看護師から保健師へ!病院の外で働く理想と現実お伝えします!

看護師から保健師へ!病院の外で働く理想と現実お伝えします!

看護師から保健師に転職したいと思っている方のなかには、保健師に転職すれば予防医学を実践できる、夜勤無し、土日休み、定時帰宅、精神的にも体力的にもきつい看護師の仕事から解放されるなどいろいろ理想を抱いている方もいるかもしれません。

実際、私も転職前はいろいろな理想を抱いていました。

では実際に保健師に転職してどうだったか、私の体験をお伝えしたいと思います。

保健師に転職したい理由は?

  1. 予防医療、地域看護学を実践したい
  2. 結婚、出産、育児、介護
  3. 看護師の職場が辛すぎる…

予防医療、地域看護学を実践したい

私はもともと保健師志望で、大学時代の研究室も地域看護学に所属していました。母の友人で保健師をされている方がいて小さいころからよく保健師の仕事の話を聞く機会があり、一般的にはマイナーな職業である保健師がとても身近な職業でした。

そういった背景もあり地域看護学を専攻し、臨床経験を積んでから保健師になろうと思っていました。

大学の同じ専攻の友人の多くは新卒で保健師になった人が多いです。

実際に看護師として働きだして本当に悪化してから受診する患者さんの多さ、知識が無いために治療のタイミングを逃してしまった患者さんを多く見てきました。

もっと早く受診してくれていれば治療の選択肢もあったのに、もっと治療効果も出たのに、ここまで悪化せずとも予防できた病気なのにと歯痒い思いをしました。

看護師経験のある方ならほとんどの方が経験していると思います。

私の場合はもともと保健師志望だったことと、看護師時代の予防医療の重要性を痛感したことからやはり保健師になりたいと思うようになりました。

皆さんの中にも病院で治療を行う現場から、地域で病気を予防する現場で働きたいという理由で転職を希望している方もいらっしゃるかもしれませんね。

看護師から保健師に転職した同僚の中にもその転職理由はよく耳にしました。

結婚、出産、育児、介護

看護師の勤務形態は夜勤があるところはほとんどが2交替制かと思います。

深夜帯の出勤や準夜帯の退社時が真夜中になるので犯罪に巻き込まれることを懸念して3交替勤務の病院は減りつつあります。

ただし2交替になるとその分勤務時間が長くなるので家庭を持つ看護師はなかなか勤務が難しいと思います。

そうなると日勤帯のみの外来やクリニックで看護師を続けるか、そもそも日勤のみの保健師に転職したいと思う方もいらっしゃるかと思います。

実際私も結婚を機に保健師に転職しましたし、先輩保健師の方はお子さんが小学校に上がるタイミングで保健師に転職されたそうです。

5歳までは院内保育園で長時間保育が可能でしたが、小学校に上がるとそれができない、いわゆる「小1の壁」で育児を理由に転職されたと聞きました。

看護師の職場が辛すぎる…

これも切実な理由だと思います。実際私も結婚を機に保健師に転職しましたが、看護師の職場が辛かったのも理由のひとつです。

勤務年数が3年過ぎたころから、プリセプターや院内委員会、看護研究、学会発表などの業務以外の仕事も増え大変でした。

また職場自体も急患や急変が多くピリピリした空気のなか、女社会独特の陰湿な嫌がらせなどもあり人間関係にも疲れることがありました。

正直、私を含めて看護師の職場が辛すぎて転職したという保健師は結構います。

保健師になったら…理想

私が保健師に転職する前に抱いていた理想です。

  1. 予防医療を実践できる!
  2. 家庭を大切にできる!
  3. 職場環境が良くなりそう!
  4. 雇用条件が良くなるかも…
  5. 普通のOLさんに憧れる

予防医療を実践できる!

看護師時代に歯痒い思いをした分、臨床経験を活かして予防医療を実践できる!病院と地域で暮らす人を繋ぐ橋渡しができる!

家庭を大切にできる!

日勤のみの勤務でカレンダー通りの出勤。

土日やお盆・お正月なども普通に休めて家族と休みを合わせやすくオフの時にゆっくり過ごせそう。

夜勤が無くなるので自分の体調管理もしやすくなりそう。

職場環境が良くなりそう!

命に直結しないので病院のようにピリピリした空気ではなく、精神的にも肉体的にも余裕を持って仕事ができそう。

雇用条件が良くなるかも…

病院と違って大企業や行政などは福利厚生も充実してそう。

普通のOLさんに憧れる

病院という狭い世界の中だけでずっと働いていると息が詰まりそうになることもあります。

看護師だと髪はひとつのまとめ髪、マスクをすることが多いのでメイクは薄化粧、口紅を塗ったらマスクにつくので基本薬用リップ。

電車やバスで一緒になるOLさんは綺麗にメイクしておしゃれしていて、自分の出勤スタイルとは全然違うなぁと思うこともありました。

保健師になったらそういう普通のOLさんのようにできるのでは?

保健師の現実

  1. 予防医療を実践できますが…
  2. オンオフの切り替えが異なる
  3. 職場環境は良くなるケースが多い
  4. 雇用条件は就職先によります
  5. OLさんも大変かも

予防医療を実践できますが…

行政・学校・企業、どこに勤務しても保健師の大きな役割のひとつが予防医療です。

私の場合は企業保健師で特定保健指導を主に行っていたのでまさしく予防医療の現場でした。

勤務しだしてもちろん実際に受診勧奨がうまくいき早期発見・早期治療に繋がったこともあります。

ただ動機づけ支援レベルだと、対象者さんの行動変容を促すのが本当に難しいです。

今現在特に生活に支障を感じていなくて、数値も際立って高い訳ではないが生活習慣の改善をした方が良い場合など介入が難しいです。

そして3ヶ月の支援期間内に目に見える成果を残すことは難しいです。

予防医療の現場では対象者さんの意識改革、意欲の継続が重要で、保健師それぞれの手腕が問われます。

私もまだまだ力不足で、経験とともにカウンセリング力など技術向上もしなければならないと思います。

オンオフの切り替えが異なる

保健師の仕事は対象者さんを継続して見ていくものです。

特定保健指導などは3ヶ月や6ヶ月スパンですが、企業内診療所などは特に対象者さんとの関係が継続します。

仕事をある程度自分のペースでできるメリットもありますが、継続する仕事なので家に帰ってもつい仕事のことや対象者さんのことを考えてしまい、オンオフがつけにくいです。

看護師時代は勤務時間帯だけで良かったので短期集中で仕事に取り組めました。

自分の仕事を終わらせて帰宅しているのでオフの時は完全に仕事のことを頭から外すことができました。

看護師を続けている友人は、地域の保健師だとずっと仕事のことを考えてしまうから病院の中で完結する看護師の仕事の方が気が楽だという考えの人もいます。

もちろんこのあたりはオンオフの切り替えがうまくできる方は問題ないと思います。

ただ看護師時代と違ってオンオフの切り替えが仕事の出社・退社でできにくく切り替え方が違うと思います。

私はまだまだ保健師として経験が浅いのでついつい帰宅後も仕事のことを考えてしまうことがあります。

職場環境は良くなるケースが多い

もちろん一概には言えませんが、私が以前勤務していた職場は看護師から保健師に転職した同僚が6名いました。話を聞く限り職場環境は改善した方が多いです。

特に急性期の病棟やERなど看護師の中でも比較的きつい職場経験者の人は、張り詰めた緊張から解放されてゆっくり対象者さんと関われるので良かったという方もいました。

少し年配の保健師さんでは体力的に患者さんの移乗介助などがきつくなり保健師に転職したとおっしゃっていました。長年の腰痛が少しずつ楽になってきたそうです。

このように精神的、肉体的にも看護師時代よりは余裕を持って仕事ができるかもしれません。

ただ逆にデスクワークが主になるので、仕事で体を動かさない分自分自身の体力低下などはあるかもしれません。

私は病棟勤務していた時試しに同僚と万歩計をつけて勤務したことがありますが、忙しい日は平均で1万歩にもなっていました。

これだけ仕事で動いていたので急にデスクワークばかりになると戸惑うかもしれません。

そして病棟を走り回っていた頃のような充実感は得にくいかもしれません。

そして職場環境で重要な人間関係ですが、私個人の感想としては保健師になっている方は基本的に聞き上手で穏やかな雰囲気の方が多く女社会には変わりないですが嫌な思いをしたことはありません。

看護師時代はいろいろ経験しましたが、同じ看護職なのにやはり職種によって変わるなぁと思いました。

もちろん私が勤務していた職場が本当に恵まれていたのだとは思います。

雇用条件は就職先によります

現在は病院もコスト削減、人件費削減でなかなか実情は厳しい面があると思います。

一方保健師はどうかというと、もちろん行政保健師などは安定した雇用条件ですし、大企業などの保健師になれれば福利厚生なども充実していると聞きます。

ただ大企業でも保健師は法律で配置義務があるわけではないので、派遣社員や有期社員だったりします。

その場合は福利厚生などは「正社員」に登用時に適応などのケースもあるようです。

OLさんも大変かも

憧れていたOLさんのような出社は最初はとても新鮮でドキドキしました。

しかし実際少し慣れてくるとビジネスマナーを守ったオフィススタイルもなかなか難しいです。

看護師時代はナース服に着替えてしまうので、出勤・退社時の服装に気を遣うことはありませんでした。

そのため私が勤務した職場では面接時にあえてリクルートスーツではなく普段の服装で来てくださいと指示がありました。

看護師から転職する人の中にはビジネスマナーやオフィススタイルが分からず、すごい私服で出社する人もいるらしいです。

企業としては節度を守って欲しいというのもあり、面接時のチェック項目にしていると入社後聞きました。

看護師時代は常にひとつ結びでまとめ髪以外はNG、装飾のついたヘアアクセサリーはNG、身につけるアクセサリーも結婚指輪以外はNGでした。

保健師は普段勤務している際は特に髪型やアクセサリーの制限などはありませんでした。

髪もおろしたままで良かったり、アクセサリーも特に外勤が無い日などは普通にOKでした。

ただし服装にしても髪型にもしても、勤務しにきているので常識の範囲である程度自由にできるということです。

それでも病院のように厳しくはないので通勤スタイルを楽しみたい方は新鮮だと思います。

看護師時代はOLさんがキラキラして見えましたが、実際に自由にどうぞと言われるとオフィススタイル(特に保健師という職業上)は結構難しいです。

看護師時代はある意味ナース服という制服があって楽だったなぁとも思います。

まとめ

いかがでしたか?

看護師から保健師に転職する際に仕事面のことからプライベートな面まで私が経験した限りですが理想と現実をお伝えしました。

看護師から保健師に転職するとなると職場だけでなく職種も変わります。

病院の外に出て働くのは最初とても勇気がいると思います。

私も自分が病院の外で働けるのかな?と働いている自分を想像できませんでした。

また新卒で保健師になった友人はいても、なかなか看護師から保健師になった人は少なく話を聞く機会もありませんでした。

保健師になりたいと思っても漠然とした疑問や不安を抱えていたのを覚えています。

もしあなたがいま足踏みしている状態なら、ぜひ保健師求人に強い看護師転職サイトのスタッフさんに相談してみてください。

看護師から保健師に転職した人の実例を教えてもらえたり、看護師からの転職だからこそ気をつけた方がいいポイントなど教えてくださり、あなたの転職をより良いものに導いてくれると思います。

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