手術室看護師のやりがいは、緊張感やストレスの裏側にたくさんのご褒美がある事!

手術室看護師のやりがいは、緊張感やストレスの裏側にたくさんのご褒美がある事!

手術室看護師として勤務していた期間は後で思い出すと楽しかった事ばかりで、嫌な事が何一つなかったような気分になります。

ただ、なぜ楽しかったのだろう?なぜ嫌な事が一つも思い出せないくらいの印象だったのだろう?と考えた時に、すごく大きなやりがいを感じさせてくれていたからではないだろうか?と気がつきました。

では、どんなやりがいを感じながら毎日働いていたのだろう?と考えてみました。ん?やりがい?手術室看護師としてのやりがいって…。

毎日毎日、怒鳴られたり、ひどい時には器械が私めがけて飛んできた事もあったなぁ…。忙し過ぎて、自分が干からびてきた。って思うまで何時間も動き続けた時もあった。でも、不思議と嫌な思い出として認識していない。

その理由は、きっとそういう一見、辛く見える経験から私はたくさんの事を教えてもらって自分のものにできたからではないだろうか?

毎日、怒られるかも、と不安感や恐怖感、ストレスと戦いながら手術に臨み、その結果たくさんの知識や経験というご褒美として今現在も生かせる貴重な物になっているからだ。と確信しました。

手術室看護師としてのやりがいが、少しでも伝わればと思い、私が感じている事を幾つか紹介したいと思います。

手術室看護師のやりがいは、今後のキャリアに必ず生かせる経験が積める事

私が手術室看護師だった時に良く言われていたのが、手術室に長くいると潰しが利かなくなってしまう。というアドバイスでした。

確かに直接、患者さんと関わる時間は短いですし、器械の名前を幾ら完璧に覚えていたとしても、外来や救急部門ならともかく、一般病棟で役に立つ場面は、ほぼ皆無です。

さらに、一般病棟では死活問題とも言えるルートキープや採血は、手術室では採血を行う機会など滅多にありません。ましてや日常生活援助などに関する技術は絶対にありません。

ですから、手術室看護に対してのイメージとしては、基本的な看護技術に関しての経験が全く積むことができない職場としての認識が浸透している状態です。

実際に私も手術室勤務中は、常にその不安がつきまとっていて、いつ辞めよう。いつ異動希望を出そう。そればかりを考えていた時期がありました。

ですが、すぐに辞めたり異動を希望しなかったのには理由がありました。どんな理由だったのかと言えば、言葉にはできない何とも言えないやりがいを感じていたからです。

その時には言葉にできない、何とも言えないという漠然としたやりがいでしたが、手術室を出て、一般病棟で勤務するようになって、その言葉にならなかったやりがいの正体がわかってきました。

その正体は知識欲のようなものだったのだろうと思います。手術室は閉鎖された部門です。

そこで勤務するスタッフしか見たり聞いたり、知る事が出来ない現実が溢れています

そんなレアで新鮮な情報や知識に直に触れる事ができるという魅力が手術室看護にはありました。しかも、大きな責任とプレッシャー、不安や恐怖などに打ち勝った後に、手に入れられる物でした。

そうやって手に入れた情報や知識は、意外なほどに病棟勤務する中で役に立つという事がわかりました。些細な事ばかりですが、たくさんありすぎました。

例えば、剃毛が必要な患者さん、手術時の術野や操作がわかっていれば、何度も医師に確認する必要なくこの範囲を行えば良いと簡単に想像できます。

また、逆に術後の処置の際にもややこしい指示を出してくる医師がいたりします。でも、手術の過程であったり操作を想像する事が出来れば処置の意味も理解でき、医師の指示がスムーズに入ってきたりします。

一般病棟で必要とされる基本的な看護技術は、すぐに思い出したり覚え直したりできる物です。

しかし、手術室で見たり聞いたり体験した事は、体験した人にしか得られないとっても貴重なものです。

今後のキャリアにも十分生かせる経験だという事を理解した上で手術室看護に携わっていられたら、私もきっともっと多くの知識や経験を得て、もっと大きなやりがいを感じられていたのに…と思う事があります。

手術室看護師のやりがいは、短時間で完結する事で積み上げていける経験値

この感覚は外科系病棟だったり救急病棟などの勤務の方には何となく理解してもらえる感覚なのではないかと思います。

手術室看護は、どんなに長くても、その患者さんへの看護は術前訪問からカウントして2〜3日。

短い方だと、数分という事も珍しくありません。大概は数時間内に完結してしまう短期集中型の看護です。

私は、延々と終わりが見えない事にコツコツと関わっていくのがとても苦手でした。数週間、数ヶ月というスパンで前に進んでいるのか、それとも後戻りしているのか分からない状況なんて最悪!と思っていました。

その点、手術室看護は短時間取り組めば良い事で目標や目的もハッキリしていて見つけやすいため、目標や目的に向かって集中しやすい状況です。

さらに、短時間で結果が出るため、過程もわかりやすく評価もしやすいのです。そういう一連の過程をたくさん積み重ねる事で、自分の中の経験値がわかりやすく上がっていくわけです。

逆に一般病棟で、先が見えない患者さんを担当している時に感じるやるせなさは、看護の向かう先も見失ってしまいがちでモヤモヤとしたまま不完全燃焼のような感じで自分自身も疲弊してしまいます。

そういう意味でも手術室看護師の良いところ、というか、やりがいのような物は、良くも悪くも自分が行った看護の評価がきちんとできる事で、一つ一つ仕事を完結させ経験値を積み重ねていける実感が大きいところかもしれません。

手術室看護師のやりがいは、上手く波に乗れた時の達成感

やはり、何と言っても手術室看護師のやりがいと言えば、切った張ったの場面に参加できる事ではないでしょうか?と言うと、何だかすごく軽い気持ちで携わっているように思われるかもしれませんが…。

でも、手術室特有の軽さというかリズム感のようなものは常にあったように思います。独特な流れや波のようなものが存在していて、上手くその流れや波に乗れなければならないような感覚です。

手術は一歩間違えば即患者さんの命を奪ってしまうような行為でもあります。ですから、緊張感が常につきまとうのは、ある意味当然の事です。

しかし、緊張感だけでは最善の仕事ができないのが人間でもあります。ドラマなどでも、執刀医が好きな音楽を流しながら手術を行ったりする場面はよく目にすると思います。

でも実は、好きな音楽など比較にならないほど、執刀医が気持ち良く手術に取り組めるか否かは、周囲の介助を行う者たちと息が合っているか?にかかる事の方が割合としては圧倒的に高いのです。

アレが欲しい、器械の名前がスムーズに出てこない。で「アレ」と言った時にスムーズに欲しかった器械が出てくると執刀医の気分は上がります。

術野が見えにくくてライトの角度を合わせたい時に、痒いところに手がとどくかのようにピタリと焦点を合わせてくれると、それも執刀医の気分を上げる事に繋がります。

手術室の波や流れの元、それは執刀医の気分なのかも知れません。上機嫌な時、不機嫌な時、慌てている時、元気がない時、などのどんな場面に合わせて、いかに執刀医に上手く手術を行わせるか?

それは意外と看護師にかかっている部分も大きくあります。

直接、患者さんに対する場面が少ない代わりに、もっと厄介な医師が対象者であるため、緊張感やストレスは多分ケタ違いだと思います。

ただ、その緊張感やストレスの果てに、上手く波に乗り切れた時の達成感もケタ違いです。

そんな感覚は手術室看護師ならではの、やりがいと言えるのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

少しは、手術室看護師としてのやりがいを感じたり、共感してもらえたりする部分はありましたでしょうか?

手術室に患者さんはいます。何も言えず何もできない、正にまな板の上の鯉状態の患者さんにとって利益となる事を提供できるように働けたと実感できた時が結局のところ一番やりがいを感じられる時なのかもしれません。

もちろん、その過程の中で自分自身の知識となったり貴重な経験となったりする事がとても多くある、手術室はそんな場所なんだ。という事を少しでも感じていただけたなら幸いです。

手術室勤務には興味があるけど、どうやったら手術室で勤務できるのか?また、閉鎖的な部門であるために、なかなか情報収集ができなくてよくわからない。

などなど、手術室勤務を希望される場合は、個人的な情報収集では十分な情報を得る事が非常に難しい分野だと思われた方が良いと思います。

また、手術室で働きたくて転職したのに結局激務の一般病棟に配属されてしまって、異動も難しく転職は失敗だった。という事がないように転職サイトを利用されてみてはいかがでしょうか?

専門のコンサルタントがいますので、知りたい情報を提供してくれ、自分の希望に近づけてくれる心強い存在になってくれると思います。

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