循環器内科の新卒看護師が転職したい(辞めたい)理由って何?転職するなら注意点はあるの?

循環器内科の新卒看護師が転職したい(辞めたい)理由って何?転職するなら注意点はあるの?

念願の看護師になれた喜びを感じながら毎日が新鮮な気持ちだと思っていたけれど、いざ看護師として働き始めてみるとつまずくことってたくさんありますよね。

循環器内科で働いている新卒看護師が転職したい(辞めたい)と思うにはどんな理由があるのでしょうか?

循環器内科の新卒看護師が転職したい(辞めたい)と感じる3つの理由

新卒の看護師が循環器内科で働いたとき、転職したい(辞めたい)という理由にはどんなものがあるのでしょうか?

働き始めてからの理想と現実のギャップが辛い

学生の頃の実習は一人の学生に対し一人の患者さんだったので、看護計画や病態のことなどじっくりと考えることができていたと思います。

国家試験に合格し、看護師として働き始めるとそういうわけにはいきません。学生が行っていた実習は看護師の仕事のごく一部しか関わっていなかったのですから、仕事量の違いや観察するポイントなど今までと視野が大きく異なってくるのが現実です。

憧れの看護師に慣れたのだから頑張るぞ!という気持ちで最初のうちは仕事に励むことができるのですが、気持ちで仕事はカバーできないのです。

担当する仕事量が多くなってくると「するべきことが覚えられない」「しなくてはいけないことを忘れてしまう」など初歩的ミスが多くなります。

一つの仕事に集中すると他の仕事をおろそかにしてしまいがちになりますよね。

命に大きく関わりのないことならまだ救われるのですが、循環器内科では心臓という命に直結しやすい分野であるためちょっとしたミスが命取りになる場合があるので注意が必要です。

さばき切れない仕事量に「こんなはずじゃなかった」「仕事が覚えられなくて辛い」と感じる新卒看護師は多くいるのです。

ですが先輩からすると新卒看護師の仕事はまだ知識と看護がつながっていないように感じていましたよね。

患者さんにとってこの点滴をする意味はなんなのか?効果を感じるために観察するべきポイントは何であるのか?病気は治ってきているのか?

先輩は新卒看護師がそこまで観察できることを期待して一人に任せていても、新卒看護師はできていないことが多いです。

先輩が求めている仕事の内容に新卒看護師が応じることができないと「この子はできない子」「仕事を安心して任せられない」という印象を与えてしまいます

新卒なので最初から何もかもできるわけではないのですが、自分では仕事ができていると思うところがあっても先輩看護師から求められる期待に応えられてないと感じると「私は仕事ができない」「患者さんを看ることに自信をなくしてしまう」と仕事への自信が徐々になくなり、辞めたい理由へとつながっていってしまうのです。

コミュニケーションスキルも同様です。自分では患者さんに説明したつもり、自分の看護はできているつもりでも先輩と比べるとコミュニケーションの質に差がでてきます。

看護師としてはまだ数か月なのですからベテランの先輩のような的確な説明力や、次の看護につながるようなコミュニケーションスキルを身に着けられているはずはないのです。

学生の時のようにじっくりと話を聞いて対応するという達成感は、忙しく働く循環器内科ではなかなか難しいことなのです。

自分がしたい看護がなかなかできないという現実にこれでいいのかな?と思ってしまい、自分には循環器内科は合わないのかもしれないと感じるようになるのかもしれません。

人間関係が辛く相談しにくい

まず悩むのがプリセプターさんとの関係です。誰だって相性はあると思うのですが新卒の成長にはプリセプターとの相性や指導のペースはけっこう重要なんです。

先輩が新卒看護師に「これくらいはできるでしょう」というのは「これくらいはできていてほしい」という思いの表れです。

循環器内科では心臓だけでなく他の疾患とも複雑に絡み合っているため、他の診療科よりも勉強することも多く指導に力が入りやすいです。

急変が起こると新卒であっても一人の看護師として加わることが多いので、求められることも多く、早く一人前に育ってほしいと指導のペースも早いように思います。

先輩は仕事を効率よく行うことや、看護の質をわかってもらおうと指導を行っていても、新卒看護師にとっては指導というより怒られている様に感じてしまい自分を責めるようになります。

新卒だから頑張らないと行けないという気持ちで、先輩に本音を言うことができず、仕事を自分で抱えてしまいがちになります。

全部自分で何とかしようと考え「ヘルプの声が出せない」「弱音や本音が吐き出しにくい」人間関係になってしまっているのです。

循環器内科では仕事が多重業務になりやすく、スピード感もあるためヘルプの声が出せないと患者さんを待たせてしまったり、思わぬミスや事故につながる可能性があり危険です。

新卒にとってプリセプターというのは一番の相談相手であってほしいのですが、なかなか思いを打ち明けられない新卒看護師と、それに気が付かない先輩との関係では新卒看護師は誰にも相談できず辞めたいという気持ちにますますなってしまうでしょう。

もう一つは新卒同志の関係です。自分と同じ立場なので一番理解し合える関係なのですが実は一番比較しやすい対象となってしまうため、どうしても自分の仕事の出来具合と他の同僚の仕事の出来具合を比べてしまうのです。

比べても落ち込まなければいいのですが、気持ちが弱っている時に同期が仕事を生き生きしているのを見ると「自分はどうしてできないんだろう」と感じるシーンがでてきます。

また、同じように仕事をしていても指導の仕方に差があるなと感じてしまうのです。新卒の同僚は仲間でありライバルでもあるといったところでしょうか。

先輩たちも実は新卒同士の成長具合を見比べているところがあるので、引け目を感じるとますます自信を無くしてしまう要因ともなり、同僚ですら思いを打ち解けられず、仕事を続けるのが辛いと感じやすいのです。

忙しいのが辛い

循環器内科は忙しい病棟と言われます。急性期、慢性期が混在し、患者さんの回転も早く何かとスタッフはバタバタと動いている雰囲気です。

働き始めは慣れないことが多いので指導もゆっくりですが、だんだんと任せられる仕事の量が増えてきます。先輩看護師達にとってはこなせて当たり前の仕事量だったりするのですが新卒の看護師にはまだ追いついていないことが多くあるのです。

今ですら自分の仕事の量は手いっぱいだと思い知らされたのに、独り立ちになると患者さんの数が増えたり、もう少し重症の患者さんを受け持つことになると考えるとこの先やっていけるのだろうか?と循環器内科で続けて働いていくことに自信を無くしてしまいます。

また、忙しいと辛くなってくるのが残業時間です。できるだけ残業はしないでおきたいのですが、新卒は記録を書くのに時間がかかるのと、最後に今日の振り返りとして指導者さんと話す時間があります。

熱心な指導者さんほど話が長くなったりして新卒をどんどん疲れさせていることがあるのです。

やっと一日の業務が終わったと思ったら今日の振り返りをしなくてはいけなくて、さらに明日の準備やまだ経験してない技術のまとめなど家に帰ってからも新卒はやることがたくさんあるのです。

毎日そんなことを繰り返していると、疲労がたまったまま出勤することになり、疲れているとミスも起こりやすく仕事の効率が上がらないなど支障が出てきやすいです。

しまいには体調を崩してしまうとそれをきっかけに「仕事に行くのが嫌だ」「このまま休みたい」など転職や辞めたい気持ちがでてきてしまうのです。

循環器内科の新卒看護師が転職する場合どんなところに気をつけたらいいの?

新卒だけれど今の職場から転職したいなと思い始めたら、転職のポイントについて知っておきたいですよね。どんなところに注意したらよいのでしょうか?

働き始めてからの理想と現実のギャップが辛い

働き始めてからの理想と現実のギャップが辛いと感じるあなたが転職するなら何をポイントにすればいいでしょうか?

循環器内科から循環器内科へ転職する場合

循環器内科でまだ頑張ってみたいと思ったら転職のポイントは循環器内科でも規模の大きくない病院を選ぶことです。

循環器内科といっても大きな総合病院では超急性期の患者さんも多く、患者さんの様態の変化が早かったり、患者さんの人数も多くなりがちで一人当たりの仕事の量が多くなる可能性があります。

それだけ求められるものも新卒に対しても大きくなり、勉強することも多いでしょう。求められる自分と、応えられない自分に大きくギャップを感じてしまいがちです。

規模の小さめな循環器内科であれば患者さんの人数も少なく、慢性期で治療の経過が緩やかな患者さんが多いので比較的第二新卒にとっては学びやすいという環境にあると思います。

するべきことが多く仕事が覚えられない、やるべきことが滞ってしまうなどの新卒にありがちな悩みは避けられる可能性があります。

落ち着いた職場環境であれば「知識と看護がつながっていない」という部分も自分のペースで進めることができるのではないでしょうか?

ただ、循環器内科としては患者さんの病気の種類や看護度が狭くなる可能性があるので、もし循環器内科でもっといろんな病気の患者さんや重症度の高い人を看てみたいという余裕が出てきたらその時はまた改めてステップアップとしての転職を考える必要がありそうです。

循環器内科から違う診療科や分野に転職する場合

ギャップを感じる理由にそもそも循環器内科は合わないと感じてしまった場合は違う診療科を検討する必要があります。

自分が考える看護師の理想や働き方についてもう一度整理してみましょう

新卒看護師にとって理想の看護はコミュニケーションがゆっくりとれる職場=比較的忙しくないところとかが適しているのかもしれません。

患者さんとのコミュケーションをとりながら必要な看護を学んでいきたと感じた方には循環器内科のような忙しいところでは仕事にやりがいを感じにくいでしょう。

同じ内科でも急性期が比較的少なく、患者さんの変化が緩やかなところではコミュケーションを今までよりもとることができ、患者さんの看護を丁寧に対応できるかもしれません。

指導が必要な糖尿病患者さんの多い内分泌内科や、栄養指導や水分管理、体重管理の必要な腎臓内科であれば、指導というコミュケーションを大切にする看護にやりがいをみつけられるのではないでしょうか。

転職の際第二新卒であると「この子は転職後、希望の職場でないと感じたらまた辞めてしまうのではないだろうか?」と面接で良い印象を受けてくれないかもしれないと心配かもしれませんが「実際看護師として働いてみて、自分はこういう看護がしたいと思った、だからこの分野を選び学んでいきたいと思った」と、はっきりビジョンがあり前向きな転職であれば転職先も「経験は浅いけど頑張ってほしいな」と思いが伝わりやすいと思いますよ。

人間関係が辛く相談しにくい

人間関係で悩んだ末に転職したいと思ったら転職先には伝え方も大事になってきます。どんなところに注意して転職を考えたらいいのでしょうか?

循環器内科から循環器内科へ転職する場合

「人間関係がちょっと・・」と人間関係が理由で転職したいと思ったと転職先に伝えると、「この子はコミュケーションがうまく取れない子なのかな?」とか「周りとの協調性がとれないのかな?」と誤解を招かれがちです。

たとえ気の合わない先輩や意地悪な先輩がいたとしても病院で起こった経験をそのまま伝えるのはあまりいい印象ではありません

同じ循環器内科でも人間関係の良好なところでは、仕事の忙しさや辛さを共有することができて、新卒が抱える問題を軽減することができると思います。なので人間関係は転職する際チェックしておきたいですよね。

選ぶポイントはまずプリセプターにあります。プリセプターはどんな人ですか?優しい人がいいです!という希望はなかなか伝えずらいと思うのですが、できるだけプリセプターの経験がしっかりしている指導者がいるところがいいです。

循環器内科の看護師としては仕事ができている立場でも、指導する立場として経験が浅いと、人に教えるのは自分も初めてだからどういうペースで教育を進めていったらいいのかつかめない・・・と一方通行な指導になりがちになってしまいます。

同じプリセプターでもプリセプター経験があるかないかでも新卒の指導に差が出てきてくる場合があるのです。

プリセプターは循環器内科継続年数が最低でも3年であれば任されていることが多いです。更に言えば5年以上であればプリセプターとして指導の経験を重ねフォローが上手だったりします。

経験年数の浅い看護師がたくさんいるところでは、循環器内科のような忙しい病棟では自分の仕事に精いっぱいで人に教えられる余裕がいばかりか、プリセプターの経験も未熟な可能性がありますので、スタッフの年齢層や継続年数の確認をしてみるとよいでしょう。

循環器内科から違う診療科や分野に転職する場合

人間関係で悩んで他の診療科を転職先で選ぶ場合は診療科の特徴や雰囲気を前もってリサーチしておきましょう。

手術が多くバタバタしがちなところや、重症の患者さんが多い救急やICUなどは循環器内科と同様忙しくなりがちで、シャキシャキ働いてる看護師が多いと思います。

物事をはっきり言うスタッフがいる可能性も高く、どちらかというと人間関係を重視する新卒の転職にはあまり向いていません

忙しい職場ではこちらが話しかけても「今忙しいから」とか「処置があるからちょっと待ってて」と後回しにされることもあるので、わからないことが多い新人がスタッフとコミュニケーションが取れないとどうしたらいいのか悩んでしまいますよね。

慢性期の病棟のように患者さんの経過がゆっくりだと先輩スタッフも仕事をいったん止めて、新人の声を受け入れやすい環境にあり人間関係も構築されやすいかもしれません。

あまり異動のない病院だったり、長く働いている方が多い職場はどうでしょうか?一見「長く働けるようないいところなのかな?」と思いがちですが、スタッフがすでに固定されていて人間関係がすでに構築されているため、新しい人がなかなか溶け込みにくいという面もあります。

その場合新卒や第二新卒を多くの人数受け入れていない可能性があるので、新卒や第二新卒の受け入れ人数なども参考に聞いておくといいかもしれません。

忙しいのが辛い

忙しいのが辛くて転職したい(辞めたい)と思った時の転職のポイントは何でしょうか?

循環器内科から循環器内科へ転職する場合

循環器内科で働きたいと思っている以上「忙しくて辛い」という問題はなかなか避けられない試練です。ベテランであっても忙しいのは辛いのですから転職する際にもある程度は覚悟しておく必要があります。

新卒の場合忙しくて辛いという中身には「循環器内科独特の忙しさが辛い」場合と「循環器の雰囲気は嫌いじゃないけれど新卒の自分の仕事量や指導のペースが追いつかず、忙しくなり辛い」とあると思います。

後者であれば同じ循環器内科に転職するならポイントは新卒の教育プログラムの計画を参考に聞いてみましょう。

同じ循環器内科でも病院によって独り立ちの時期や夜勤入りの時期、取得してほしい技術のペースなど微妙に違ってきます。早く独り立ちしてほしい、即戦力として夜勤も早く入ってほしいというところでは指導のスピードも速く、新人は知識や技術を学んでいく時間が限られてしまいます

そうなると勉強することや覚えることも多く、「忙しくて辛い」と感じやすくなるのです。

循環器内科でも新人の独り立ちまでの期間が長めに設定してあると、仕事にある程度ゆとりをもって取り組むことができるので、勉強することは多いけれどやりがいはあると感じることができるかもしれません。

新人の教育計画や、夜勤の入る時期、夜勤の回数など具体的な取り組みを聞いてみましょう。

循環器内科から違う診療科や分野に転職する場合

循環器内科の独特な忙しさが苦手と感じたら他の診療科を選ぶ必要がありますが、他の職場に転職したとしてもすぐに忙しさが解決するわけではありません。

新しい職場に溶け込むのに一から人間関係を築かなければならないですし、まだ経験の浅い第二新卒者なのでどこへ転職しても最初は覚えることや勉強することが多いのは変わりないでしょう。

実際働いてた期間があると、自分が興味のある診療科であったり、こんな看護が自分には向いているのではないか?というビジョンが少し見えてきませんでしたか?

転職の際には「忙しくない所」の条件だけで選ぶのではなく、自分の勉強したい診療科は何か、行いたい看護はなにかという所から絞ってみてください。

心臓血管外科や救急外来、ICUなどは興味があっても循環器内科の様に患者さんの変化が早く似たような雰囲気がありますので忙しくなる可能性が高いです。

神経内科や脳外科などはADLの自立度も低く介助することが多いので忙しさを感じやすく、いきなり意識がなくなったり麻痺がおこったりと急変に遭遇する率は高くなり忙しくなりやすいです。

興味はあっても診療科の特徴を理解しながら選ばないと同じような忙しい環境になります。病棟の雰囲気をつかんでおくのに見学は積極的に行うのがいいと思います。

忙しさから逃れようとデイサービスなどの介護施設に転職の目を向けるのもいいですが、介護施設は看護師の常駐人数が少ないため利用者さんに何か起こった時には自分一人で対応しなければならないこともあり、経験の乏しい第二新卒者では判断力に困ることがあります。相談できる相手もおらずプレッシャーを感じることが多くなるので避けたほうが無難です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?実際働いてみるとうまくいかないことに辛くなってくることがあると思います。

「新卒なのに転職なんてしていいのだろうか?」とか「一年は頑張れば報われるではないのか?」など新卒の看護師は今の職場で我慢しがちになり、しまいには看護師を辞めてしまいたいとまで思ってしまう人もいるかもしれません。

せっかく看護師に慣れたのに数か月の経験で今までの努力が無駄になってしまうなんて悲しいですよね。

最初に就職したところが看護師の世界全てではないので「ここで働くのは辛い」と感じ始めたら思い切って転職することも考えてみてください。

でも転職ってどうしたらいいのかわからないし、次の転職先も同じような職場だったらどうしようと不安になったり慎重になるけれど、一人では病院選びの方も迷ってしまいますよね。

そんな時は転職に強い転職コンサルタントにぜひ相談してみてください。転職のアドバイス経験が豊富ですので、新卒であってもあなたの希望に合った職場探しを一緒にしてくれますよ。

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