精神科への再就職はブランクのある看護師でも大丈夫??

精神科への再就職はブランクのある看護師でも大丈夫??

ブランクのある看護師が再就職を検討中なら精神科について知ってみても損はない!

ブランクのある看護師にとって、再就職に向かって一歩踏み出すという行為は、ちょっと勇気が必要なことですよね。日進月歩で変化していく医療の世界。そんな所にブランク後に飛び込んでいくことに不安を持つのは当たり前です。

そんな不安だらけのブランク明けの再就職。強い味方になってくれるのは精神科かもしれませんよ。

ブランクのある看護師の再就職先として精神科をお勧めする5つの理由!

精神科のイメージを誰かに尋ねると、だいたいこんな答えが返ってきます。「医療処置が少ない」「ちょっと怖い」「暗い」「難しい」なんだかマイナスなイメージが多いですよね。

精神科病棟に行ったことがあるのは学生時代の実習のみ、という人にとっては、精神科は少し踏み込み難い分野かも知れませんね。

そんなマイナスイメージを持たれがちな精神科ですが、ブランクのある看護師の再就職先としては結構オススメなんですよ。理由は5つ!早速紹介していきますね!

医療技術が少ないので技術面の不安が少し解消される!

ブランクのある看護師にとっての一番の不安は、技術面からくるものではないかと思います。看護技術は繊細な作業であるうえ、技術を提供する相手は病気を抱えた患者さんです。たとえ1年程の短いブランクであったとしても、不安を感じてしまうものですよね。それが数年に渡るブランクであれば尚更です。

精神科で要求される医療技術は基本的なもののみです。採血、筋肉注射、導尿、点滴といったところでしょうか。

それに、基礎的な看護技術を実施する場合であっても、精神科では二人で介助に入ることも多いです。「ブランクのある子育て中の看護師が精神科へ再就職するお話」の中でもそのような状況が出てきましたよね。

患者さんの精神状態を考慮しての措置ですが、二人での介助はブランクのある看護師にとっても安心につながります。途中で処置がうまくいかなくなった時でも、助言を求められる人が側にいますからね。

精神科では医療技術が少ない、そのうえに、一人っきりで処置をしなければいけない状況が少ない。どうですか?ブランクのある看護師にしてみれば、少し安心させてくれる仕事現場ではないでしょうか。

とは言っても、精神科でも慢性期病棟になると二人での介助を必要としないことが殆どです。他の診療科と同じように、看護処置を一人で任されることになるかと思います。

病棟によって特色が違いますから、事前の確認は必要ですね。

人間関係が比較的良いので質問をしやすい!

仕事を好きになれるかどうかというのは、その職場の人間関係に大きく左右されるものですよね。ブランク明けの再就職であれば尚更です。久しぶりの勤務というだけでドキドキしているのですから、せめて周りのスタッフには恵まれたいものですよね。

精神科におけるスタッフの人間関係は、比較的良好だと言えます。一つの理由は、男性看護師の割合が高いことにあるでしょうね。特に急性期病棟では、どうしても男性のパワーが必要になってくる状況がでてきますから、半分以上が男性であることも珍しくはありません。男性の多い環境では、女性社会の中で発生しがちな陰湿な空気は流れにくいものですよね。

もう一つの理由は、業務に追われてバタバタとしてしまうことがあまりない、という事から来るのだろうと思います。業務に追われて時間的な余裕がなければ、気持ちの余裕も奪われてしまいます。他のスタッフに苛々とした感情をぶつけてしまう、なんて事にもなってしまいますよね。

精神科では、以上の理由からスタッフの人間関係が良好なことが多いのです。それに、スタッフがゆとりを持った穏やかな気持ちでいることは、精神科ではとても大切なことなのです。精神的な不安定さを抱えた患者さん達を前にして、スタッフが苛々とした仏頂面をしているわけにはいきませんからね。

こういった精神科の良好な人間関係の中では、周りの看護師の顔色を伺いながら仕事をしなければならない、といった状況があまりありません。

ブランク明けの仕事で分からないことが沢山あっても、助言を求めやすい空気が流れていれば、緊張はだいぶ緩まりますよね。そんな精神科でなら、たとえブランク明けであっても、リラックスして仕事に向かうことができると思いませんか?

ブランク中の経験がより良い看護の糧になる!

看護は人を相手にして行われるわけですから、それぞれの看護師の持つ人間としての奥深さが、仕事にダイレクトに反映されていく事は言うまでもありませんね。精神科では、その傾向がより強く現れると言ってよいでしょう。

ブランク中に子育てをしてきた人なら、人の表情の変化や言動の不可解さを見抜く力が身に付いているかもしれません。人間観察力は、精神科で最も要求される技術の一つです。

また、ブランク中に他の職種を経験した人であれば、会社勤めであれ工場勤務であれ、看護業界以外での社会生活の厳しさを患者さんと共感し合えるかもしれません。

ブランク中に自身の病気と闘っていた人であれば、病気を抱える人の気持ちをより一層理解することができるでしょう。

精神科では、患者さんと会話、談笑をする時間が多くあります。そういった中で、ブランク中の経験が、あなたの看護の強みとして活かされていくと思いますよ。

残業が少ないので子育てとの両立がしやすい!

これは大きな精神科のメリットです。急性期病棟であっても慢性期病棟であっても、精神科であれば大体の所でほとんど残業はありません。

日々業務に追われているような勤務内容ではないですから、仕事の流れ自体に余裕があります。残業が少ないというのは、子育て中のお母さん看護師にはとてもありがたいことですよね。

子育て中でなくても、ブランク明けの再就職では体力的にも精神的にも疲労がたまってしまうものです。「あー。今日はいつ帰れるかわからないな・・。」と思いながら仕事をするのでは、疲労は倍増してしまいますよね。

精神科での勤務なら、仕事とプライベートの時間の区切りを、明確につけることができますよ。

病棟勤務に限らず職場の選択肢が多い!

一言で精神科と言っても、看護師として働ける場所はとても沢山あります。病棟であれば、精神科スーパー救急、急性期病棟と慢性期病棟。メンタルケア病棟やアルコール依存症治療病棟といったように、疾患別に病棟を区別している病院もあります。

病棟以外では、精神科外来、メンタルケア外来、精神科デイケア、精神科グループホームや精神科訪問看護など、選べる職場の選択肢はとても幅広いです。

単科の精神科病院であれば、病棟以外に様々な通所施設やクリニックなどを持っている所が多いです。ブランク明けで体力的に不安があるのであれば、まずはデイケアで勤務をして体を慣らし、その後に病棟への異動を希望する、といった方法もとることができます。

逆に急性期病棟で勤務を始めたけれども、精神的ストレスが大きくて辛い・・といった問題が出てくる場合もあるでしょう。そのような場合であっても、負担のなるべく少ない外来勤務にしてもらうだとか、慢性期病棟に異動願いを出すだとか、何かしらの方法で解決策が見つけられると思います。

同じ病院内、または精神科という分野の中で、今の自分の状態に合った仕事を探すことができるというのは、ブランク明けで不安の多い看護師にとっては、とても優しい環境ですよね。

ブランクのある看護師が精神科で再就職した場合のデメリットも知っておこう!

ブランクのある看護師の再就職先としての精神科のお勧めポイントをお伝えしましたが、再就職をするのであれば、やはりマイナスポイントも知っておかなくてはいけませんよね。

ブランク明けで精神科に再就職した場合のデメリットを、3つのポイントに分けてみていきましょう。

他の診療科への転職が難しくなる

残念なことですが、精神科へ再就職した後の他の診療科への転職は、少し難しくなってしまいます。医療技術を実践する機会が少ない現場だけに、他科へ移るとなると技術的な不安が大きな壁になってしまうんですよね。

もちろん不可能なわけではありません。しかし、再就職後にもまだ転職の可能性があり、精神科以外での勤務を希望するのであれば、精神科ではなく、技術的な経験を踏める場所にした方が、今後の選択肢は広くなるかと思います。

再就職後の転職があるとしても精神科勤務を続けていきたいのであれば、問題はありませんね。精神科はごく一般的な診療科ですから、どこの地域であっても職場探しに困ることはあまりないと思いますよ。

自分自身が精神的ストレスを受けやすい環境に置かれる

これは精神科看護師が抱えがちな問題です。精神科看護というのは、とても奥が深くやりがいのあるものです。しかし同時に、精神的問題を持つ患者さん達の感情の波に、自分自身が一緒になって揺れ動いてしまう、という問題も起こってしまいます。

「ブランクのある子育て中の看護師が精神科へ再就職するお話」の中の久子のように、勤務が終われば頭の中をすぐにプライベートに切り替える事のできる人は、とても精神科に向いている人だと言えます。

仕事とプライベートの区切りをきっちりとつける。患者さんには客観的視点を持って接し、感情的にならない。真面目になりすぎず、楽観的な気持ちを常に持つ。といった事を頭に置いておくと良いですね。

通勤が不便である

精神科はとても一般的な診療科ですし、総合病院にも精神科病棟がある所が結構多いですよね。ただ、精神科の単科の病院となると、数は多いのですが、立地条件があまりよくないことが多々あります。

公共交通機関を使うとすごく不便であるとか、冬は雪深いとか、毎日の通勤に対する問題がでてくるかもしれません。車通勤が可能であるのか、スタッフ用の送迎バスがあるのか、冬はどの程度の雪が積もるのか。そういったことを事前にしっかりと確認しておいて下さいね。

ブランクのある看護師が精神科で再就職するならどんな現場を選べば良いの?

「ブランクのある看護師の再就職先として精神科をお勧めする5つの理由!」の中で、精神科で仕事をする場合、職場の選択肢が多いということをあげました。

実際に自分にはどの職場が向いているのかを、ここで検討していきましょう。

技術的な不安がある場合

精神科では看護処置が少ないということは前述していますが、場所によって少しずつ変わってきます。

精神科スーパー救急では、精神運動興奮状態で自分の体を傷つけてしまった人などもやってきますので、精神的な看護だけではなく、迅速な身体的処置の必要性が出てきます。技術面に不安がある場合には、避けておいた方が無難ですね。

医療技術の必要性が最も低いのは、精神科デイケアではないかと思います。精神科デイケアの主な目的は、一日の生活リズムの確立や、コミュニケーションや社会復帰の訓練といったものです。看護師に求められるものも、これらの目的に沿ったものになってきます。

技術的な不安が大きいのであれば、まずは第一ステップとして精神科デイケアでの勤務を希望してみるのも良いですね。

体力的な不安がある場合

ブランク中に体力が落ちてしまったという人も、わりと多いですよね。体力に自信のないうちから突然病棟で三交代勤務を始めるなどということは、あまりお勧めできません。

ブランク明けの再就職では、肉体的疲労に加えて精神的な疲れもでてきますので、思っている以上に疲れを感じてしまうものです。

体力的な不安が強い場合は、精神科外来での勤務をまずはお勧めします。外来だと半日勤務の所がほとんどですし、在宅で生活できている人達が対象ですから、重度の精神症状を持った患者さんの対応に体力を消耗してしまうこともありません。

精神科デイケアでもあまり体力を使わずに仕事ができるのではないか?と思いがちですが、デイケアではレクリエーションが多く、軽スポーツやウォーキング等がよく取り入れられています。場所によっては想像以上にハードな勤務になることもありますから、事前に確認しておいた方が良いかと思います。

アルコール依存症治療病棟でも、長距離のウォーキングが毎日実施されている所があります。体力には自信がないが病棟で働きたい、というのであれば、慢性期病棟かメンタルケア病棟が無難な選択肢になってくると思います。急性期病棟では、患者さんの突然の興奮状態に対応しなければならないこともあり、これは想像以上に体力を使うものですからね。

家庭のための時間もきっちり確保したい場合

ブランク後の再就職を決めたとはいえ、まだ子育て真っ最中であったり、再就職に向けて完全に整った環境ではないこともありますよね。

「ブランクのある看護師の再就職先として精神科をお勧めする5つの理由!」でも触れていますが、精神科は残業の少ない職場です。どこの職場であってもこれは大体共通していますので、就業時間通りに仕事が終われると考えておいて大丈夫です。

最も短時間で勤務ができるのは、やはり外来ですよね。単科の病院の外来でブランク明けは働いてみて、お子さんがもう少し大きくなってきたら病棟に異動希望を出す、という手段もあります。

ずっと外来勤務でも良いと考えているのであれば、精神科クリニックや心療内科クリニックもとてもお勧めですよ。立地条件の悪い精神科病院に比べ、クリニックの多くは都市部や駅の近くに集中しています。通勤が便利ですから、勤務後もすぐに自宅に帰ることができますよね。

「精神科」そのものに不安がある場合

精神科に対して怖いイメージがあったり、イメージすることそのものが難しくて勤務に不安を持ってしまう人もいるかと思います。

そんな人にお勧めなのは、精神科デイケアです。先ほども精神科デイケアについて触れていますが、デイケアでは、精神症状は落ち着いており、社会復帰に向けて訓練をされている人を主な対象としています。コミュニケーション能力も高い人が多いですから、あまり心配はいらないと思います。

それに、デイケアではレクリエーション活動がとても盛んに行われていますから、楽しく患者さんと関わる機会をたくさん持つことができます。精神科を知るための最初の手立てとしては、踏み込みやすい所だと思いますよ。

多くの精神科デイケアは、単科の精神科病院が運営していますから、もしも精神科を深く知りたくなってきたら、病棟への異動も検討することができますしね。

まとめ

いかがでしたか?

精神科はとても奥が深く、専門性の高い分野です。そのため最初は精神科への再就職にためらいを感じてしまう人も多いかもしれません。

しかし、ちょっと勇気を振り絞って精神科に踏み込んでしまえば、今まで知らなかった新しい看護を発見することができるかもしれませんよ。

精神疾患を患っている人達には、一種独特の魅力というものがあります。言葉ではなかなか伝えることができません。実際にあなた自身で、その魅力を感じ取って下さいね。

気を付けなければならないのは、病院選びです。精神科というのは、病院毎の看護の質の差が大きい所です。場所によっては、納得のいかない看護をされている所もあるでしょう。

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