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循環器内科に転職するなら専門性を更に高める資格も注目!

更新:2017/09/04

[循環器内科]

循環器内科に転職するなら専門性を更に高める資格も注目!

循環器内科という専門性の高い領域で働くこは看護師としてスキルアップにつながっていきますが、その中でもさらに勉強を深めてみたい方、ただ学ぶだけでなく何か実績として残したい方は看護師が取得できる資格はいかがでしょうか?

循環器内科の領域で専門性が高まるだけでなく、資格取得による学びは分野や働く場所が変わっても役に立つこと間違いないです。

仕事をするにも資格を目指して働くことでやりがいやモチベーションにつながりますし、看護師としての幅をもっと広げるチャンスになります。

資格の取得は転職する上でもプラスでアピールできるポイントとなるので、今後より良い条件で転職できる可能性もあります。

循環器内科に活かせる資格は何があるのか、知っているのと知らないとではスキルアップにも大きな違いが出てきますよ!

循環器内科からのスキルアップはまずこの資格から!患者さんの細かいところに目が届き、指導に強い看護師になれる!

慢性心不全看護認定看護師

慢性心不全看護認定看護師は2012年に新しく定められた認定看護師です。慢性心不全の患者さんに対し急性増悪しないようケアを介入していくだけでなく、心不全を繰り返さないための自己管理の方法をアドバイスしていく役割を担います。

看護師に対してはチームの中心となり他看護師に対して心不全の知識や技術を指導し、提供する看護レベルの一定化と向上を目指します。

役立つシーン

慢性心不全の患者さんは塩分制限や水分制限などの生活管理や服薬の必要性、血圧や体重の管理など病気への理解とセルフケアが必要となってきます。

心不全患者さんは一人一人原因となる疾患や心機能による予後が異なります。そのため疾患とステージに合った生活のアドバイスと、制限を余儀なくされるストレスや病気を持ちながら生活をする不安に対して心のケアを行うのに専門的な知識が必要とされるのです。

生活管理の指導は生活習慣病の予防と重複する所があり、慢性心不全だけでなく糖尿病や脳血管疾患など他分野においても幅広く活躍できる知識です。

総合病院や循環器の専門病院では病棟だけでなく、心不全外来として外来受診にくる患者さんの継続的なケアや相談窓口を看護師が受け持っている病院もあります。

まだ制定されて間もないですが生活習慣病患者さんの増加や高齢化社会を考えると、専門知識を持ってアドバイスが行える資格を持つことは今後活躍の場が広がっていくと期待されます

取得要件

・看護師免許を取得している

・実務経験が通算5年以上あること。そのうち3年以上は心不全患者のいる病棟での実務経験があること

・日本看護協会が認定している認定看護師教育課程を修了していること

・心不全の増悪期から回復期にある患者の看護を5例以上担当した実績があること

・現在心不全患者の多い循環器系病棟か外来、在宅ケアで勤務していること

費用、取得までの期間

・教育期間は6ケ月以上、昼間の連続した研修が必須

・入試検定料 約5万円

・入学金   約5万円

・授業料   約70万円

・実習費   約10万円

・認定審査費用 約5万円

・認定費用   約5万円

合格率

90%以上

ただし毎年定員数が100名以下となっていることと、近年注目を浴びてきていることから申し込みに倍率が高いと言われています。

資格の更新

資格取得後は5年ごとの更新(書類審査)

更新審査料 30240円

バックアップ体制や給料

認定看護師の資格の取得にはおよそ半年もの決められた研修を受けなければなりません。その間の勤務の取り扱いや給料のバックアップなど認定看護師の取得には勤務先の対応が求められます。

資格取得の費用は個人で負担するには多額になりますので研修制度の整っている病院で勤務できることが望ましいと言えます。

また、研修をうけることのできる機関が2~3ケ所と決められており、通学による交通費、場合によっては転居を考慮しないといけないことから生活面の配慮を行ってくれる体制が必要です。

認定看護師は看護協会で定められた資格ですのでスキルとしては評価の高い資格となります。認定看護師としての手当がつくだけでなく、看護師に対する研修やプラスαの活躍ができる時それに対する報酬が期待されるでしょう。

心臓リハビリテーション指導士

心臓疾患の患者さんは心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患により心臓の機能が一時的に低下して身体だけでなく精神的にも大きなダメージを受けます。

心臓のリハビリテーションにおいては指導士は早期離床を進めながら循環動態を良くし、心機能や身体の回復を目指す運動療法だけでなく、栄養指導や服薬指導、生活習慣の指導など疾病の再発防止のプログラムを他職種と連携しながら総合的に患者をサポートしていく役割をしています。

運動療法を積み重ねることによって患者さんが活動を広げる不安を解消し、必要な知識を得ながら徐々に社会復帰への自信を取り戻していくことを目指します。

役立つシーン

循環器内科だけでなく心臓の手術を行う心臓外科の手術後においても、早期離床や統合的なリハビリテーションプログラムは必要となってきますので専門的な知識が生かされるでしょう。

循環動態の変化によってリハビリを進めていくことや、患者さんに合わせて必要な指導の介入を進めていくことは心臓疾患だけでなくどの分野においても注目されるべき視点です。

資格を取得することで幅広い視野で患者さんのアセスメントを行う力を身につけることができると言えます。

生活習慣病の患者さんは増えてきていますので、循環器専門の病院だけでなくクリニックでも循環器疾患の予防の知識は指導を行う場面で多く生かされるでしょう。

取得要件

・医師、看護師、理学療法士、臨床検査技師、管理栄養士、臨床工学技士、薬剤師、臨床心理士、作業療法士、健康運動指導士のいずれかを保有していること。

・心臓リハビリテーション指導士認定制度委員会主催の講習会を受講していること。

・申請時に日本心臓リハビリテーション学会の会員であり、申請時の直近通算して2年以上の会員歴があること。

・心臓リハビリテーション指導の実地経験が一年以上あること、または心臓リハビリ研修制度により受験資格認定証の交付を受けていること。

・上記記載の受験資格の他に、受験申請時に10例の症例報告の提出が必要であること。

費用、取得までの期間、

・申請時期は毎年4月中旬から申請開始

・試験は年に一回、7月中旬の学術集会開催時 二部制の講習会後試験の実施

・費用は講習会受講料第一部 6000円、第二部 4000円 、受講料 15000円

合格率

60%後半

不合格者は翌年行われる試験についてのみ、症例報告の提出や講習会の参加はなしで受験可能

資格の更新

資格取得後5年の間に既定の単位を取得し、毎年会費を納めていること

バックアップ体制や給料

講習会や試験日は有給扱いにしてくれる病院もありますが、看護師不足などの理由で自分の休みの日に行かなければならない可能性もあります。

費用は一部負担か全額負担か病院の研修制度によって待遇が違いますので、転職先で資格を受験したい場合は転職先の研修制度の確認が必要です。

また、取得要件のひとつに心臓リハビリテーションの指導の実地経験や症例報告の提出が必要とされているので中規模以上の循環器専門病院が望ましいです。

給料は総合病院や循環器を専門としている大きな病院だとチームによるリハビリテーションを行っている可能性があり、資格手当として待遇される場合があります。

この資格を持って転職の際には専門的な資格を持っていると待遇に有利に働く場合がありますので自信をもってアピールしましょう。

フットケア指導士

フットケアに関する専門知識や技術を取得し、足の皮膚や爪に対する病変、下肢循環不全、リンパ浮腫 壊死や変形足の健康について状態を把握し、必要なケアを導きます。

フットケアという視点は近年注目されてきている分野であり、高齢者の寝たきりの予防や活動の意欲の向上、それに対する適切な介助具の選択や生活のアドバイスを行います。

役立つシーン

循環器内科では閉塞性動脈硬化症という下肢の動脈に狭窄や閉塞ができることによって循環不全を起こす疾患があります。初期の段階では大きなトラブルはありませんが、血の巡りが低下するため些細な傷から傷口が悪化し壊死状態に至る場合もあります。

循環器内科ではこのような患者さんに対しカテーテル治療を行うだけでなく、傷口のケアやチェックを継続して行うことが大切なのです。

他にも長期臥床による血栓予防を行うことや、心不全による浮腫の増悪は皮膚を危弱化させるため、皮膚トラブルを予測し対策をするなどフットケアの知識を必要とする場面が多くあります。

循環器だけでなく糖尿病の患者さんはフットケアが第一と言われるほど足の健康を維持することは大事になってきていますし、在宅医療や介護施設においても健康はフットケアからと足の清潔に対する認識度は高まってきています

フットケア指導士は専門知識を学べるだけでなく、医療、介護の両面から重宝される強い資格だと考えられます。

取得要件

・医師、看護師、准看護師、理学療法士、臨床検査技師、臨床工学技士、介護福祉士、義肢装具士、薬剤師、作業療法士いずれかの資格を保有し、資格取得後3年以上の実務経験があること

・申し込み時に日本フットケア学会の学会員であること

・フットケアのの実務経験があること

・日本フットケア学会が認定するフットケア指導士認定セミナーを受講していること(セミナーの有効期限は2年間)

費用、取得までの期間

・試験日は毎年一回

・受験費用 10000円

・認定セミナー受講料 10000円

合格率

75%前後

資格の更新

・更新には5年に1度、かつ学会セミナーへの参加が必須です。70単位の履修単位制

・申請期間を通して学会員であること。

・更新審査料は10000円必要。

バックアップ体制や給料

病院の研修制度によって費用のバックアップや試験日の有休扱いなど待遇が異なりますのであらかじめ確認しましょう。

大きな総合病院などの場合褥瘡ケアチームが確立されている場合がありますので、フットケア指導士も褥瘡ケアチームの一員として活動する場合が考えられます

その場合日中の勤務が多くなり、他病棟の回診や傷口のケアのアドバイスなど病棟勤務以外での活動が増える可能性があります。それに対する手当も出ますが夜勤の回数が減るなどトータルで見ると収入は減るかもしれません。

しかしフットケア指導士としての活躍が広がることで知識や経験が深まり、更なるスキルアップに今後もつながっていきます。

まとめ

いかがでしたか?循環器にまつわる資格についてあげてみましたが、将来的にも循環器だけでなく幅広く活躍することのできる資格であると思います。

循環器内科を学ぶだけでも忙しくて専門的な資格まで時間が回らない、でも今あげたような資格があるのならば取得してみたいと思えたら、資格取得に適した環境に転職するいい機会です。

取得までには時間やお金がかかりますので、取得のための費用や勤務体制などのバックアップが充実していたり、学ぶのに適した専門性の高い病院であることが望ましいです。

また、資格取得後も学んだ知識が生かされる職場の方が看護師として更なるスキルアップへとつながりやりがいを生み出しますよね。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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