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老人ホーム看護師の求人には、主にどの様な施設があるのか?

更新:2023/04/23

[老人ホーム]

老人ホーム看護師の求人

老人ホームで働こうと思っていてもどの様な施設があるのか、病院と違うので戸惑う事もあると思います。

基本的な老人ホームの種類とそれぞれの求人の特徴について見ていきましょう。

老人ホームには様々な施設がある

『老人ホーム』と一口に言っても様々な形の老人ホームがあるのはご存知でしょうか?

その中でも特に入居者の募集と求人募集のある三つの老人ホームについて紹介します。

  1. 介護老人福祉施設
  2. 介護老人保健施設
  3. 有料老人ホーム

介護老人福祉施設

一つは介護老人福祉施設です。

こちらは特別養護老人ホームとも呼ばれ、こちらの方が馴染みのある言葉だと思います。

通称『特養』です。

特養は社会福祉法人や地方自治体が運営している公的な老人ホームで、入居の条件が65歳以上の要介護3以上と決まっており、その中でも重症度の高い高齢者から優先的に入所する事が出来ます。

重症度が高いと言っても、施設内で可能な医療行為は、褥瘡や皮膚トラブルへの軟膏塗布等の処置や経管栄養等、比較的簡単な医療行為にとどまります。

24時間看護師常駐の義務もない為、ほとんどの特養では夜勤看護師は無くオンコールで対応する施設が多いです。

介護老人保健施設

二つ目は介護老人保健施設、通称『老健』です。

老健も特養と同様に医療法人や社会福祉法人などが運営する、公的な老人ホームです。

入居の基準は特養とは異なり、要介護度1以上の65歳以上の高齢者という基本条件の他に、入院治療の必要のない病状が安定している方が対象となります。

老健は食事や排泄の介助などの介護サービスは提供されますが、在宅復帰を目的としたもので、自宅などに戻る為のリハビリが中心の施設となります。

老健で働く上でのメリットは、看護師の配置基準が入居者様100人に対して9人と看護師の配置人数が多い所です。

老人ホームでは夜勤がない所が多いのですが、老健は24時間看護師が常駐する為、夜勤があります。

有料老人ホーム

有料老人ホームの中にもいくつかの種類がありますが、看護師が主に勤めている介護付有料老人ホームについて説明していきます。

有料老人ホームとは一般企業が運営する老人ホームとなっています。

入居条件は各企業の基準があるので、受け入れの年齢や医療度が高い方でも受け入れる老人ホームもあります。

その為、有料老人ホームで行われる医療行為の中には、特別養護老人ホームで行われる医療行為の他にも、中心静脈栄養やインシュリン注射や人工呼吸器の管理を行う施設もある様です。

有料老人ホームも24時間看護師常駐義務も無い為、夜勤看護師の無い施設もあり、そのような施設では基本的にオンコール対応となります。

しかし、医療度の高い方を受け入れている施設では夜勤もある事が多いです。

3つの施設の求人情報を見る上でのポイント

働く上で気になるのは、『給料』と『仕事内容』だと思います。

それぞれの老人ホームの給料の目安や主な仕事内容を見ていきましょう。

  1. 介護老人福祉施設
  2. 介護老人保健施設
  3. 介護付有料老人ホーム

介護老人福祉施設

給料

働く上で一番に気になるのは給料面だと思います。

介護老人福祉施設の給料は大体月25~30万円です。

基本的には夜勤の無い老人ホームが多いので、夜勤のある病院勤務時の給料と比較すると額は下がってきます。

ただ、運営元が社会福祉法人や地方自治体ですので、倒産する心配は殆ど無く、安定した収入を得られます。

介護老人福祉施設の詳しい給料の説明については、『老人ホーム看護師の給料ってどのくらい?』を参照下さい。

仕事内容

介護老人福祉施設での看護師の仕事内容は上記でも説明致しましたが、主に褥瘡や皮膚トラブルへの軟膏塗布等の処置や経管栄養等、比較的簡単な医療行為にとどまります

その他、介護士と共に入居者への介護サービスも行います。

医療行為は少ない為、ブランクがある看護師さんや医療行為に不安のある看護師さんには働きやすい仕事内容ですね。

また、多くの施設の勤務体制は日勤のみ、他早番や遅番と夜勤が無い為、お子さんを保育園等に預けている方等のお子さんがいる看護師さんにも働きやすいでしょう。

仕事内容的には、医療行為も少なく働きやすいのですが、介護度の高い方が入居されているので、皮膚トラブルは殆どの方に付き物です。

その為、施設の規模によって差はありますが、入居者の殆どの方に対して、少ない看護師で数十人の軟膏塗布等の処置や、点眼介助や配薬をする必要があります。

介護老人保健施設

給料

介護老人保健施設の給料は大体月25~30万円程で特養と大きく変わりません。

しかし、老健では夜勤があるので、その分給料は特養よりもよくなります。

病院勤務と比較すると医療行為も少ない為、給料は少なくはなりますが、夜勤がある為著しく少なくなることはないでしょう。

介護老人保健施設の詳しい給料の説明については、『老人ホーム看護師の給料ってどのくらい?』を参照下さい。

仕事内容

老健は病状の安定した在宅へ戻ることを前提としたリハビリが中心の施設ですので、医療行為は殆どありません。

主な医療行為は日々の健康管理、褥瘡処置や内服管理となります。

その他にも施設によっては介護職員と共に食事や入浴や排泄等の日常生活の援助をする施設もあります。

働きやすさや安心の面では、老健は日中医師が常駐している為、処置の内容や急変時は医師に相談しやすいでしょう。

老健では24時間看護師の常駐が定められていますが、夜間帯には医師は不在ですので急変時には自身での判断が必要となります。

介護付有料老人ホーム

給料

介護付有料老人ホームの給料は大体月30~35万円です。

一般企業が運営している老人ホームの為、運営母体の企業の規模によって給料に差が出てきます。

また、老人ホームによっては、夜勤を導入している施設もあるので、夜勤の有無によっても給与に差が出てきます。

夜勤のある病院勤務と比較すると、有料老人ホームで夜勤があったとすると、やや下回るか運営母体の企業の規模によっては上回る所もあるでしょう。

介護付有料老人ホームの詳しい給料の説明については、『老人ホーム看護師の給料ってどのくらい?』を参照下さい。

仕事内容

仕事内容は基本的に、介護老人福祉施設と同じです。

勤務体制も、日勤のみで、他に早番や遅番で対応し夜間はオンコール体制となります。

しかしながら、受け入れの基準は各企業によって異なります。

医療度の高い方を受け入れている場合はそれに伴い、医療行為も多くなる為夜勤がある事もあります。

上記でも挙げた、中心静脈栄養やインシュリン注射や人工呼吸器の管理の他にも、経管栄養が経鼻からであったり、中心静脈栄養がポートではなくカテーテルで挿入されていたりする事もあります。

少ない人数の看護師で対応しなくてはいけない為、医療度の高い入居者が多い老人ホームではとても忙しく感じるかもしれません。

老人ホームで働きたいけれどあまり給料を落としたくない、医療技術を落としたくないと言う看護師さんには働きがいのある老人ホームかも知れませんね。

介護付有料老人ホームの詳しい仕事内容については、『老人ホーム看護師の仕事ってどんな感じ?』を参照下さい。

まとめ

これまでに挙げた内容は平均的な内容ですので、いざ求人を探す際にはもっと細かく自分の求める条件に沿って絞らなくてはいけません。

求人情報誌で探すのか職業安定所で探すのかインターネットで探すのか、求人を探す方法は多くありますが、詳しい情報は自分ではなかなか探せないものです。

老人ホームの規模や医療行為が面接に行かないと分からない事もあります。

求人情報に掛かれている医療行為も一般的な比較的簡単な内容ばかりで、いざ入職してみたらとんでもなく医療度の高い入居者がいて大変なんてこともあるかも知れません。

求人情報を探すのは一人では大変な作業になります。

そんな時は、看護師転職支援サイトを活用するのはいかがでしょうか。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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