が持っていると役立つ看護師以外の資格って何だろう?

看護師の中には、更なるスキルアップややりがいを求めて、新たな資格取得のために勉強を始める方が多いような気がします。

小児神経科に転職を考えていらっしゃる方の中にも、あなたの持つ看護師以外の資格が上手く役立つかどうか知りたい方や、小児神経科で役に立つ資格を新たに取得したいと考えていらっしゃる方がおられるかもしれませんね。

実際の小児神経科の現場で役立つ看護師以外の資格にはどのようなものがあるのでしょうか。

小児神経科の看護師が目指す新たな資格は高難度のものから比較的簡単なものまで!

看護師が目指す新たな資格と言えば、専門看護師や認定看護師を思い浮かべる方は多いかと思いますが、それらの資格取得には、長い期間と高額な費用が必要であり、難易度はすごく高いですね。

小児神経科で役立つ看護師以外の資格には、そういった高難度のものもありますが、そうではなく、比較的資格取得のハードルが低いものもあります。今まで資格取得に前向きでなかった人でも、興味の沸くものがあるかもしれませんよ。

では、資格別に紹介していきましょう。

小児看護専門看護師

子供達の成長発達や、小児に特徴的な疾患とその処置の方法など、小児看護に関する専門的知識と適切な看護を提供するための実践能力を持つ看護師のための資格が、小児看護専門看護師です。

小児神経科の対象患者さんは小児です。小児看護専門看護師の資格があれば、更に専門的に子供達と関わることができますし、他のスタッフからもアドバイスを求められる位置に立つことになるでしょう。

小児看護専門看護師の資格取得によって給料アップに繋がるのだとうかというのは、知っておきたい疑問ですよね。残念ながら病院によって処遇に差があり、全く特別手当の付かない病院もあります。手当が付く場合では、月に10,000円から30,000円が平均的なようです。

所得アップを理由に小児看護専門看護師の資格を取得するというよりも、自らのキャリアアップのために資格取得を目指す方が多いようですね。

取得要件など

小児看護専門看護師の認定審査を受けるための受験資格

  • 看護師免許を取得していること
  • 看護師として5年以上の実務経験があり、そのうちの3年以上が小児看護分野での経験であること
  • 看護系大学修士課程修了者であり、専門看護師教育課程基準に定められた所定の単位を取得していること

以上の受験資格を満たした上で、小児看護専門看護師のための認定審査の申請を行います。認定審査には一次と二次があり、それぞれ書類審査と筆記試験になっています。合格率は80%以上です。

バックアップ体制

看護師の教育に力を入れている病院の中には、小児看護専門看護師の資格取得のために、休暇の調整ができたり、学費の負担をしてもらえる病院もありますが、多くはないのが現状です。専門看護師資格取得のためのバックアップ体制の整った病院を探すことが必要です。

資格取得までの期間や費用などは?

上記の受験資格から分かるように、小児看護専門看護師の資格取得にはかなりの期間がかかります。実務経験5年に加えて修士課程で2年ですから最低7年ですね。

大学院によって学費は異なってきますので、各々確認しておく必要がありますが、2年間の学費が約200万から250万です。大学院卒業後に、小児看護専門看護師認定試験の審査料として約50,000円。専門看護師登録手続き料として約50,000円が必要です。

摂食・嚥下障害看護認定看護師

摂食・嚥下障害看護認定看護師は、摂食、嚥下機能の専門知識に基づいた的確な摂食機能評価と、安全な摂食、嚥下訓練の実施などについて、高水準の看護を実践できる看護師のための資格です。

小児神経科では摂食機能に障害がある方がとてもたくさんいらっしゃいますので、摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格保持者であれば活躍できるシーンはとても多いと思います。

摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格取得についても、小児看護専門看護師と同様、必ずしも処遇アップを期待できるものではありません。もちろん病院によって違いますので、大きく昇給したという方も、中にはいらっしゃるようです。

摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格は、広い範囲で活躍の場を持てるものです。摂食・嚥下センターや脳血管疾患治療センター、高齢者施設などでも資格を活かして働くことができます。

取得要件

摂食・嚥下障害看護認定看護師の認定審査を受けるための受験資格

  • 看護師免許を取得していること
  • 看護師として5年以上の実務経験があり、そのうちの3年以上は摂食・嚥下障害看護に携わっていること
  • 所定の認定看護師教育機関で6ヶ月以上の専門教育を受講していること

上記の受験資格を満たした上で、摂食・嚥下障害看護認定看護師の認定審査を受けることができます。認定審査は筆記試験です。合格率は90%以上。

バックアップ体制

認定看護師資格取得に対して支援制度を設けている病院があります。病院によって条件は様々ですが、教育課程受講中は勤務していなくても給料が支給される場合もありますし、毎月一定額の支援金が支給される場合もあるようです。

日本看護協会にも、認定看護師教育課程奨学金制度があります。

資格取得までの期間や費用などは?

摂食・嚥下障害看護認定看護師になるには、実務経験5年と半年の教育課程の受講が必須ですから、最低でも5年半かかるということですね。

認定看護師教育機関への入学金・授業料は、教育機関によって異なりますが約100万円。摂食・嚥下障害看護認定看護師の認定審査料として約50,000万円、認定看護師登録手続き料として約50,000円が必要です。

アロマに関する資格

最近は色々な分野でアロマが取り入れられていますが、医療の分野にもその取り組みは広がってきています。

小児神経科にもアロマが活かせる場面はたくさん有ります。例えば、自発的に身体が動かせない方は四肢が冷えやすい傾向にあります。そんな患者さんの血液循環促進のためにアロマを取り入れておられる病院もあります。また、患者さんの睡眠誘導のためにもアロマは有効です。

アロマの資格は、本当に幅広い範囲で活かしていく事ができるものです。メディカルアロマという言葉もある程、医療機関でも盛んにとりいれられるようになってきました。

また、医療機関・福祉施設での活躍に留まらず、看護師仲間の疲れを癒したり、自分自身の心身の健康のためにも活かせますから、新たな資格取得にチャレンジしようと思っている方にはお勧めです。

取得要件

アロマの資格には様々な種類が有り、取得要件もそれぞれで異なってきます。それぞれに資格の特徴や違いがありますので、自分の意向に合ったものを選んで下さい。

バックアップ体制

病院によってはバックアップしてくれる所もあるかもしれませんが、バックアップ体制なしに取得することが一般的です。

資格取得までの期間や費用などは?

資格の種類によって様々です。専門学校で数ヶ月学んで資格を取る場合や、通信講座でとれる資格もあります。専門学校の費用は数万円から数十万と幅が有りますので、自分にあった資格を選んで調べる必要があります。通信講座だと10,000円から70,000円位が相場のようです。

手話技能検定・手話通訳士

小児神経科には、言語機能の発達障害のため、発語が上手くできない子供達もいます。そんな子供達は、手話をコミュニケーション手段として学んでいくこともありますから、看護師も手話ができると役立つ場面がでてきます。

もちろん手話は、医療現場で活かすだけのものではありません。日常の生活の中で一つの言語として使用できますから、習得すれば、あなたの世界も一つ広いものになるのではないでしょうか。

取得要件

手話技能検定も手話通訳士も、特に取得に必要な条件はありません。地域で行われている手話講座を受講したり、本やテレビの講座を利用しながら独学で勉強される方が殆どです。

バックアップ体制

独自で取得することが一般的です。

資格取得までの期間や費用などは?

手話技能検定には7級から1級まであり、受験料はそれぞれ異なります。7級が1,750円、難しくなるにつれて受験料は高くなり、1級で11,000円です。手話通訳士の受験料は18,000円。

おむつフィッター

排泄ケアに関して、幅広く専門的にアドバイスする力のある人が取得することのできる資格です。

小児神経科の患者さんは、排泄に介助が必要な人がほとんどです。オムツを使用している患者さんの割合もかなり高い現場ですので、快適な排泄のための援助が必要になってきます。

おむつフィッターの資格を活かして、より専門的な、よい良い排泄の援助ができれば、患者さんもより快適な日々を過ごす事ができますね。

日本は高齢者社会です。排泄ケアに関して専門的な知識を身に着けることは、これからの社会に対応するための、良い下準備になるのではないでしょうか。

取得要件

この資格には1級、2級、3級があります。受験資格は特にありません。2日間の研修に参加し、研修終了後に理解度診断テストを実施、70点以上で合格となります。

バックアップ体制

特にありません。病院側に一度相談しても良いかと思います。

資格取得までの期間や費用などは?

研修は2日間です。受講料は約20,000円。1級と2級は京都でのみ研修が行われていますので、交通費や宿泊費などが必要になります。3級は京都以外にも、東京などで実施されています。

まとめ

新たな資格の取得を目指して勉強をされている方のほとんどが、自分自身の更なるスキルアップや、より充実したやりがいを得る事を目標として勉強に励まれています。

もちろん看護師の資格だけでも充実した仕事生活を送ることはできますし、新たな資格取得は絶対必要なものではありません。

ただ、資格の取得によってプラスの変化が現れることは事実だと思います。自分の知らなかった世界を見ることができたり、新しい人脈の中でモチベーションに繋がる刺激をもらうことができたり、新たな活躍の場を見つけることができたり。

今の仕事に慣れ過ぎてしまって今一つやりがいを感じられない人や、この先の自分のキャリアに何か不安を感じてしまっている人には、新たな資格へのチャレンジが、一つの選択肢としてあると思います。

ただ、資格を活かすためには、その資格を十分に評価してくれる職場を探すことが必須条件ですし、資格取得に時間や費用のかかるものであれば、資格取得のバックアップ体制の整った病院を探さなければなりません。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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