看護師の経験加算の文字があった時に気にするポイント

看護師の経験加算って、あなたは気にしたことがありますか？

転職を考え、求人票を見た時に「看護師経験ある方、経験加算あり」と書いてあるものが多くありますよね。

でも「経験加算って何？」と悩む方も少なくありません。

はっきりと看護師経験〇年で経験加算がこれくらい、と提示している病院はほとんどありません。

ここでは看護師の経験加算について事例を交えながら説明をしていきます。

看護師の経験加算は病院で勤務していた年数がキモ

「看護師の経験加算あり」としている求人情報を、多く見かけます。

しかし実際に経験加算ってどれだけ加算されるのかな、と疑問に思う人の方が多いのでは。

ここでは実際の経験加算についての考え方をお伝えしていきます。

看護師の経験加算についての考え方

看護師の経験加算は、実際に看護師として働いていた期間だけを見ているわけではありません。他にも

などが経験年数と共に経験加算として判断されます。

この中で高ポイントになるのは

となります。

看護師の経験加算について実例で確認

看護師の経験加算について、それでは実際に転職をした時の事例をもとに確認しましょう。

経験加算では上記のような条件を指数で表し、経験年数にかけていくことが多くなっています。

例えば経験年数5年の看護師のAさんで考えてみます。

のAさんの経験加算は

病院経験年数5年×常勤勤務指数1.0×病院勤務指数1.0となり、経験加算は5年分となります。

また経験年数が5年で同じでもBさんの場合には

病院経験年数3年×常勤勤務指数1.0×病院勤務指数1.0✕資格指数0.5とクリニック2年×常勤勤務指数0.5×クリニック勤務指数0.5を足して経験年数は2年となり、実際の経験年数は同じでもAさんの半分以下になってしまいます。

しかし中には准看護師としての勤務やパートなどの非常勤は経験に加算しないところもあります。（クリニック経験年数自体を加算しないところもあります。）

その場合のBさんは、

病院経験年数3年×常勤勤務指数1.0×病院勤務指数1.0✕資格指数0とクリニック2年×常勤勤務指数0×クリニック勤務指数0.5となり、経験加算が付かないことになります。

そしてこれらはその転職先の規則によって変わってきますので同じとは限りません。

そのため経験年数をしっかりと考えてくれるところへの転職をしなければ意味がありません。

看護師の経験加算は無い場合もある

看護師の経験加算は、必ずしも無条件で適用されるわけではありません。

先にお伝えしたように准看護師の場合には経験としてみなされない場合があります。

他にも派遣で看護師として働いていた場合には経験としてみなされないことがあります。

例えば正看護師で総合病院へ10年勤務したが、そのうち派遣看護師の期間が３年あったとします。

そうするとその派遣看護師だった部分が経験加算の対象とならずに常勤で働いていた7年間のみが対象になります。

もし派遣で働いていた看護師が転職を考える時に、求人先がこうした経験加算の考え方だったら嫌ですよね。

まとめ

ここまで看護師の経験加算についてまとめてきましたがいかがでしたか？

せっかく転職するなら今までの経験をしっかりと評価して欲しいですよね。

また経験加算は指数で示されることが多いのですが、この指数が高いとより給与アップにもつながります。

しかし「どうやって経験年数をしっかりと評価してくれるところを探せばいいの？」という疑問がありますよね。

その疑問を解消するには転職サイトへ登録し、転職コンサルタントの力を借りることです。

転職コンサルタントは私たちでは調べることができない経験加算の指数はもちろん、准看護師や派遣、クリニックなどで働いた経験加算を減らすような条件を避けた求人を探してくれます。

転職するなら経験加算をしっかりとしてもらい、年収アップが可能な職場を見つけましょう。

万が一に備え、看護師転職サイトに登録しておきましょう！

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