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整形外科・リウマチ科クリニック 看護師のやりがいは!?

公開:2018/03/30

[整形外科リウマチ科]

整形外科・リウマチ科クリニック 看護師のやりがい

整形外科・リウマチ科クリニック 看護師のやりがいは、患者さんの状態を長期的に知ることができ、より良い看護につなげることができること!

整形外科・リウマチ科クリニック 看護師のやりがいとは

病棟での整形外科の患者さんは急性期の方が多いです。例えば手術後であったり、症状が重く自己にて行動することが出ない時期である方などです。

術後などの場合、クリニカルパスを使用して、術後の経過のプランニングや日々の計画などはある程度決まっていて、その上で個々の状態を考慮しプラスアルファで看護内容を変化させていきます。

全く同じ看護というわけでは勿論ありませんが、ある程度のベースはあります。

クリニックの場合、自宅での経過観察で問題ないという状態に至った術後の方や、外来での経過観察で状態を改善することができる方々が通院しています。

一人一人の患者さんに対して病棟と同じぐらいの細かな看護計画を作成しているというわけにはいきません

しかし、少ない看護師同士で情報を共有、自己にて得た情報で状態を判断し、看護にその場で実践するので、その場で完結する内容がほとんどです。

通院が長くなる場合には状態の変化を確かめたり、自己の看護の評価を行うこともできるので、自身の行った看護がどうであったのか自分自身で確かめることができます。

沢山コミュニケーションをとり、情報を得て看護にダイレクトに生かすことができ、その評価も患者さんから直接聞くこともできるため達成感があり、よりやりがいを感じることができます。

症状が改善、通院をしなくてよくなるというような状態になり、嬉しいことが多く感じれるのも整形外科・リウマチ科クリニックならではだと思います。

今までの病院での看護において、自分のやりたい看護がこれでいいのか、迷いを持っていたり、記事を読んで整形外科・リウマチ科クリニックに興味を持っていただけたなら転職を希望したり、転職サイトに登録してみるのもいいかもしれません。

ここではそんな整形外科・リウマチ科クリニックのやりがいについてまとめてみます。

日々の変化を患者さんからすぐに聞くことができ改善していることを一緒に喜べる

一つ目の整形外科・リウマチ科クリニック 看護師のやりがいは日々の変化を患者さんからすぐに聞くことができ改善していることを一緒に喜べる事です。

腰椎椎間板ヘルニアの急性期に外来にてブロック注射を行っている患者さんがいました。

来院時は自己にて歩くのがやっとで、日常生活も痛みをものすごく我慢しつつ生活していると話していました。

MRIを施行しブロック注射を実施。クリニックで実施するのは一週間おきに三回までとの決まりがあり、三回実施した時点で一度ブロック注射は終了して電気の治療や内服治療を行うのが当院の決まりでした。

ブロック実施前にペインスケールを10分のいくつであるか患者さん自身に評価してもらい、実施後にどれぐらい痛みが軽減したか再度ペインスケールで評価してもらいます。

この時点でも治療の効果をその場で確認することができます。

ヘルニアの急性期の痛みはとても痛く神経症状が出現する場合もあるため下肢のしびれや知覚鈍麻、運動麻痺がおこる場合もあります。

いつもと同じように日常生活を送っていたのに突然の腰痛や下肢のしびれ、下肢の動かしにくさを体感した時には今後の生活に対する不安や恐怖心をとても強く感じます。

ブロック注射はペインスケールで表すと一回目の注射で10分の8の痛みに軽減、2回目の注射で10分の5の痛みに軽減、三回目の注射で10分の3の痛みに軽減するというように徐々に緩和していきます。

順調に痛みが軽減していけばいいのですが、安静を維持するのが難しい場合には痛みは再燃し症状が改善しない場合もあります。薬の効き具合にも個人差があります

日常生活が今までと同じように送れないストレス、痛みの強さが軽減しないことで先の見えない不安は精神的にとてもつらいでしょう。

2回目のブロックを行った時点で、先の見えない不安を涙を流しながら訴えられた患者さん。

ベッドサイドでブロックを行ってから不安に思っていることを一つ一つ話していただき、痛みの軽減して行く経過や現在あるしびれの症状が消失するまでにかかる期間など具体的に説明をしました。

即効性のある注射ではないので、痛い思いをして行った注射で思っていたほどの症状の緩和につながらないと不安に思う方は多く、この治療をする意味があるのかと疑念をいだいてしまう方もいます。

そうなってしまうと治療が円滑に進まなくなるため、どんなことで困っているのか、注射を実施してからの日常生活はどうだったかなど細かくコミュニケーションを図ります。

状況によっては看護師からの説明だけではなく、医師からも今後の痛みの軽減する過程や現状について再度説明をしてもらうようにセッティングをしていきます。

この方の場合には三回目のブロックを行う時には、痛みの軽減も図れ、日常生活もまずまず送れるようになってきたと、今まで一度も笑顔が見られなかった患者さんから笑顔が見れるようになり、歩行状態も改善。

徐々にでも痛みが軽減したこと、いだいていた不安を一緒に解消できたことで安心できたと話してくださいり、一番つらい時期を一緒に乗り越えることができ今までの日常生活を取り戻すことができたと一緒に喜ぶことができた時にはとても嬉しく感じました。

同時に、時間をかけてどのようなことに不安をいただいているのか見極め、適切なタイミングで医師と連携をはかり治療に専念する環境を整えることができたと実践した看護を評価することができた時にはとてもやりがいを感じました。

外来での患者さんとのかかわりの時間はとても短く、信頼関係をすぐに築くのはとても難しいです。しかし、表出しやすい環境を作ることや、患者さんの気持ちに寄り添えるような声掛けを行う事が出来ると親密度は増し、より多くのことを患者さんと話せます。

短い時間の中で徐々に患者さんとの信頼関係を築き、何気ない会話の中から問題を見出し、解決に導くことができた時にはともに喜びを感じ、やりがいを十分に感じることができます。

自分自身の行動計画次第でその日の診療の流れを決めることができる

二つ目の整形外科・リウマチ科クリニック 看護師のやりがいは自分自身の行動計画次第でその日の診療の流れを決めることができることです。

外来での看護師の役割は、患者さんの対応のほかにも、医師の診療の補助があります

診療の補助には診察につくのはもちろんですが、如何に医師にスムーズに診療を続けてもらえるか、患者さんの待ち時間を少なく帰宅してもらうことができるかということにも配慮していく必要があります。

患者さんが来院してから帰宅するまでの時間、診察以外にも電気の治療を行ったり、リハビリをする方もいます。診察の前にレントゲンを撮っておかなければならない場合もあります。

事前に予約のある患者さんは情報収集を行い、他部門のスタッフともどのような流れで診察室に入ってもらうか確認をしておきます。

また、リハビリ室の空き状況や混み具合、リハビリの予約の時間に遅れが出ていないかなど、適宜進行状況を確認しながら診察室にご案内する順番を調整していきます。

通院期間の長い患者さんは混み具合をみて、大体待ち時間がどれぐらいかわかる方もいます。

初診の方はどれぐらい待つのか、どんなことを行うのか、分からないことが沢山あります。

大体どれぐらい待ち時間がかかってしまうのか、処置に要する時間が長くなると判断した場合には、待合室にいる患者さんに適宜声掛けを行います。

待たされていると感じてしまわないように配慮することで待つことで発生してしまうストレスを少しでも軽減することができます

予約の患者数がとても多く、新患の方の来院を含めると午前中の診療に時間がかかってしまうことが予想された日、看護師同士でどのように処置につくか、処置を誰が行うのか、事前に確認します。

来院を確認したら処置のみの方は分担したとおりにすぐに処置を行い、業務別で互いの行うべきことを進めていきます。

手が空いた時や手が足りない時には適宜声掛けをしてお互いにフォロー、必要に応じて他部門の方にもフォロー依頼をしていきます。

結果的に、予約通りの患者さんの来院を確認、予想していた時間よりも早く午前の診療を終えることができた時、とても達成感を感じます。

また互いに行うべきことを予定通り行うことができ、新患の方へも十分に時間をとって対応することができた時にはお互いにやりがいを感じることができます。

リウマチの新薬や治療について学び、看護に生かせる

三つ目の整形外科・リウマチ科クリニック 看護師のやりがいはリウマチの新薬や治療について学び、看護に生かせることです。

リウマチの患者さんに対する治療は内服、注射、点滴療法と様々な治療があります。

リウマチについてはまだまだ解明されていない部分が沢山あります。治療薬に関しても生物学的製剤の開発、新薬がどんどん増えてきています。

リウマチは完治する病気ではありません。しかし寛解の状態までもっていくことができ、適切な時期に治療を行うことができれば、関節の破壊を防ぐことができます。

外来では定期的に注射を打ちに来ている方や、点滴の治療に定期的に通っている方と様々です。

その為、クリニックではお昼休憩や診療後の時間を利用して製薬会社の方に新薬の勉強会を開いていただきます。製薬会社主催の勉強会に参加させていただくこともあります。

新薬だけでなく、今まで使用していた薬に関しても必要に応じて、医師に依頼し勉強会を設けてもらいます

どこの病院でも勉強会などは様々あると思います。リウマチ患者さんが多く来院するクリニックにおいて、自分自身が点滴投与する薬に関しての情報が十分でない場合には、何に注意して観察するべきなのか、危険を予知することが難しいです。

特に生物学的製剤は良く効く部分も十分ありますが、副作用症状が強く現れる場合もあります。クリニックで十分に注意して投薬を行っていても急変する可能性があるため予兆に気付く為にも患者さんと共に薬について勉強を進めていきます。

投薬を行っている際に起こる副作用について把握できていれば、異常が出現した場合にはすぐに医師へ報告、治療の中断や、続行の判断をすぐに行うことが出来、患者さんの安全を確保することができます。

また、リウマチの治療をしている患者さんはみなさんご自身の病気についてとても多くの情報を持っています。

新しい薬について、副作用について、また病気の経過や、今後関節の破壊により行動制限が起こってしまう可能性、手術の可能性などこれから先一生ともに歩んでいかなければいけない病気であるためみなさんしっかり向き合って生活しています。

そんな患者さんに対して私たちができることは新しい情報を提供したり、今いだいている心配なことが少しでも軽減できるようにコミュニケーションを図ること。

日常生活に不便な部分がないかなど確認し、QOL維持、向上ができるように介入していくことです。

活用できる福祉や、助成についてなども日々変わっていくものがあるため最新情報をお伝えすることはとても重要です。

看護師が病気についての知識を十分に持っていること、それに対する治療薬、治療方法、今後の経過についてしっかり理解できていると患者さんは安心してクリニックに通院することができます。

コミュニケーションを図り、必要な処置、採血や検査を定期的に行う外来では短い時間で患者さんと日々の情報交換を行い、出来なかったことができるようになった喜びや今までずっと悩まされていた痛みが軽減してきた喜びを共有できることはとても嬉しくやりがいを感じます。

信頼関係を十分に構築できたことで初めて患者さんの悩んでいた気持ちや喜びを共有することができます。

まとめ

整形外科・リウマチ科クリニックでのやりがいは患者さんと共に喜ぶことが出来たり、自分自身が実践した看護の評価を直接患者さんから聞くことができる、自分自身で確認することができることだと思います。

それができるのも、患者さんとの距離が近く、患者さんの日常に大きく関わっているからではないでしょうか。

症状や疾患に関してもよくなっていく過程の方が多いです。笑顔で話をする場面が多かったり、患者さん同士が互いに情報交換、同じ疾患での痛みを分かち合えたり互いに励まし合い喜び合える環境です。

それは患者さん同士だけではなく、看護師、患者間でも同じように感じることのできる部分だと思います。看護師自身も体験したことのある整形外科的疾患でより患者さんの痛みを理解できることもあります。

自分が携わってきた疾患の患者さんの症状と同じ症状の方にはその経験から、よりその方により沿った精神的ケアやコミュニケーションを実施することができます。

自分が行ったことが患者さんの笑顔につながったり、感謝の気持ちをいただけた時にはとても嬉しくて日々忙しい中にもやっていてよかったなという気持ちになります。

患者さんとのかかわりを大事にしたい方や、上記にあるような仕事の達成感、整形外科・リウマチ科クリニックに興味を持っていただけたら、転職を希望してみるのもいいと思います。

また転職サイトに登録することで、様々な形の整形外科・リウマチ科クリニックを見つけることができます。そこで自分自身の求める看護を実践できる整形外科・リウマチ科クリニックを見つける事ができるかもしれません。

自分で新しい職場を探して就職しても求めていたやりがいをあまり感じられない場所だったり、自己にて情報収集した内容、記載してあった内容とは異なる部分が多い整形外科・リウマチ科クリニックがあるかもしれません。

そうならないためにも転職サイトを利用することで自分の要望に合った整形外科・リウマチ科クリニックを的確に見つけることができると思います。

自身の希望をしっかり伝えてより良い環境で働き、達成感を沢山感じることができるためにも一度転職サイトに登録することをおすすめします。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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