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脳卒中専門病院の看護師として働くにはどんな経験が有利?経験を活かせる職場とは?

公開:2017/12/26

[脳卒中専門病院]

脳卒中の経験を活かせる職場

今現在働いている病院に魅力を感じなくなったり、何かステップアップをしたいなどの気持ちを抱くことは看護師は誰もが思うことです。

いざ転職をしようと思ってもどんな知識が必要で、脳卒中の分野にはどんな経験があると良いのかなど不安を抱く部分もあるでしょう。

それぞれの経験が、どのように活かせるのか、下記にまとめてみました。

1つの参考にしていただき、それを自己PRにして新たな一歩をふみだしてみましょう。

外科で働いていた経験は脳卒中専門病院でこう活きる

外科といっても様々な領域があり、外科の分野が毎日の仕事にかなり役立つということはないですが、経験が無駄になることはありません。

ごくまれなケースですが脳卒中の入院中に骨折をした方、気胸を併発し胸腔ドレーンを挿入になった方の看護や、ストーマがある方の看護など外科の経験が必要となる場面があります。

ごくまれなケースに接した脳卒中の看護師は医療器具をどうやって使っているのかがわからない、観察するポイントなど全くわからない看護師もたくさんいます。そういった方たちにはぜひ指導をしていただき、よいチームを作ってほしいと思います。

手術室看護師、カテーテル室看護師の経験は脳卒中専門病院でこう活きる

手術室看護師やカテ室経験がある看護師は医療機材の名前や使用目的、管理方法などについての知識が豊富でとても頼りになります。

今ではほとんどディスポーザブル製品となりましたが、病院によっては全ての製品がディスポーザブルになってない病院もあると思います。清潔・不潔の基本的な技術や知識をはじめ、医師の好みを把握した医療機材を用いて介助する手技の早さは圧巻です。

脳卒中の分野でも病院によって実施の有無はあると思いますが、頸動脈ステント留置術といったカテーテル治療を行なうこともあり、手術室やカテーテル室での経験は非常に重宝されますよ。

術前術後の管理や、薬の副作用等の知識、手技の早さ等、手術室やカテーテル室経験者ならではの視点や動きが現れます。

手術室やカテ室から異動や転職をお考えの看護師のみなさん。

一度考えてみませんか?

内科で働いていた経験は脳卒中専門病院でこう活きる

脳卒中の発症は生活習慣病といわれる高血圧、高脂血症、糖尿病などが要因となります。

これらの疾患は内科ではよく扱う疾患で薬剤や治療法等についてもご存知の方が多いと思います。

脳卒中専門病院で働いていると脳卒中の原因となる疾患について勉強をし、再発予防のために患者指導を行っていることが多いです。

この患者指導でいかに患者家族と患者自身の意識を変えることができ、いかに長く指導内容を続けることが出来るかが大切です。

その際に内科で培った経験や治療継続の難しさなどをもとに説明をしていくとより深い指導となるでしょう。

また、内科で糖尿病療養指導士の資格を取得した方も同様に患者に対してしっかりとした指導ができ、現場で活躍することと思います。

持っている資格を脳卒中専門病院で活用してみませんか?

褥瘡やスキントラブルの経験なども脳卒中専門病院では非常に役に立ちます。

脳卒中では麻痺により活動度が低下するなど、様々な要因でスキントラブルが発生しやすいです。患者の状態を把握しリスク軽減させることはとても重要な事です。

褥瘡の処置方法や回復過程を見てきた経験は、貴重な経験です。その経験の治療法や管理方法をスタッフと共有することは、私たち看護師の知識を高めることに繋がるため、率先して教えてくださいね。

脳卒中は内科的治療が多い為、内科で勤務経験がある方はさほど大差はないので、職場にも早く溶け込めるのではないでしょうか。新たに脳卒中専門病院で経験を積んでみませんか?

老人ホームで働いていた経験は脳卒中専門病院でこう活きる

病院以外の施設で勤務していた経験がある方は転職の際に医療施設で働くことに勇気がいることと思います。

検査や治療などの介助や、薬剤も異なるため一から学ぶ必要となることも多く不安も大きくなることもあると思いますが心配はいりません。脳卒中専門病院には多くの高齢者が入院しています。脳卒中に2~3回罹患する方や、他病院に入院中に脳卒中になってしまう方などいて、多くが65歳以上の高齢者です。

高齢者の対応は老人ホームの経験がある方はとてもうまいと思います。わかりやすい説明や、患者のニーズを捉えた援助、患者のペースを保つことが出来るからです。

また、老人ホームへ入所予定の患者や家族は施設に対して不安を抱いています。食事の事やリハビリの有無、医療体制やどんな部屋なのかなど知りたいことはたくさんあるので、それを患者にお伝え出来たら良いと思います。

医療行為の経験が乏しくても、施設で培った経験を生かし脳卒中専門病院で働いてみませんか?

脳卒中専門病院で経験した「こんな経験」。どこでどう活かす?

  1. 生活習慣病についての勉強
  2. 飲み込みの評価の経験
  3. 脳卒中の評価方法の経験
  4. 転倒転落予防の経験

生活習慣病についての勉強

脳卒中での経験は内科病棟でも活かすことが出来ます。脳卒中は内科的治療がほとんどで、脳卒中の要因も高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病がありこれらの管理・治療も脳卒中専門病院で行なわれます。

生活習慣病が要因となり心筋梗塞、腎機能障害なども起こしやすいことは脳卒中の病院で学んでいるため、不安なく溶け込めると思います。また、内服薬なども内科の領域であれば大体使っている薬剤であるため、新たにすべてを覚えることも少ないと思います。

飲み込みの評価の経験

脳卒中は障害を受けた部位によって嚥下機能の低下がみられます。看護師は適切に飲み込みが行なわれているのかをSTと評価したり、STが不在の夜勤帯は看護師のみが行なっています。

食事の形態が適切かどうか、患者が食べる食事のスピードや癖を見抜き誤嚥しないように観察しています。この経験は脳卒中ならではの経験であり、この経験はどの病院でも活かすことが出来ます。たとえば、老人ホームや病棟で入院している高齢者などに活かすことが出来ます。

脳卒中の評価方法の経験

脳卒中と診断された直後から、退院の状態までの状態をよく知っているため、どう対応したらよいか、何を観察したら良いのかを知っていることはとても強みとなります。

他の病院に転職した際などは、脳卒中の所見が少しでもあれば患者様にNIHSSなどやシンシナティー病院前スケールを計測したりして評価することができます。評価してみて脳卒中が疑われるようであれば、迅速に治療が進められるように援助できます。

転倒転落予防の経験

脳卒中で入院している患者は高齢で車椅子や点滴があり、かつ麻痺があるため日常生活に支障をきたしやすいため転倒リスクが高い患者がたくさんいます。

そんな病棟にいると転倒予防については必然的に鍛えられます。入院生活に潜む転倒の危険性をいち早く見つけ、入院中の転倒予防を率先して行ってください。

脳卒中専門病院で積んできた経験を十分に活かし、安全な療養環境の提供をしていきましょう。

まとめ

それぞれの経験が脳卒中専門病院でどんな風に活かせるのか、そして、脳卒中専門病院で得た経験が他施設でも活かせることがお分かりいただけたでしょうか。

色々な経験を持った看護師がそれぞれの知識と経験を共有することができれば素晴らしいチームとして機能できると思います。

今までの経験を脳卒中専門病院で発揮してみませんか?脳卒中専門病院で働いたことがある方は、その経験を他施設で発揮してみませんか?

今までの経験を無駄にせず経験を存分に活かせる職場を探すには転職サイトを利用することをお勧めします。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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