小児神経科で看護師がむかつくのは、こういう人達のこういう態度!
更新:2023/04/19
[小児神経科]小児神経科で働いていて、看護師がむかつくことってどんな場面でしょうか?看護師の世界には「感情を表に見せてはいけない。いつも笑顔を忘れるな」という暗黙のルールがありますよね。
なんて酷なルールなんでしょう。看護師は仕事上でとてもたくさんの人達と関わりを持ちます。人間関係の中で仕事をしている訳ですから、様々な感情が生まれてきてしまうのは自然なことです。
看護師ゆえに、押し殺さなければならないマイナスな感情。時には誰かとシェアしてスッキリしたいものですよね。
そこで今回は、小児神経科の看護師がどんな時にむかついているのかをみなさんに紹介し、ココロの浄化を図ってみようかと思います。
この記事の内容はこれ!
- 1 小児神経科で看護師がむかつく先輩とは、ミスは後輩に押し付けてしまう人!
- 2 小児神経科で看護師がむかつく後輩とは、仕事はまだ未熟なのにプライドだけは高い人!
- 3 小児神経科で看護師がむかつく上司とは、部下の情報を言いふらす人!
- 4 小児神経科で看護師がむかつく医師とは、高級品を身につけて仕事をしている人!
- 5 小児神経科で看護師がむかつく研修医とは、やる気や積極性の感じられない人!
- 6 小児神経科で看護師がむかつく患者は、いない!!
- 7 小児神経科で看護師がむかつく患者の家族とは、病院のルールを守らず看護師の指導も気にとめない人!
- 8 小児神経科で看護師がむかつく看護助手とは、看護師の行動をチェックしては文句を言う人!
- 9 小児神経科で看護師がむかつく事務とは、看護師一括りで悪口を言う人!
- 10 小児神経科で看護師がむかつくリハビリテーションスタッフとは、病棟の状況を理解しようとしない人!
- 11 まとめ
小児神経科で看護師がむかつく先輩とは、ミスは後輩に押し付けてしまう人!
先輩看護師は後輩看護師に指導をして、これからの人材を育てていく役目があります。自分の経験を共有したり、より良い手技を伝授したり、一緒に悩んだりしながら、先輩看護師もまた、後輩と共に大きくなっていくのです。
でも、時々いませんか?あまりに上から目線で接してくる先輩。自分の方がだーーいぶ位が上!だと思っているので、指導に誤りがあっても絶対に認めない人。
こういう先輩は、後輩がミスをした時にはここぞとばかりに嫌みを言いますが、それは自分のミスから招いた事だと思えば受け入れられます。
ですが、先輩からの指示が誤りだった場合、これはどう考えても先輩が一言謝罪すべきです。百歩譲って謝罪しないにしても、自分が指示を謝ったと認めるべきです。
看護師はみんなプライドを持って仕事をするべきだと思いますし、プライドを持てるだけの勉強をしてきているのも事実です。
ですが、プライドが何かの邪魔をするのでは困ったものです。看護師が育てたプライドは、患者さんによりよい看護を提供する時に役立てるべきものです。
後輩に対してプライドを振りかざして対等に接しようとしない看護師は、本当にむかつきますよね。そして、結構いるんですよ。こういう人。
小児神経科で看護師がむかつく後輩とは、仕事はまだ未熟なのにプライドだけは高い人!
小児神経科の看護師がむかつく後輩とは。介護福祉士や保育士の意見を聞き入れようとしない傲慢な人です。
小児神経科では、子供達の介護・療育面へのフォローのために、介護福祉士や保育士の人達が療育スタッフとして勤務していることが多いです。
看護師は医療面のフォローがメインですから、子供達との関わりが処置の時のみになりがちなのに対して、療育スタッフは常に、密に、子供達と関わりを持っています。
看護師が把握しきれていない子供達の様子を、療育スタッフなら知っていることもあります。看護師が日常生活援助に入る時には、寝る時のポジショニングや歯みがきの仕方などの細かい部分を、療育スタッフに確認しながら仕事を進めることも多いです。
どこか他の病院からの転職、または病棟異動で小児神経科に新しく入職した後輩が陥りがちなむかつく態度とは、療育スタッフの指導を素直に聞き入れず、見下したような態度をとることです。
保育士がいる病棟は少ないですが、介護福祉士は他病棟でもみられます。病棟によっては、介護スタッフと看護スタッフの役割がきちんと分けられていて、看護師は医療行為のみを行っている所もあるでしょう。
しかし、小児神経科ではそうはいきません。看護師も幅広く子供達の生活援助に関わっていきます。そんな時は、療育スタッフから指導を受けることも多いんです。
変なプライドを持った新しいスタッフが、「なぜ私が介護福祉士に教えられなくてはいけないの!」「保育士が看護師に指導するなんて!」というような傲慢な態度をとってしまえば、もちろん病棟スタッフ間の空気が悪くなってしまいます。
そんな時にフォローに入って中を取り持たなければならなくなるのは、他の看護師達なんです。傲慢な後輩のおかげで厄介な仕事が一つ増えてしまうのですから、むかつかないわけはありません。
ホントに、人間は謙虚でなければいけませんよね。職種別に勝手にランク付けをして、「あなた達は私達より下」というような考えを持った看護師は、一度その頭を洗浄してから転職してきてもらいたいものです。
小児神経科で看護師がむかつく上司とは、部下の情報を言いふらす人!
小児神経科で働いていた時に、とてもむかつく上司がいました。私が上司に相談した内容を他のスタッフに話していたんです。
私は、どうしても合わない先輩との関わり方について上司に相談していました。そしたら数日後、他の先輩から話かけられた内容に驚きました。
「橋丘(私)ちゃん、聞いたよー。あの人(私の合わない先輩)のことで悩んでるんだってね。実は私もあの人にはちょっと困ってるの。ホント、あの人腹立つでしょー。」
私は、こんな風に愚痴で終わらせたくなかったから、わざわざ上司に相談に行ったんです。確かに私は「私が相談に来た事は内緒にしておいて下さい。」とは言いませんでしたが、言わないのは当たり前のことですよね。
上司が部下の情報をベラベラと周りに漏らすなんて、怒りを通り越して阿呆らしくなりました。それ以来私が、一切上司に相談を持ちかけないようになったのは、言うまでも有りません。
小児神経科で看護師がむかつく医師とは、高級品を身につけて仕事をしている人!
小児神経科での勤務中に、ある患者さんの胃瘻カテーテルの交換の介助に入った時の話をします。
その時の医師は、特別嫌な印象があるわけでもなく、楽しく雑談もできる感じの良い人でした。何度もその医師の介助についた事もあったので、和やかに胃瘻交換は進む・・はずでした。
医師が新しいカテーテルを挿入しようとした際、手元がちょっと乱れたようで、カテーテルの先についていた潤滑油が、医師の左腕に巻かれていたロレックスの腕時計の上に落ちてしまったんです。
その医師の機嫌が悪くなったのはすぐに分かりました。ムスッとした顔をして「オイルつけすぎでしょ」と言われました。
スムーズに処置をしていれば、左腕の上にカテーテルがくることはないと思います。自分がちょっと手元狂ったんでしょ?と思いましたが、そんなことは言えるはずもありません。
そもそも、そんな高級品を仕事中に身に付けていること自体がおかしくないですか?病棟にいれば、汚れる可能性のある場面は山ほど有るわけですから。
その医師は、しばらく私とはまともに話をしてくれませんでした。他のスタッフとは親しげに話をしていて、そんな姿を見ていると、なんて器の小さい甘ったれたヤツだと、むかつきました。
小児神経科で看護師がむかつく研修医とは、やる気や積極性の感じられない人!
小児神経科の看護師がむかつく研修医は、仕事をする気があるのかと疑いたくなるような態度で病棟に来る人です。
どこの科にでもいますよね。病棟に来るのも遅く、指示もカルテに書くのみで口で伝えようとしない、こちらから指示を仰げば「指導医にちょっと確認を・・」と、お決まりの回答。そして、誰も知らない間に詰め所から姿が消えている。せめてリーダーに声かけて下さい。
はぁ。疲れますね。
小児神経科で看護師がむかつく患者は、いない!!
看護師は人間です。決して天使ではありません。ですから、看護師だって患者さんにむかつきます。私も患者さんにむかついた経験が沢山あります。
しかし、小児神経科に限定して考えた時、私は患者さんにむかついたことがないと言うことができます。綺麗事とかでは全然なくて、むしろ「おもしろむかつきエピソード」をご紹介したいと思っていたのですが、本当にないのです。
子供達は本当に無邪気で、悪い事をしてしまっても悪意は感じられません。人をむかつかせるような行動を子供達がとったとしても、なんだか可愛らしいなぁ、という気持ちで終わってしまうのです。
たとえば、障害があってずっと誰かの手を借りて育ってきた子供達の中には、「ありがとう」と言えない人が時々います。手伝ってもらう事が当たり前だと感じているのでしょう。
「ちょっと、今は一言お礼がいるんじゃないの?」と思う事はありますし、実際にそう伝えたことも何度もあります。しかし、それは決して「むかつき」ではありません。
むしろ、障害のある人達と関わりを持つ私達が考えていかなければならない課題の一つであって、患者さんの悪い部分とは言えないですね。
小児神経科で看護師がむかつく患者の家族とは、病院のルールを守らず看護師の指導も気にとめない人!
小児神経科の看護師と患者さんの家族との間には、深い繋がりがあると言えます。長期に渡って療養が必要な疾患を持つ患者さんが殆どですから、看護師と患者さんの家族との付き合いも長くなっていきます。
全体的に言うと、長期に及ぶ関わりの中から信頼関係が生まれ、双方の間には良好な関係が築かれることが多いかなと思っています。ですが、何年付き合っても上手くいかなくて、むかついてしまう家族の方もいます。
小児神経科の子供達にとって、病棟は自宅のようなものかもしれません。そこで生活し、そこから学校に通い、そこのスタッフと共に成長していくケースが多いですから、私達は家族のような繋がりを持っています。
しかし、やはり病棟は病棟。私的なスペースではなく、あくまでも共同スペースです。面会時間など、ルールがあるのは当たり前です。
それを何度伝えても守れずに、朝早くからスタッフに紛れて病院に入り面会しようとする家族の方がいました。忙しいんです。朝の登校前は特に。来られても対応できません。
嚥下機能に問題があって、食事摂取には注意が必要な患者さんであっても「可哀想だから。お菓子たくさんもってきたの」なんて言って、甘いもの、ジャンクなものをありったけ食べさせる家族の方もいました。
誤嚥の危険性をいくら説明しても理解を得る事はできず、スタッフの眼を盗んでは食べ物をあげていました。
普段離れて生活しているので、甘やかしたい気持ちもよくわかるつもりです。ですが、ルールはルールで、危険なものは危険です。
こういった家族の人達は、ルールを破っても「すみません。」で済むと思っているふしがあります。これは本当に困りますし、続くとむかつきます。
小児神経科で看護師がむかつく看護助手とは、看護師の行動をチェックしては文句を言う人!
小児神経科に限らず、看護助手の仕事をしている人の中には、いつもグチグチと看護師の悪口を言っている人、いますよね?
「私達よりいい給料もらってるくせに、詰め所に集まって話ばっかりして」「掃除は助手の仕事やと思ってんの?偉そうな事ばっかり言って」などなど。
看護師は別に偉そうにしているわけではありません。記録の作成やカンファレンスの実施、医師からの指示受けなど、看護師が詰め所でしなければならない仕事は結構あります。
それを「さぼってる」ように言われるのは癇に障りますし、あまりにも理解がなく浅はかな考え方だと呆れてしまいます。
看護師に不満を持ってプリプリした顔で病棟をウロウロされたのでは、病棟の雰囲気がとっても悪くなってしまいます。不安になってしまう子供もでてくるでしょう。
小児神経科の子供達にとっては、看護助手だって1人の家族のメンバーのようなものです。看護師の行動に眼を光らせているヒマがあるのなら、子供達に冗談でも言って、楽しい時間を提供してあげて欲しいものです。
小児神経科で看護師がむかつく事務とは、看護師一括りで悪口を言う人!
小児神経科の看護師をしていてむかついたのは、入院患者さんのカルテをもらいに事務所に行った時に、事務所の職員達が看護師の悪口で盛り上がっているのを聞いた時です。
まぁ、悪口はよいストレス発散の手段かもしれませんが、あまり品のよいものではないでしょう。外来の患者さん達もいらっしゃるわけですから。悪口は誰にも聞こえない所で、内緒でやってください。
どうしてこう医療関係者スタッフというものは、職種間でぶつかり合う傾向があるのでしょか。私が悪口を言われる理由が「看護師だから」では納得のしようもありません。
小児神経科で看護師がむかつくリハビリテーションスタッフとは、病棟の状況を理解しようとしない人!
小児神経科の看護師は、理学療法士をはじめとしたリハビリテーションスタッフとの関わりが多い現場にいると言えます。
リハビリテーションスタッフから看護師や療育スタッフが指導を受けて、病棟で実施できる訓練を毎日の日課に取り入れていることもよくあります。
しかし、毎日必ず実施するのは現実問題として難しい事もあります。スタッフの手がまわらない時だってありますし、本人の気が進まないこともあります。
そんな状況を理解しようとせずに、ある患者さんの運動機能の低下は「病棟での継続的な訓練ができていないからだ!」なんて言われた時には、やっぱりむかついてしまいます。
リハビリテーションスタッフが患者さんと時間を過ごすのは、週に何度かの一回30分程度だけです。しかも病棟ではなく訓練室でリハビリをします。子供達も特別な気持ちになりますから、その間はお行儀がよかったりします。
しかし、病棟は違います。子供達にとって家のようなものですから、わがままもいいますし、機嫌も悪くなります。病棟業務も忙しく回っていますから、根気よくその子の我がままに付き合う事ができないことだってあるんです。
そういった病棟の状況を理解しようとせずに、一方的に理想を突き出されるのでは、チーム医療はうまくまわらないですよね。
まとめ
今回ここにあげたむかつく人達は、正直なところ、どこにでも、どんな病棟にも、どんな職場にもいるものですよね。
看護の仕事は人間関係のなかで成立していく訳ですから、どうしても反りの合わない人達とも関わりを持たなくてはいけない場面がでてきます。
看護師だって血の流れる人間です。ネガティブな感情がどんどん溢れてきて、我慢も限界を迎える事だってあります。
でも、看護師は感情に流されてはいけないというルールに従って、煮え切らない気持ちでその場をやり過ごす。それはほんとに、疲れますよね。
むかつく人達から離れるために転職をするというのもひとつの手段ですが、悩みの種は「どこに行ってもむかつく人というのはいるものだ!」ということですよね。
そこの悩みは、転職サイトに任せてみてはどうでしょうか。転職コンサルタントは、病院内部の情報にも通じていますから、外からは見えない人間関係の善し悪しもお伝えする事ができます。
次の転職先でもむかつく人達に囲まれて仕事をするなんてごめんですよね。転職サイトの利用で、ぜひ人間関係に恵まれた、ストレスの少ない仕事場所を手に入れて下さいね。
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