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呼吸器外科看護師の仕事内容は、患者様の呼吸管理とリハビリが基本です。

更新:2023/04/18

[呼吸器外科]

呼吸器外科看護師の仕事内容は、患者様の呼吸管理とリハビリが基本です。

呼吸器外科の看護師の仕事は、簡単に言ってしまえば手術前後の患者の管理です。

入院してきて順調に退院できるように看護をしていきます。

患者さまは手術というととても不安です。

手術では身体に傷をつけるので痛みとリハビリの戦いとなります。

ちゃんと治るかな?よくなるのかな??など様々な不安を取り除くことが看護師にとって大切な役割であり、仕事内容となります。

呼吸器外科 看護師の仕事内容を1日の流れで見るとどうなるの?

夜勤明けからの引き継ぎ、そして日勤から夜勤への継続看護を見てみましょう。

8:30 申し送り

9:00 担当患者へのあいさつ回り

~10:00体拭き

10:00~ドクターによる回診

回診後点滴交換

午前に処置がある人は処置

11:30~順次休憩

12:00~患者の食事配膳と下膳、配薬

13:00 カンファレンス

14:00 検温・点滴交換

15:30 記録

16:00 点滴交換

16:30 申し送り、夜勤に交替

上記の間に部屋持ち患者が手術の場合は手術の準備と手術室へ案内

呼吸器外科 看護師の仕事内容をケア別に見るとどうなるの?

  1. 手術直後の管理(手術室から帰ってきた日)という仕事内容
  2. 手術1日後の患者の管理という仕事内容
  3. 退院前の患者の受け持ちをした場合の看護という仕事内容

手術直後の管理(手術室から帰ってきた日)という仕事内容

当日は回復室担当の看護師が観察します。

回復室担当の看護師は手術した当日のみの患者の看護のみを行います。

手術後は検温・呼吸管理(酸素の調節)、ドレーンの管理(排液の色、量の異常)、麻酔から覚醒しているか、尿量チェック(食事が手術の日は1日禁食のため)、心電図モニターを付ける。

これを手術から帰室後、30分後・30分後・1時間後・2時間後と上記が繰り返されます。

さらに、先生の指示によって点滴の管理を行います。

手術1日後の患者の管理という仕事内容

夜勤明けの看護師から夜の患者の状態の申し送りの引き継ぎを行い、直後に検温等を行います。

またレントゲン撮影の結果で、患者様が元の自分の部屋に帰れるかを主治医が判断します。

許可が出た患者様は体拭きをして、医師の回診を受けて歩行訓練をしながら帰室します。

また、食事も昼から再開になることを伝えます。点滴管理も食事量を見ながら管理していきます。

帰室した部屋の看護師に回復室担当の看護師から申し送りを受けて、担当が変わります。

その後は14時の検温、酸素モニターの確認をしていきます。

空いた時間に患者様と歩行練習をします。

ドレーンの持ち方や傷があるのでその場合の咳の仕方、傷が痛いので深呼吸はまだ出来ないので呼吸の仕方などを指導します。

退院前の患者の受け持ちをした場合の看護という仕事内容

退院前のオリエンテーションを行います。

次回の予約説明、退院後家での過ごし方外出時や入浴の仕方を説明します。

また、家での入浴に困らないように、病院で一度シャワーを浴びてもらうこともしています。

本人に説明することも必要ですが、家族の介助が必要な方の場合、家族にも同様に説明をしていきます。

呼吸器外科 看護師の仕事内容で患者さんが特化したらどうなるの?

患者さんAの場合の仕事内容

年齢20歳

疾患;気胸

ADL:自立

気胸の場合、緊急入院の方がほとんどです。

また気胸の方は若い方が多く、ADLは自立している方がほとんどです。

付き添いの歩行をすることはほとんどなく、大体は疼痛コントロールです。

痛み止めを主治医の指示のもと内服して頂いたり、酸素の管理をします。

また、気胸で自然治癒しない場合はドレーンを主治医が挿入するので、医師の介助をします。

ドレーンによって空気を体内より外に出していきます。

患者さんBの場合の仕事内容

年齢 70歳代

疾患 肺がん

ADL 自立

手術のオリエンテーションをします。

手術当日の流れ、手術後の大体の流れを説明。

手術後は上記同様に回復室担当の看護師が観察していきます。

また、手術後検体結果で主治医からの説明があるので、結果次第では看護師が本人の思いを傾聴していくということもあります。

喫煙歴がある方だと、退院後は喫煙しないようにする指導、また傷口の観察も本人にしていただきます。

糖尿病を持病で持っていると傷の治りが遅いので、家での消毒も必要になってくるので家族が面会に来た時に消毒の仕方、入浴の仕方、傷口の観察の仕方を指導していきます。

まとめ

いかがでしたか?

手術をしている方としていない方だと観察するだけでなく、患者様本人の心情を傾聴していくということが大きな違いとなると思います。

治療に関しては主治医が行うので私たち看護師はその補助ですが、患者の気持ちを考えていく、傾聴していくということは看護師が主導となっていくと思います。

一番患者様の近くにいられるのが看護師だと思います。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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