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NICUの看護師は転職しにくい?慢性期の成人病棟以外は大丈夫!

更新:2023/03/31

[NICU]

NICUの看護師は転職しにくい?

看護師というと、現在人手不足が顕著な職種の一つであり、求人数が多いので比較的転職しやすい職種だと言えます。

ではNICUの看護師になった後に、他の病院や診療科病院に転職することも簡単にできるのでしょうか?

NICUの看護師の特殊性を交えてお話ししていきたいと思います。

NICUの看護師は特殊性が強く、転職しにくい?

NICUの看護師は新生児や乳幼児のみを対象として看護を行っていきます。よって採血や注射、導尿などの一般病棟で行われる看護技術を看護師が患者さんに行うことはありません。

なので新卒でNICUに配属されると、このような技術の習得は他科の看護師に比べかなり劣ってしまうでしょう。

そしてNICUで扱う疾患も先天性のものや生まれたての赤ちゃんにのみ発症する疾患がほとんどであるため、他科では扱わない病気がほとんどです。

よってNICUの看護師が他科に転職しようと思うと、技術も知識も1からの出発となります。

中途採用の看護師に対しても院内教育や病棟での教育システムが整っている総合病院などは、第二新卒や中途で採用してくれることもありますが、個人病院などの教育システムが整っていない病院では即戦力を必要としているため採用されることは難しいと思います。

NICUの看護師が転職しやすい・しにくい転職先はどこ?

NICUの看護師は先ほどお話ししたとおり、対象者の特殊性や看護技術の特殊性により、転職しにくいのが現実です。

しかしNICUの経験を生かせる転職先もあり、反対にNICUを経験したからこそ転職することが大変な転職先もあります

  1. NICUの経験を生かせる転職先
  2. 転職が難しい転職先
  3. でもNICUの看護師は選択肢がいっぱい!?

NICUの経験を生かせる転職先

NICUで身につけた赤ちゃんをお世話する技術や、お母さんやご家族と向き合う看護の経験を生かしたいなら産科や小児科がいいと思います。

しかしながら産科も小児科も採血や注射などの看護技術を必要とするため、入職後、それらの技術指導を受けなければなりません。

また産科だと、病院によっては助産師のみを採用しているところもありますので、助産師免許のない看護師は転職できないので注意しなければなりません。

思い切って病院ではない環境で働いてみようと思うのであれば、子どもも対象としている訪問看護ステーションや保育園・学校などの看護職員もNICUでの経験を生かしながら働くことができると思います。

たとえば結婚や出産、また病院で常に緊張しながら交代制勤務を続けることに対して疲れてしまったときには、このような少し生活に時間の余裕を持って働ける転職先もいいですよね。

ただ学校での看護職員も、養護教諭免許が必要な場合がありますので、あなたが養護教諭2種免許を取得しているか、取得できるのか確認が必要です。

転職が難しい転職先

転職が難しい診療科というと、超急性期で赤ちゃんのみを対象としているNICUと対照的である慢性期の成人病棟です。

慢性期の成人病棟では、点滴や注射、導尿などの看護技術が必要であるのはもちろん、体位交換や清潔ケアなどの介助も成人であるため、NICUで行っていた技術を生かすことはできません。

またNICUとは扱う疾患も大きく違ってくるため、たくさん勉強が必要となってきます。

そして採用する病院側としても、全く経験がない看護師を一から教育していかなければならないため採用に消極的である場合もあると思います。

それでもあなたがNICUと対照的である慢性期の成人病棟で働きたいという熱意があれば、病院側や周りの看護師たちもあなたを一人前の看護師になれるように教育し助けてくれるでしょう。

しかしそのような教育をするシステムが整っていないような個人病院や診療所、ケアセンターなどでは、経験のない看護師を育てる時間の余裕がないため、転職が難しいと思います。

でもNICUの看護師は選択肢がいっぱい!?

ここまでの話からするとNICUの看護師は転職先がかなり絞り込まれてしまう気がしますが、そうではありません。

NICUでは赤ちゃんの全身の疾患を扱っているため、NICUの看護師は全身の解剖生理を理解してなくてはならないです。

全身の解剖生理を理解しているということは、あなたは転職しようとしたとき、精神科や老人科を除く、すべての診療科の基本的な解剖生理を理解しているということになります。

なのであなたは転職しようと思ったとき、成人の病棟であっても、ほとんどの診療科が本当に初心者というわけではないです。専門的な知識や経験がないだけです。

こう考えると、NICUの看護師だからと言って、選択肢の幅を自ら狭めるのではなく広い視点で転職について考えることができると思います。

特に看護師は人材が不足していて求人が多いので、熱意をもって転職すれば、一部を除き、どこでも転職が可能だと思います。

まとめ

いかがでしたか?

NICUの看護師はその特殊性から転職しやすい職場というのがかなり限られてきてしまいます。

しかしNICUは全身の疾患を扱っているため、あなたが熱意をもって転職すれば、どこでも転職はできる病棟であるとも思います。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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