小児神経科の看護師はどんな理由で辞めるの?転職時はどんなことに注意が必要なの?

小児神経科の看護師はどんな理由で辞めるの?転職時はどんなことに注意が必要なの?

看護師の転職理由によく挙げられるのは、人間関係からくる問題や、処遇への不満、忙しすぎる、といった内容が多いですよね。

では、小児神経科の看護師に限定した場合、退職する時の理由にはどのようなものが挙がってくるのでしょうか。

ここでは、小児神経科からの転職理由の特徴的なものと、転職先を探す時に押さえておきたいポイントをまとめていきます。

転職を考えている小児神経科の看護師のみなさんにとっては、今後の転職活動に役に立つ情報になっていますので、ぜひ一読頂ければ幸いです。

小児神経科の看護師が転職する(辞める)理由は、大きく分けてこの3つ!

実際に小児神経科の看護師が転職を考えるのは、どのような理由からが多いのでしょうか。代表的なものを3つあげてみましょう。

腰を痛めた・・。

これはかなり多い転職理由ではないかと思います。小児神経疾患の患者さんは、重看護・重介護を必要とします。日常生活援助が絶えず必要であり、オムツ交換や体位交換、移動介助の際に腰を痛めてしまうスタッフは多いのです。

まだ小さな子供でしたらそんなに負担もかかりませんが、10代も半ばを過ぎると、体つきは大人と対して変わりありませんからね。

小児神経科での仕事はとても気に入っているのだけれども、自分の体のことを考えると、これ以上続ける事はできない・・といって転職していく看護師は、少なくないのです。

患者さんとの距離が近すぎて割り切れない・・。

小児神経科では、看護師と患者さんとの距離がとても近いです。入院期間が長期に及ぶので、患者さんが回転していかない、つまり、一人の患者さんとの付き合いが何年にも及ぶ、という事に関係しているのだと思います。

看護の仕事は、職業としてやっているものです。仕事という認識からくる「客観性」というものが看護には必要なのだと思います。言ってみれば「割り切り感」ですかね。

小児神経科では、この「割り切り感」の維持がとても難しいのです。援助として患者さんの人生の核の部分まで踏み込んでいく必要があるからでしょうか。どうしても「主観的」な「感情的」な立場をとってしまいがちです。

「客観性」が抜け落ちてしまった看護では、気がつくとその患者さんに、何かしらの歪みがみられていたりします。そんな事に気付いた時に感じるのは、罪悪感にも似た、重たいものです。

「小児神経科の看護師が退職する時のお話」にでてくる結子も、そんな罪悪感を感じていました。それ故に、結婚を一つの切っ掛けとして、退職に踏み切ったのですね。

責任の重さにストレスを感じて・・。

小児神経科での看護師の仕事内容は多岐にわたります。医療提供はもちろんですが、療育面への関わり、教育的関わりも大切な看護の仕事になってきます。

患者さんである子が進路を決定しなければならない年齢になった時、家族や他の専門職の人と一緒に情報収集しながら今後の事を決めて行くことになります。

もちろん患者さんの意志を尊重していくわけですが、意志を表明できる人は多数派ではありません。意志が表明できたとしても、社会をより知っている大人達が、良い道への道しるべを示してあげる必要性もあります。

障害を抱えて生きていく一人の人の人生が、より豊かな暖かいものとなるように、大切な決断をする手助けをするのです。

人生の大きな分かれ道の前で立ち止まった人がどの道へ行くべきか、それを導きだす必要に迫られるというのは、ちょっと責任が重すぎると感じたとしても仕方がありません。その重圧感にストレスを持ってしまう看護師も多いです。

これは同時に、小児神経科の看護師の大きなやりがいと言えるのですけれどね。やりがいとストレスとの表裏一体な関係を、看護師自らがどう受け止めていくかということです。

小児神経科の看護師が転職する場合、どんなことに注意すればいいの?

さて、小児神経科の看護師が転職する場合の3つの特徴的な理由をあげましたが、では、実際にそういった理由から小児神経科から転職する場合、どのような転職先が良い選択肢となり得るのでしょうか。少しここで検討していってみましょう。

腰が慢性的に痛い・・。の場合

腰痛が転職理由の場合、とにかく腰への負担の少ない転職先を探すべきですよね。

小児神経科から小児神経科へ転職する場合

小児神経科から同じ科への転職の場合は、小児神経科外来への転職が一番ではないかと思います。病棟では、たとえ対象児童の年齢層が低い所であっても、腰への負担はかかってしまいます。泣き止まない子をしばらく抱っこしているだけでも、腰はかなり痛みますものね。

やはり外来で、生活介助をせずにいられる環境を守って仕事をする方が、今後のためにも良いのではないでしょうか。様子を見て腰の具合がよくなれば、病棟へ戻る選択肢も出てくるでしょうし、無理は禁物です。

小児神経科から違う診療科や分野に転職する場合

この場合、ADLの高い患者さんの多い場所を選ぶ必要がありますから、基本的には病棟勤務よりも外来やクリニック勤務を選択する方が良いと思います。勤務時間もその方が短くなりますから、体への負担はその分減りますものね。

その他、一般企業の医務室で働く産業看護師という選択肢もありではないでしょうか。病棟勤務から比べると異色の職場ですが、一般企業で働くというのも、一つの経験として悪くないと思いますよ。

患者さんとの距離が近すぎて割り切れない・・。の場合

患者さんとの距離が近すぎて割り切れない、という転職理由が発生してしまうのは、患者さんとの距離感に問題があるからですよね。ということで、患者さんとの関わりが短い場所を探してみましょう。

小児神経科から小児神経科へ転職する場合

この場合でも、小児神経科外来への転職が一番でしょうね。外来で出会うのみの関係でしたら、あまり患者さんに感情移入することもなく、仕事としての割り切りを持って関わっていけるのではないでしょうか。

小児神経科から違う診療科や分野に転職する場合

感情移入しやすいタイプの看護師であれば、手術室看護師は一つのよい選択肢ではないでしょうか。手術前後と手術中のみの関わりですし、手術室看護師に求められるものは明確で割り切りやすいと思います。

私の知り合いの看護師は、患者さんに対して溢れてくる個人的な感情に苦しくなり、手術室看護師に転職しました。よい選択だったと言っています。

あとは産科も良いかもしれませんね。回転が早いですし、基本的に健康な人を対象にしますから、感情移入から生まれる近すぎる距離感は発生し難いのではないでしょうか。

避けておきたいのは、精神科病棟や認知症治療病棟、療養型の入院施設です。これらの病棟では、患者さんとの関わりは、またしても長期に及びます。看護師と患者さんとの距離を保つことに、また苦労を強いられることになるかもしれませんよ。

責任の重さにストレスを感じて・・。の場合

責任の重さにストレスを感じてしまったの場合の転職では、どんなことに注意して新しい職場を探せばよいのでしょうか?

小児神経科から小児神経科へ転職する場合

小児神経科から離れたくないのであれば、やはり小児神経科外来への転職が妥当ではないでしょうか。

外来では「医師の補助」としての看護師の役割が強いですから、病棟で求められるような、患者さんとの深い関わりからは距離を保って仕事をすることができると思います。

小児神経科から違う診療科や分野に転職する場合

小児神経科以外の分野へ行く場合でしたら、高齢者福祉施設はどうでしょうか。小児のように、これから人生の道を切り開いていく人達とは違い、どちらかといえば、これからはゆっくりと時間を過ごしていこうとされている方の多い高齢者。彼らとの関わりは、小児とは違う安心感があると思います。

また、「患者さんとの距離が近すぎて割り切れない場合」でも挙げましたが、手術室や産科病棟も、看護師に求められる役割は明確であり、関わる時間も短いですから、責任の重さにストレスを感じてしまったの場合の転職においても、よい選択肢となり得ると思います。

まとめ

小児神経科からの転職を考えている看護師のみなさん。今抱えている問題を解決できる転職先は、必ずあります。ここでまとめた転職先のチェックポイントに留意しながら、新しい職場探しをしてみて下さいね。

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