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市町村保健師の臨時・嘱託職員の実情についてお伝えします

更新:2023/04/11

[保健師]

市町村保健師の臨時・嘱託職員の実情についてお伝えします

市町村保健師の臨時・嘱託職員についてが、今回のテーマです。

行政の保健師に転職したい!

あるいは実際どんな仕事をしているのか知りたい!という看護職の方は多いのではないでしょうか?

地方公務員である行政保健師は採用が厳しく、正規職員で働くのはなかなか狭きものです

そこでもし、正規職員でなくてもかまわないからとにかく「行政の保健師」の仕事に関わってみたいというのであれば、臨時職員もしくは嘱託職員として働くという方法があります。

実際に働いてみることで、自分にとって向いているのかどうかを考えるきっかけにもなりますし、そこで得た経験は今後の転職活動に活かせるかも!?

今回は自治体の嘱託保健師をしている私の経験を踏まえて、臨時・嘱託職員の保健師の実情をお伝えします。

市町村保健師・・・臨時・嘱託職員として自治体で働くには?

自治体で実際働くにはどうすればいいのでしょうか?

答えは簡単です。各自治体のホームページの職員採用情報もしくはハローワークで検索すれば、求人情報は簡単に見ることができます。

ただし臨時職員はあくまで正職員の代替ですから、いつでも募集がかかっているわけではありません

比較的大きな市町村だと産休や病休による欠員が出て募集がかかることがけっこうあります。

働くまでのステップは3つ

  1. 働きたい自治体で求人情報を集める
  2. 求人があったらハローワークもしくは自治体の担当部署に問い合わせる
  3. 指定された書類を提出し、試験を受ける

あとは採用されれば、晴れて臨時あるいは嘱託職員になれます。

試験の内容は作文・面接のところが多いようです。

市町村保健師として臨時・嘱託職員が行う仕事内容

仕事内容は配属された自治体や部署によって全然違うというのが私の印象です。

私の場合ですが、同じ自治体で7年働いて異動により3つの区役所を経験しました。

配属先の課自体は同じなのですが、保健師として求められるものは違いましたね。

1つ目の区役所では主に母子保健に関わっていたので、赤ちゃん訪問や乳幼児健診後のフォロー赤ちゃんの育児相談などが中心でした。

2つ目の区役所では特定健診後のフォローなど成人保健関係が多かったです。

3つ目の区役所では高齢者の介護予防教室などがメインでした。

またどの区役所でも窓口や電話での住民対応とPCでの資料作成をはじめとした事務作業が仕事の半分を占めていました

保健師の仕事、というと保健指導や教室の運営・健康教育などをイメージする方が多いかと思います。

もちろんそれらの仕事に関わることもありますが、実際は正規保健師の補助が多く、付随する事務作業が大半です。

自治体の臨時・嘱託の保健師として求められるスキル

コミュニケーション能力

区役所の窓口にはさまざまなご事情を抱えた住民の方が来所されます。

対応次第ではクレームに繋がることもあるので、「相手の話をよく聞く」ことは本当に大切です。

また一人で訪問に行くことも当たり前なので、ある程度度胸もいるかもしれません

専門職としての知識

保健師としての相談支援・保健指導能力

これらはもちろんあった方がいいですが、働きながらでも勉強し身につけることはできます。

配属部署によって必要な知識は変わってきますが、どの法律に基づいてこの事業が運営されているのかは最低限押さえておかなければ仕事になりません。

パソコン能力

エクセル・ワード・パワーポイントは、最低限基本操作以上はできた方がいいです。

運転技術

大抵の自治体では訪問に行くことが多いので、車の運転はある程度できた方が望ましいです。

自治体で臨時・嘱託の保健師として働くメリット・デメリット

私が働いてみて感じた自治体での臨時・嘱託保健師のメリット・デメリットについては以下の通りです。

メリット

  • 地域住民の方の健康支援に幅広く関われる。
  • 行政保健師としての経験が積める。
  • 正規職員の試験を受けるとき、面接で経験やスキルについて語れる。
  • 休みがとりやすい。
  • 定時で帰れるので小さな子供がいても働きやすい。

デメリット

  • 給料が安い。
  • 雇用期間が短い、雇止めがある。
  • いつ異動の辞令がきてもおかしくない。

まとめ

いかがでしたか?

自治体の臨時・嘱託保健師に就職しても契約期間終了とともに「やめていく」方が大半です。

お給料面はどうしても看護師の方が高いので、病院に戻っていく方が多いのが現状です。

私個人の意見ですが、やりがいはありますし、住民さんたちと関わるお仕事は何より面白い。

なので、もし自治体で働いてみたい、というかたがいましたらぜひチャレンジしてみてください。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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