小児神経科 看護師の仕事内容のイメージって重労働で体力勝負。実際はどうなの?

小児神経科 看護師の仕事内容のイメージって重労働で体力勝負。実際はどうなの?

小児神経科と聞いても、あまりピントこない方は結構多いのではないでしょうか。

小児神経科では、運動発達や言語発達に問題のある子供達を対象に治療が行われています。

けいれん性疾患や脳性麻痺、筋ジストロフィー、レット症候群等が主な対象疾患になります。

院内学校が併設されている所も多く、そのような場所では、子供達は病院と学校を行き来しながら生活をしています。

そんな小児神経科での看護師の仕事内容はどのようなものでしょうか。ここで少し説明していきましょう。

小児神経科 看護師の仕事内容を1日の流れで見るとどうなるの?

8時30分 夜勤者から日勤者へのの申し送り、学校へ行く児童の出発準備
9時00分 処置(浣腸や軟膏処置、胃瘻処置、離床解除やオムツ交換など)
11時00分 昼食前後薬の準備、注入食準備
11時30分 経管栄養者への注入(経鼻・胃瘻)
     経口摂取者の食事介助、トイレ介助
12時00分 交代で昼食休憩と詰め所待機(面会者の対応や記録記入、注入物品の片付けなど)
14時00分 処置(浣腸や軟膏処置、胃瘻処置、離床解除やオムツ交換など)
15時00分 学校からの帰院児童の移動介助、水分摂取介助
16時30分 日勤者から夜勤者への申し送り
17時00分 夕食前後薬の準備、注入食準備
17時30分 経管栄養者への注入(経鼻・胃瘻)
      経口摂取者の食事介助、トイレ介助
18時30分 交代で夕食休憩と詰め所待機(注入物品の片付けや記録記入など)
19時30分 眠前薬準備、注入食準備、臥床介助、洗面・歯みがき介助、更衣介助
20時30分 眠前薬投与、処置(オムツ交換や軟膏処置など)
21時00分 経管栄養者への注入(経鼻・胃瘻)
      定期的巡回、オムツ交換、モニター管理、記録記入など
5時30分 朝食前後薬準備、注入食準備
6時00分 点灯
   経管栄養者への注入
  処置 (胃瘻管理、軟膏処置など)
6時30分 離床介助、洗面・歯みがき介助・更衣介助、トイレ介助
7時00分 経口摂取者の食事介助、洗面・歯みがき介助
8時00分 夜間の記録記入
8時30分 夜勤者から日勤者への申し送り 

*注入食の注入時間は個人でバラバラです。24時間を通してそれぞれの時間に注入介助していきます。
*吸引の必要な方が多いですし、適宜観察が必要です。
*呼吸器を使用している方も多いです。24時間通しての呼吸管理が必要になってきます。
*オムツ交換や離床更衣介助は、介護福祉士や保育士と分担しながら進めて行く場合が多いです。

小児神経科 看護師の仕事内容をケア別に見るとどうなるの?

栄養管理

小児神経科の患者さんの中には、経口での食事摂取が難しい人がたくさんおられます。経口摂取が可能であっても、誤嚥のリスクの高い方が多いです。

個々にあった適切な食事介助や経管栄養の手技といった栄養管理は、小児神経科での仕事内容のなかで、最も大切な看護のひとつになってきます。

経口摂取者の看護としては、安全に配慮した誤嚥リスクが最小限になるようなポジションや、食事に必要な道具、食事形態などを、栄養士や言語療法士、作業療法士など専門分野のスタッフと相談しながら決めていくことが必要になります。

胃瘻挿入者のケアとしては、胃瘻挿入部の皮膚の観察と処置、注入食の注入、胃瘻チューブ交換時の医師の補助。経鼻注入者のケアでは、安全に配慮した経鼻チューブの挿入が大切な手技となります。

呼吸管理

呼吸管理も小児神経科では外すことのできない大切な看護です。自発呼吸が難しく呼吸器を装着している方も多いです。

パルスオキシメーターの装着とSpo2管理、必要時の酸素投与、ポジショニングの工夫や吸引による喀痰除去、エアウェイの挿入、人口呼吸器の管理といった看護技術がとても大切になってきます。

ポジショニング

小児神経科では、自分では上手く身体が動かせない方がほとんどです。痛みがあっても、痒みがあっても、不快感があっても、本人達ではどうすることもできません。

安全で快適なポジショニングの確保をすることが、看護師の仕事内容にも取り込まれてきます。個々により身体の状態は様々ですので、理学療法士と相談しながら、適切なポジションが保てるよう工夫していきます。

もちろん、褥瘡予防のためにも、定期的な体位変換もとても重要になってきます。

日常生活援助

自分の身体を動かす事もままならない方達が多いなかでは、必然的に日常生活援助が日々の仕事内容の多くの部分を占めてきます。

洗面や歯みがき、排泄介助や入浴介助、移動介助などです。これらの日常生活援助を、先に述べました呼吸管理や安楽なポジションに留意しながら実施していくことが大切です。

小児神経科 看護師の仕事内容を疾患別に見るとどうなるの?

脳性麻痺の患者さんの場合の仕事内容

運動・姿勢障害に加え、精神遅滞やてんかん発作などの症状が見られる事も多いですので、生活面全域にわたっての援助が必要です。

それに加え、理学療法や作業療法、言語療法といった訓練も必ず必要になってきますので、他職種との連携を測りながらの総合的な看護が求められます。

筋ジストロフィーの患者さんの場合の仕事内容

筋肉の強直や萎縮に加え、多臓器にわたり障害があらわれてきます。呼吸不全や心不全が合併症として見られますので、呼吸管理はとても重要です。

筋ジストロフィーの患者さんにとっても、毎日のリハビリテーションはとても大切なことですので、訓練を続けるための精神的・身体的援助が必要になってきます。

てんかん発作のある患者さんの場合の仕事内容

脳性麻痺の患者さんは、運動麻痺に加え、てんかん発作を伴うことがよくあります。

発作への対応は小児神経科の看護において大きな項目です。

発作の継続時間、四肢の状態や顔つき、眼球の位置、意識の有無、誘発因子の有無なとを観察します。気道確保や酸素状態のチェックと改善、薬剤投与が必要になってくることもあります。

まとめ

いかがでしたか? 

小児神経科の看護師の仕事内容として要求されるものは広範囲に広がります。全体的な看護技術と生活全般においての日常生活援助、また、子供達の療育面への関わりもはずすことはできません。

そのためか、小児神経科の仕事のイメージは「キツイ」「体力勝負」といったものであることが多いかと思います。

確かそうかもしれません。しかし、小児神経科ではあらゆる看護技術の習得、実践が可能ですし、看護技術だけでなく、日々の生活援助に深く関わっていく必要があるため、看護師と患者さんとの距離が近く、業務的な看護処置だけに追われる、というようなことがありません。

子供達の成長が感じられる事も、とても感慨深くやりがいがあります。

忙しさだけでなく、とても暖かみのある優しい仕事が小児神経科では実践できます。

看護師が患者さんに癒されることも多いでしょう。転職を考えていらっしゃるのなら、一度この温かい小児神経科に来てみませんか?

他の診療科では得られない充実感が味わえるのではないかと思います。

とはいっても、小児神経科の専門病院や、併設する病院は決して多くはありませんので、自分で探すには難しいと思われるかもしれません。

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