精神科で看護師が嬉しくなるのはどんな時??

精神科で看護師が嬉しくなるのはどんな時??

看護師と聞くと「ストレス溜まってるなぁー。」という印象を持たれてしまうことも多いですよね。みなさんどうですか?ストレス溜まってますか?

人との関わりの中で働いていますから、多かれ少なかれストレスは受けてしまいますが、仕事を通して嬉しくなることも多いのがこの仕事。

ここでは、精神科の看護師がどんな時に嬉しくなるのかを紹介していきます。嬉しくなるのはどんな時か、そんなことを考えるだけで、少しはストレスも発散できるのではないでしょうか。

精神科で看護師が嬉しくなる先輩とは、専門的な角度からの指導をしてくれる人!

精神科看護はとても奥が深く難しいです。考えれば考える程、よくわからない思考の渦に飲み込まれてしまう事もあります。

患者さんの問題を視覚的に捉えることができませんし、数値として分析することもできません。そんな捕らえ所の無い問題を扱う病棟で仕事をするわけですから、経験値の高い先輩看護師のアドバイスは何よりも大切です。

精神科で長く働いている看護師の中には、医療行為の少なさに甘えて、向学心も持たず、ただダラダラと業務をこなしているだけの人が、少なからずいるのが現状です。

そんな中で、プライドを持って専門性を常に強めながら仕事をしている先輩が指導をしてくれると、後輩としてはとても嬉しくなるものです。

精神科看護の魅力を伝えてくれる、そんな先輩看護師を、後輩看護師は求めているのではないでしょうか。

精神科で看護師が嬉しくなる後輩とは、患者さんを知ろうと努力している人!

精神科の患者さんとのコミュニケーションはとても興味深く面白いのですが、時にはとても厄介で、面倒くさく、イライラします。

疾患が原因で、一般的に求められている社交性を身につけることが困難になっているのですから、仕方のないことです。

新人の精神科看護師にありがちなのは、患者さんとの関わりにうんざりしてしまって、ストレスを溜め込むことです。

人間ですから、マイナス感情が沸き起こってしまうのは自然なことです。そこには問題はありません。問題は、そこからどう前に進めて行くか。

自分の中に沸き起こった陰性感情に執着せず、前に向かおうとするポジティブな姿勢を持った後輩看護師を見ていると、先輩看護師達は嬉しくなるのです。

すごく患者さんに腹が立ってしまった時に「腹が立ってしまったんです。こんな事言うんですよ!」と愚痴を言うのは、まぁいいでしょう。

しかしその先に「でも、私もどうしてこんなに反応してしまったんでしょうか。これからどんな風に関わりを持って行くべきでしょうか?」といった、前を向いた考えを持てる後輩であれば、この先一緒に頑張っていきたい、そんなふうに思えて、嬉しくなります。

精神科で看護師が嬉しくなる上司とは、部下の顔色を伺わない人!

精神科の看護師の私が嬉しくなったある上司は、部長でありながらまだ40代という若さの人でした。

若い看護師が比較的多い精神科ですが、その当時の病棟は40代50代の看護師が多く、その部長は、自分よりも年上で看護師経験も豊富な人達を、部下として持っていました。

部長が私を嬉しくさせたのは、先輩ナースを部下に持ちながらも、先輩だからということで顔色を伺う事はせず、全ての部下に対等な態度を見せていたからです。

若手の私に対しても、部長よりも先輩にあたるナースに対しても、分け隔てなく敬語で接し、先輩ナースからの要望も、その経験値のみを考慮に入れて受け入れる、なんていうことはしていませんでした。

逆に、私の意見が先輩ナース達には不満であった時でも、部長が正しい意見だと判断した時には、先輩ナース達の不平不満に臆する事なく評価してくれていました。

部下一人一人に対する態度にムラがないというのは、上司を信頼する一つの判断基準になります。信頼できない上司からは、何をされても素直に嬉しさなんて感じないですものね。

精神科で看護師が嬉しくなる医師とは、看護師にも教育熱心な人!

「精神科で看護師が嬉しくなる先輩」でも述べましたが、精神科分野の学習というものは、とても難しく厄介です。

理論は理解できても、学習で得た知識を実際の現場で活かそうとすると、どう照らし合わせるべきかわからなくなったりします。

そんな時にありがたいのは経験豊富な先輩看護師からのアドバイスですが、医師からのアドバイスも、もちろんとても貴重です。

先輩看護師から精神科看護についての意見をもらい、医師からは、治療的、病理学的側面からの助言をもらえれば、仕事にもっと面白さを見付けられるようになります。

精神科医は変わり者が多い、なんてよく耳にしますが、私はそうは思いません。むしろ、他の身体科医よりも、社会的常識ラインに近い人達なんじゃないかなーと感じています。あくまでも私意でしかありませんが。

ですから、精神科医が取っ付きにくいという印象はありません。看護師の質問に対して、熱心に答えを返してくれたり、ちょっとした機会に知識の提供をしてくれる医師は、割と多いのですよ。

しかしながら、私のまわりの看護師の中には、そういう医師に対してよい印象を持っていない人が多いんですよね。

「嫌みっぽい」「教えたがり!」とかよく言われています。何故でしょうね。どんな医師に対して嬉しくなるかという事も、人それぞれの感じ方次第だということですね。

精神科で看護師が嬉しくなる研修医とは、色々なことを笑って上手く流せる人!

精神科の看護師が嬉しくなる研修医とはどんな人でしょうか。精神科の症状判断は、医師によって違ってきます。ベテランの医師同士でも、意見が異なる事は多々ありますから、研修医が判断に迷うのは当然なのだろうと思います。

そんな理由があるからか、精神科の看護師は、あまり研修医に頼っていない所があるような気がします。まぁそれは、どこの診療科でも同じですかね。研修医のみなさんごめんなさい。

患者さんも、研修医というだけで舐めた態度で接してくる人もいます。ここぞとばかりに暴言を投げつけたり、時には妄想の対象になってしまうこともあります。

看護師を嬉しくさせる研修医とは、そんな状況であっても、笑って冗談にできるポジティブな研修医です。

「昨日の夜、大事な指輪が盗まれたの!!私、あなた(研修医)が夜中に部屋に入って来たのを見たんだから!」と言って、42歳の統合失調症の女性患者さんが研修医に詰め寄ったことがありました。

「昨日の夜は一晩中友人と飲み歩いていましたよ。」と、研修医はとても冷静に、現実的な返答を返していました。

しかし、その後もしばらく患者さんの怒りは続き、大声で罵詈雑言をまくしたて、「いい加減疲れちゃったわ!」と言って部屋に帰って行くまでに、10分くらいかかったでしょうか。

「いやぁ。少なくとも僕のことを考えてくれているということですね。最近は年下の男性は人気あるみたいだから。ははっ。」と、詰め所に帰って来た研修医は、看護師達に笑顔で話していました。

患者さんの妄想に反応して不快な気分になられたのでは、看護師の私達まで気を使ってしまいますからね。こういう軽い研修医の態度には、とても救われますし嬉しくなるのです。

研修医に限らず、精神科病棟で仕事をする人は、あまり気分の良い出来事ではないこともサラッと流せる潔さ、適当さ、寛大さ、前向きさ、そいういう物が求められるんですよね。

精神科で看護師が嬉しくなる患者とは、ふとした時に本来の優しさを見せてくれる人!

正直に話してしまうと、精神疾患患者さん達は、とてもとても関わりが難しいです。もちろん疾患によりますが、例えば境界性人格障害の患者さんは、人の感情を操る術を持っており、看護師の陰性感情もグルグルと渦巻いてしまうことがよくあります。

そんな癖の強い患者さん達に囲まれてしまう精神科病棟ですが、患者さんとの関わりを通して嬉しくなることは、実はとてもたくさんあります。

「精神科で看護師が嬉しくなる統合失調症患者さんの優しさにまつわるお話」で紹介した、田山さんや堤さんのように、彼らの優しさは、とても不器用な形で現れてきます。

そんな優しさに触れたとき、看護師の感じる嬉しさはとてもとても大きいです。しょっちゅう暴言を受け、暴力の対象にまでなっているからでしょうか、喜びはひとしおです。

また、精神疾患を抱えた人達には、独特の笑いのセンスがあるのです。長く統合失調症を患っている50代の女性は、よく詰め所に来てこんな事を言います。

「ちょっと湿布くれる?私、頭が悪いでしょー。ここに貼っておこうと思って。」とオデコを指差していました。

そんな独特のユーモアに溢れる患者さんが集まっているのが精神科病棟です。毎日のちょっとした会話に爆笑してしまうことは、案外多いのですよ。

精神科で看護師が嬉しくなる患者の家族とは、定期的に面会に来てくれる人!

精神科疾患を抱えた患者さんを家族に持つ人達は、私達の想像には及ばないであろう気持ちを抱えておられます。

治癒が難しい疾患を持った人。社会的にも偏った目で見られやすい人。そんな家族のメンバーを支えるために、苦労しながらも前向きな姿勢をみせている家族がいる反面、一切面会には来ず、対応は全て病院に任せてしまっている家族も少なくはありません。

看護師の私達には、精神科患者の家族の気持ちは理解しきれないのだとは思います。ですから、一概に「家族なのに面会にも来ないなんて!」「冷たすぎるんじゃないの!」などと家族を責めてしまう訳にもいきません。

そんな状況におかれている精神科患者の家族に看護師が嬉しくなるのは、定期的に面会に来て患者さんとお話をされている人です。

その時の患者さんの状態によっては、家族の方が面会中にひどい暴言を投げられてしまうこともあります。逆にさめざめと泣いてしまうとか、面会を拒否してしまうとか、面会の状況は決していつも穏やかなものではありません。

それでも患者さんに会いに来る家族。強い意志を持っておられます。そんな強いココロを持った家族には、本当に頭の下がる思いがします。

そんな優しさと強さを併せ持った患者さん家族から、看護師は今後の仕事へのエネルギーをもらうことができるのです。

精神科で看護師が嬉しくなる看護助手とは、助け合える関係を築ける人!

精神科病棟では、看護師がミーテイングを行う頻度が、他病棟に比べて多いのではないかと思います。患者さんの症状を数字から分析することができないですから、色々な人の意見を聞いてアセスメントしていくことが重要になってくるのです。

看護師が詰め所でミーティングをしている時でも、もちろん患者さんは気にせず詰め所にやってきます。何かが欲しいとか、外出したいとか。特に訴えはなくとも詰め所に来て看護師を呼ぶ人もとても多いです。

そんな時に看護師が嬉しくなるのは、上手に患者さんの対応をしてくれる看護助手です。今すぐミーティングを抜けて患者さんの対応をする必要があるのか、待ってもらっても良いことなのか、その判断を看護助手がしてくれると、業務がとてもスムーズに進みます。

精神疾患患者さんは、待つ事が非常に苦手な人が多いです。訴えに緊急性はないと判断できたとしても、待つ事ができずに何度も訴えにやってくる患者さんは大勢います。

そんな時にも、何とか気を紛らわせながら患者さんと時間を過ごしてくれる看護助手には、感謝の気持ちが生まれます。待つことの練習も、とても大切なリハビリの一つですからね。

お互いの仕事を理解し、助け合える関係を築ける看護助手に、精神科の看護師は嬉しくなるのです。

精神科で看護師が嬉しくなる事務とは、患者さんとのコミュニケーションを大切にしてくれる人!

閉鎖病棟に入院中の女性患者さんで、こんな人がいました。

彼女には病棟外に一人で外出する許可がありませんでしたから、「少し散歩したい。一緒に来て欲しい。」と、毎日のように看護師に頼みにきていました。

彼女は病棟から出ると、決まって事務所に行きました。そこの女性事務員と話をするのが楽しみだったのです。

その事務スタッフも、今日は来るかなーと見越して、彼女が現れるであろう時間までに、仕事の切りをつけて待っていてくれていました。

患者さんが来ると、彼女達は事務所の近くの椅子に座って15分ほど話をするのですが、ほとんどは一方的に患者さんが話をしていました。事務スタッフは、ただただニコニコと話を聞いているだけです。

事務職員ではあっても、事務仕事だけをこなしていれば良いわけではありませんよね。しかも精神科病院での事務です。色々なタイプの人達とのコミュニケーション能力が問われます。

あの事務スタッフのように、本来の事務仕事から外れた所で患者さんのために時間を使ってくれる人に、精神科の看護師はとても嬉しくなるのです。

急性期の閉鎖病棟の患者さんであれば、いつも同じ空間で過ごす事を強要されます。病棟外部の人と関わりを持つ事はとても良い気分転換になるでしょう。もちろん社会訓練にもなります。

そんな患者さんの気持ちを理解して、患者さんとのコミュニケーションも大切な仕事だと思ってくれる事務スタッフの姿勢に、看護師はとても嬉しくなるのです。

精神科で看護師が嬉しくなる作業療法士とは、病棟の雰囲気を明るくしてくれる人!

あまりイメージはないかもしれませんが、精神科では作業療法はとても大切で、頻繁に実施されています。個人で行われる個人作業療法と、病棟単位やグループで行われる集団作業療法があるのが一般的です。

病棟に作業療法士が来棟して実施される集団作業療法の場合、その日によって、時間によって、病棟の雰囲気は大きく違ってきますから配慮が必要です。

とても調子の悪い患者さんがいた場合、病棟の雰囲気が全体的に張り詰めたものになっていたりもします。精神科の患者さん達はとても敏感で、周りの環境に影響されやすいですからね。

そういう病棟の雰囲気を敏感に察知し、その時によって臨機応変に作業内容を変更できる作業療法士には、とても嬉しくなります。

病棟内で軽い体操プログラムをする予定だったのを、数時間前に精神運動興奮を起こした患者さんがいることを配慮して、より静かに実施できる書道のプログラムに変更するとか、そういった配慮です。

病棟の状況をみて柔軟な対応をしてくれる作業療法士には、感謝です。作業の実施で患者さんがとても落ち着いたり、逆に興奮してしまったり、その影響力は想像以上に大きいですからね。

まとめ

精神科はストレスフルな職場だとよく言われます。その逆もあって、精神科は楽だという解釈もあります。どちらもある意味で、本当だと思います。

精神科をどんな職場だと見出すかは、あなた次第ということです。私の考えでは、精神科での仕事は最高に楽しいです。

会話の中で、想像もしていなかった返事が返ってくる事が多く、「お!やるね!」という気持ちにさせられるのです。つまり、今までの常識が覆されるんですよね。

精神科看護は、自分自身を見つめ直すことから始まります。転職を考えておられる人にとっては、一つの魅力的なスタートの仕方ではないでしょうか。

精神科病院は、開放的・前衛的な看護を取り入れている病院もあれば、未だに閉鎖的で、何十年前の看護を続けているのだと言いたくなる病院もあります。

病院によって看護の質や方針に差がでてしまうのが精神科病院です。病院選びには慎重にならないといけません。転職の失敗を避けるためにも、是非、転職サイトを利用して下さいね。

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