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NICUで妊娠した看護師は働けるの?家族計画とキャリアの両方を実現する方法!

更新:2017/11/06

[NICU]

NICUで妊娠した看護師は働けるの?家族計画とキャリアの両方を実現する方法!

NICUにはたくさんの赤ちゃんが入院しています。そしてNICUで働いている看護師は赤ちゃんが好きな人ばかりです。

ですから普段は赤ちゃんのケアを行う看護師であっても、いつかは自分自身の赤ちゃんを出産して育ててみたいと思う方もいらっしゃいますよね?

ではNICUで妊娠しながら働くことは可能なのでしょうか?

NICUで働きながらの妊娠は他の病棟に比べて身体的に楽?

NICUの看護師は看護ケアの身体的負担が少ない

NICUでは他の病棟と違いケアの対象が赤ちゃんであるため、体位交換や清潔ケアの実施のような看護ケアの時に大きな力は必要ありません

また症状が軽く抱っこできる赤ちゃんは泣いた時やミルクを授乳する時に看護師が抱っこする必要があり、長時間の抱っこは身体的に負担になります、

一方で、人工呼吸器を装着している赤ちゃんや超低体重出生児などで保育器に収容されている赤ちゃんは抱っこできません。

なので、妊娠が分かった時に師長さんやリーダー看護師さんなどに報告して、あなたの受け持ちの赤ちゃんのケアが身体的に負担にならないように配慮して担当を変えてもらうこともできます。

NICUの看護師は勤務中の移動が少なく身体的負担が少ない

NICUは急性期病棟であるため3対1看護が義務付けられており、看護師一人あたりの受け持ち患者の数は他の病棟と比べると少なくなっています。

またNICUはオープンフロアの病院がほとんどであるため、それぞれの看護師が受け持つ赤ちゃんは病棟の中である程度固まった位置で振り分けられることが多いです。

受け持ちの赤ちゃんが、少なく、病棟内の固まったところにいるため、受け持ちの赤ちゃんの様子やモニターを一つの場所から一度に見ることができるため他の病棟に比べ、勤務中の移動がかなり少なくなっています。

よってNICUは急性期の病棟ですが、赤ちゃんの様子が落ち着いているときは座りながら、電子カルテの入力や書類の整理を行うことができます。

このように身体的に負担の少ないNICUであればあなたも安心して妊娠しても仕事を続けることができますよね。

でもNICUでは夜勤の多さがネック!?

しかしNICUは常に3対1看護を厳守しなければならないため、他の病棟の看護師に比べ夜勤の数が多いです。

妊婦さんは夜間におなかが張ることが多く、また立ちながら仕事をすることが多い看護師は切迫流産・切迫早産になりやすいと言われています。

もしあなたが妊娠した時に、夜勤が多いだけにあなたは夜勤をしていくことが困難になるかもしれません。

しかし、夜勤自体はなんとかなるという方の場合にはむしろ夜勤が多いNICUは好都合かもしれません。

日勤帯はケアや検査、面会など仕事量が多く、必然的に立ちながら仕事をする時間が長くなります。

夜勤帯は清潔ケアやドクターの診察、緊急時以外の検査オーダーなどがなかったり、病院によっては家族の面会が制限されていたりするので日勤帯に比べて座りながら落ち着いて仕事ができる時間が多いです。

なので妊婦さんによっては日勤帯に働くよりも夜勤帯に働く方が身体的に楽だという方もいます。

スタッフ間の協力が得やすい?

妊娠したら悪阻やおなかが大きくなって来たりおなかの張りで妊娠前と同じように仕事をしていくことは困難になります。

NICUでは看護師がポータルのレントゲンの撮影の介助や、ドクターが行う治療や処置の介助をしなければなりません。

放射線の被ばくは妊婦にとって避けなければならないことですし、ドクターの治療や処置の介助も長時間になってくると身体的に負担になります。

NICUで働いている先輩看護師さんの中には、お母さんになっている看護師さんもいらっしゃるでしょうし、同僚看護師の妊娠を経験している看護師さんも多いです。

NICUはオープンフロアで他の看護師の仕事の状況を確認することができるので、もしあなたが妊娠し困ったことがあれば、師長さんや先輩看護師に相談しましょう

あなたが産休に入るまでNICUで働けるようにシフトや仕事内容を配慮してもらえるはずです。

赤ちゃんを診る病棟だからこそ精神的につらいことも

NICUは妊娠中や出産直後に赤ちゃんに何らかの異常があり、赤ちゃんが入院する病棟です。

看護師として赤ちゃんを診る時は、どの赤ちゃんもかわいく、働きながらも赤ちゃんのかわいさに癒されることができます。しかし母親としては、やはり生まれたばかりの赤ちゃんがNICUに入ることはとても悲しいことです。

赤ちゃんには先天的に病気を持って生まれた子、早産のために低体重で生まれた子、出産後に子宮外の環境に適応しきれなかった子など様々なNICUに入院になってしまった理由があります。

時には幼くして亡くなってしまう赤ちゃんもいます。

このような悲しい現実をNICUで働くあなたは妊娠中も目の当たりにし続けなければなりません。

NICUで看護師として働いていて知識や経験があったとしても、誰しも自分の赤ちゃんは健康に無事に生まれてきてほしいと願うものです。

なのであなたも「わたしにもこのようなことが起こったらどうしよう」と不安に感じることがあるでしょう。

確かにNICUで働かなければ見ることはない現実です。しかしながらNICUでしか見ることのできない親子の愛情の深さもあなたは働きながら見ることができます。

NICUにいるパパ、ママ、そして赤ちゃんは、あなたにとって、あなたの赤ちゃんが生まれたあと、あなたがどのように母親として赤ちゃんを育てていくのかのお手本になってくれるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?確かにNICUで妊娠しながら働くことは身体的にも精神的にも楽なことばかりではありません。

しかしNICUはその特性から他の病棟よりも妊娠した時に体の負担は少ないですし、NICUでの看護師としての経験はあなたのこれからの育児の手助けとなるはずです。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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