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新人看護師のうつ病が増えている?休職や退職に追い込まれているケースも

更新:2023/04/06

[新人看護師]

新人看護師のうつ病が増加しています。

新人看護師のうつ病が増加しています。

新人看護師とは、学校を卒業し看護師資格を取得したばかりの新卒看護師や、転職し新たな職場で働き始めた看護師を指します。

新たな環境に慣れないなど様々な要因で新人看護師のメンタルがやられてうつ病になる、その後休職する、休職後復職するも適応できずに退職に追い込まれるといったパターンになってしまうことも。

新人看護師がなぜうつ病になってしまうのかを含めて、新人看護師のうつ病についてまとめていきます。

新人看護師がうつに?うつ病の原因には何がある?

新人看護師がうつになる事は多いですよね。

看護師免許を取得したばかりの新卒看護師や転職や再就職をした方を含めての新人看護師の方がなぜうつ病になってしまうのかについてまとめてみます。

新卒看護師のうつ病の原因は?

看護師免許を取得してすぐに働き始める新卒看護師の場合、うつ病になりやすいです。

理由としては学生から社会人になるというライフスタイルの変化に加えて、職場への適応や人間関係での悩み、看護そのものに対する悩みがあるためです。

まず学生から社会人へのライフスタイルの変化です。毎日仕事に遅刻しないよう、患者さんの情報を落とさないように早めに出勤し、情報収集をするという気持ちの焦りから眠れなくなることがあります。

眠れないということは疲れが取れずにどんどんたまっていく状態です。

しかし「新人の私が休んではいけない」と疲れた体を引きずりながら出勤してしまいます。その結果、起き上がれないという状況になります。

また学生時代に考えていた看護師像とのギャップが大きいこともうつ病の原因になります。

憧れの先輩看護師のように看護師として働こうと思っていても実際の業務に追われて患者さんと話す時間もない、毎日先輩看護師からダメ出しをされるということがある時には気持ちが落ち込み、「自分はダメだ」という気持ちになり、結果うつ病になることが考えられます。

既卒の新人看護師の場合

では既卒の新人看護師の場合はどうでしょうか?既卒の新人看護師の場合でもうつ病になることがあります。

既卒で経験がある場合でも転職をした場合、その職場では新人看護師となります。

そして指導をしてくれる先輩看護師があなたよりも年下の場合や経験が少ない看護師の時があります。

そのような看護師に対しても敬語で話すのはストレスになります。

また新しい職場の看護のやり方に慣れずに業務がスムーズにいかなければ「経験があるのに何でできないのか」という言葉を言われてしまうこともあります。

このことは職場への適応を遅らせてしまい、「先輩看護師が悪口を言っている」「できない自分が悪いんだ」という考えにもなり、うつ病になるリスクとなります。

新人看護師のうつ病、休職という選択も

新人看護師がうつ病になってしまったら、休職をするという方法があります。

休職というのは医師からの診断書を職場に提出し、医師が出した一定の療養期間、仕事を休むことです。

休職のメリットは看護の仕事や職場から離れることにより、うつ病の回復につなげられることです。

うつ病はまず体を休めることが大切なのです。そのため休職をし、自宅でゆっくりと身体を休めるようにしましょう。

しかしデメリットもあります。休職をしても完全に回復をしないまま、復帰してしまったらうつ病が悪化することがあります。

また回復したと思っていてもまた職場に行くことでうつ病が再発することもあります。

実際に休職して復帰したのちに再発し、再び休職をしてしまった事例もあります。

また休職をして復帰した後に悪化し、退職に追い込まれてしまったケースもあります。

休職をするならしっかりと身体を休める、ということを意識しましょう。

また医師から処方された内服を確実に行うこと、指示された診察を受けることも忘れずにしましょう。

新人看護師のうつ病、退職もあり

新人看護師がうつ病で休職しても回復しないという場合には退職も視野に入れましょう。

また休職せずに退職を選択することもありです。

働き始めた新人看護師が退職を考えるというのはとてもつらいことです。

「まだ入職したばかりなのに…」と悩むこともあるでしょう。

しかし最も大切なことは自分の身体ですよね。

退職し、うつ病から完全に回復してから新たに再就職すればいいのです。

そして退職に追い込まれた新人看護師の背景には、フォローしなかった先輩看護師や師長などのスタッフの姿が見えてきます。

もちろん中にはしっかりとフォローしたけれど新人看護師には届かなかったというケースもありますが…。

先輩看護師や師長のフォローがないと感じているのであれば思い切って退職しましょう。

そしてうつ病を回復させてからまた新たな気持ちでスタートすればいいのです。

新人看護師のうつ病を先輩看護師の立場から見ると

新人看護師がうつ病になり、休職や退職をしてしまったら指導していたプリセプターを始めとする先輩看護師も落ち込みます。

中には「やっぱりね」と何とも思っていない先輩看護師もいますが…

もし新人看護師がうつ病になりそうだと感じたら、まずは声をかけて下さい。

「最近どう?困っていることはない?」と先輩看護師から聞かれるだけでも、新人看護師は悩みを打ち明けやすくなります。

またできないことに対してのフォローもしっかりとしましょう。

特に新卒看護師の場合は看護技術もまだまだ未熟です。

先輩看護師の見守りがあったとしても「できないって言ったら怒られる…」と思い、緊張しながら採血や点滴をしているのでは。

そうした場合、緊張のあまりうまくできずに余計に落ち込んでしまいがちです。

そのような場面では「代わるよ」と言ってさっと採血や点滴を代わってください。

患者さんも何度も失敗されるよりはいいですよね。

そして終わった後には新卒看護師とどこが難しかったのかなどを振り返りましょう。

それだけでも新卒看護師は救われます

またうつ病により休職してしまった新人看護師に対しては…特に何もしないで復職した時にいつも通りに接しましょう。

そこで変な気遣いをされると新人看護師も切ない感じになります。

しかし先輩看護師にも注意しなければいけいないことがあります。

それはうつ病になってしまったのが自分のせいだと責めるようなことはしないということです。

攻めすぎるとあなたまでうつ病になるリスクが高くなってしまいますよ。

まとめ

新人看護師のうつ病について原因や休職、退職についいてまとめてきましたがいかがでしたか?

実際に新人看護師の中で今うつ病で悩んでいる方やうつ病になりそうという方、職場に入職してきた新人看護師がうつ病になったなど様々な立場の方がいますよね。

うつ病はしっかりと回復させなければ再発します。

また悪化します。

そのためうつ病と診断された場合には十分な休息を取ることができる環境が新人看護師には必要なのです。

もしうつ病で退職してしまった方、退職を考えている方で新たなスタートを切りたいと思っているなら転職サイトを活用しましょう。

直接転職活動をするとうつ病のことを言いづらく、隠して入職したがまた同じような職場でうつ病が悪化・再発してしまったというケースも少なくありません。

転職サイトではあなたの担当の転職コンサルタントが、前職をうつ病で退職していることを理解し、あなたに合った職場を紹介してくれます。

また先輩看護師のフォローがしっかりとしている職場などあなたの希望する条件の職場も紹介してくれます。

うつ病で休職や退職をし、転職を考えているならぜひ転職サイトの転職コンサルタントを活用して、新たなスタートを切ってくださいね。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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