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新人看護師が夜勤で不安にならないために!独り立ちへの4つの心構え

更新:2023/04/06

[新人看護師]

新人看護師が夜勤で不安にならないために!独り立ちへの4つの心構え

新人看護師が夜勤で不安にならないためにはどうすれば良いかが、今回のテーマです。

職場によって夜勤導入の時期は異なってきますが、3か月目くらいから指導係の先輩看護師と一緒に入っていくというパターンが多くなっています。

夜勤開始時期は原則的に新人看護師であるあなたの進捗状況によっても変わってきますが、やはり不安ですよね。

また「夜勤いつから入るのかな」「夜勤独り立ちはいつだろう」と夜勤に対する不安を持つのは当たり前です。

ここでは新人看護師が不安を感じる夜勤についてまとめていきます。

新人看護師は夜勤が不安!開始時期はいつ頃なの?

新人看護師にとって、夜勤は不安要素以外の何者でもないですよね。

あなたの職場が新人看護師の夜勤導入時期をどう設定しているかにもよりますが、多くの病院では3か月をめどにしています。

3か月というと職場にも慣れて、看護業務を一通り学んだ時期になります。

また患者さんとの関係性も作ることができるようになってきている時期でもありますよね。

しかし、初めての夜勤が近づくにつれてあなたの不安は大きくなるばかりでしょう。

介護施設の場合でも看護師が夜勤をするケースがあります。

新卒の新人看護師の場合では業務に慣れるまでは夜勤をすることはないでしょう。

しかし看護師不足が慢性化している介護施設では慣れる前に夜勤開始になることもあります。

初めての夜勤…何をしたらいいのかな?

夜勤導入になる際、すぐに独り立ちするわけではありません。

指導係の先輩看護師と一緒に夜勤に入ります。

しかも夜勤の人数にカウントされずに数回は先輩看護師と一緒でカウントされますのでそこは安心してもいいでしょう。

またあなた1人で行動するわけではありません。

初めての夜勤では先輩看護師に同行してどのような動きをするのかを確認することが中心です。

すぐに「あなたが全部やって」ということはありません。

介護施設の場合では看護処置はそれほど高度なものはありませんので学生の時の知識や技術があれば最低限行えます

中には医療ニーズが高い入居者を受け入れている施設もあり、人工呼吸器を装着している方もいますので注意が必要です。

新人看護師が不安に感じる夜勤…目標は独り立ち。そのための心得は?

新人看護師が不安に思う夜勤ですが、この夜勤における目標は「独り立ち」することです。

夜勤の独り立ちには指導係の先輩看護師はもちろん、他の先輩看護師が認めて可能になります。

もしあなたを含む限られた人数で行っている夜勤で何かあった時に対応できなかったら一緒に夜勤をしている先輩看護師も不安ですよね。

先輩看護師に不安を持たせずに夜勤ができるようになるのがあなたの独り立ちの時です。

受け持つ患者さんの情報をしっかりと得ておく

夜勤は看護師の人数も少なく、受け持つ患者さんの人数も日中より多くなります。

そのため患者さんのことをどれだけ知っているかがとても大切です。

ほとんどの患者さんを日中に受け持ったことがあるとは思いますが、毎日同じ患者さんではないですよね?

日々状態が変わる患者さんの情報をしっかりと得ておくことを意識していきましょう。

夜勤の時に一気に情報収集はできませんので、日勤の時に基礎疾患など基本的な情報やここ最近の状態をしっかりと頭に入れておきましょう。

また介護施設での夜勤の場合には受け持ちの入居者さんが病棟よりも多いです。

50人を1人で受け持つこともありますが、介護職と一緒に夜勤をします。

また日中入居者さんとの関わりがあること、それほど重症の方がいないということもありますので、どんな病気なのかくらい理解しておけば良いのではないかと思います。

突然のことにも対応できるようにしておく

新人看護師のあなたが抱える夜勤の不安には「何かあったらどうしよう」ということがあるでしょう。

夜勤の時は看護師の人数も限られているため、新人看護師だからと言って何もしなくてもいい、誰かに相談しながら動くということができません。

そのため、患者さんが急変したなどの突発的なことにも冷静に対応できるように事前準備をしてくことが必要です。

例えば急変した時に使用する救急カート1つにしてもどこに必要な薬剤や処置道具が入っているのか、医師へのコール方法はどうするのかなどを知らなければなりません。

夜勤開始時期が来る前に必ず指導係の先輩看護師と一緒に急変時の対応方法や必要物品の位置などをしっかりと把握しておきましょう。

可能なら夜勤導入前にシミュレーションをしておくこともいざという時の安心材料になります。

体調管理をしっかりとしておく

初めての夜勤の前には不安で眠れない日が続きます。

眠れない=疲労が取れないということになってしまうと夜勤導入前に必ず体調を崩してしまいます不安で眠れないということもありますが疲れを溜めないようにしていきましょう。

また夜勤導入後も体調管理をしっかりと行いましょう。

夜勤はあなたを含めた限られた人数でシフト決めされています。

もしあなたが体調不良で急に夜勤をできないということになれば代わりの看護師を探すことになり、シフト調整が大変なことになります。

夜勤をした後は振り返りをする

新人看護師の時は毎日業務が終わり、退勤する前に必ずその日1日を振り返る意識をしましょう。

その日の業務の中で分からなかったことがあるならその日のうちに質問をするなりして理解するようにします。

この振り返りをしていくことであなたに知識が付きます

また自然と行動にも反映されてきますので、指導係の先輩看護師との振り返りやあなた自身での振り返りを行っていきましょう。

新人看護師は夜勤を不安に思い、行きたくない気持ちになってしまう…

新人看護師で夜勤が不安で行きたくなくなってしまう人、多いです。

夜勤開始前のあなたも、夜勤をすでに始めているあなたも、もしかしたら「夜勤に行きたくない」という気持ちを持つかもしれません。

そして「夜勤を断る理由がないかな…」と考えてしまうかもしれません。

夜勤前、行きたくない気持ちがある…

夜勤前、行きたくないという気持ちを持つ時、夜勤に対して不安を持っているためでしょう。

その理由が何かはあなたしか分からないのですが、その理由を解消していくことがその気持ちを解消するために必要なことになります。

なぜあなたは夜勤前に行きたくない気持ちがあるのでしょうか?

「一緒に夜勤をする先輩看護師が怖いのか」「急変など患者さんのことで悩んでいるのか」「とにかく不安なのか」などが考えられます。

対策は?

夜勤前、行きたくない気持ちになる理由をあなた自身で把握しておきましょう。

そしてその気持ちを解消するための行動を取るようにします。

夜勤を「病気でできないから」と断りたい

「病気で夜勤ができない」と夜勤を断りたいと思うことも出てきます。

病気を理由にすれば夜勤を断っても何も言われないと思いがちですが、そうでもありません。

むしろ急に夜勤を断ることについて先輩看護師たちは面白くないのです。

そして「1年目の看護師である新人看護師が夜勤を断るなんて…」と怒り心頭でしょうね。

安易に断ってはいけないのが夜勤なのです。

対策は?

でも「高熱がある」「インフルエンザに罹ってしまった」など夜勤に出ることで患者さんに迷惑をかけてしまうような状況の時には夜勤を断ることは致し方ないことですので理由をしっかりと話して夜勤を断りましょう。

またあなたの代わりに夜勤をしてくれた先輩看護師にお礼を言うのを忘れないこと。「私は病気だから夜勤を交代してもらうのは当たり前」なんて態度でいたら先輩看護師から嫌われてしまうことになります。

新人看護師が夜勤を不安に思い、やっぱり入れない…どうしよう…

新人看護師が夜勤を不安に思わない対策についてもお話してきましたが、それでもやっぱり夜勤は怖いから入れない…と思っている方もいますよね。

初めての夜勤やその後数回は先輩看護師と一緒の夜勤だったからまだ何とか出来ていた、でも独り立ちして夜勤メンバーの1人としてカウントされるようになったという時に「怖いから入れない…」という思いを持ってしまいます。

また夜勤をした時に何か怖い思いをしてしまったという時にも「同じことが起こってしまったらどうしよう…」と怖い思い、不安な思いを持ちますよね。

これは新人看護師のあなただけではなく、経験がある先輩看護師でも同様です。

夜勤に対する不安が解消されないままでは不安障害のような状態になってしまうことも考えられます。

そのため、夜勤の何が不安なのか、どうやったら解消されるのかをしっかりと考えて、夜勤に対する不安を解消していくように意識してきましょう。

患者さんが急変したら怖い…

看護師の仕事をしている以上、一度は患者さんが急変した場面に出会います。

日勤の時ならあなた以外の看護師の数も多く、あなたが何もできなかったとしても先輩看護師がしっかりとフォローしてくれます。

しかし夜勤での急変は新人看護師のあなたがしっかりと動くことが求められます。

必要物品をすぐに準備できる、医師に報告するなどをこなすことが必要になりますが、実際に患者さんが目の前で急変した(している)場面に遭遇したら怖くて何もできなくなるのが新人看護師ではないでしょうか。

解決策

やはり急変時のシミュレーションを行っておくことがこの急変時に怖いという気持ちを解消するためには必要です。

合わせて急変時の対応について頭でしっかりと理解しておくことが大切です。

また患者さんに起こりうる状況を予測し、その対応を身に付けておくことも怖いという思いを解消できる方法になります。

急変については別にまとめたものがありますので「新人看護師の急変時の役 割とは!?できないとは言わせない!」を参考にしてくださいね。

一緒に夜勤をする先輩看護師が怖い…

一緒に夜勤をする先輩看護師が怖い、という不安もありますよね。

夜勤は同じチームでない先輩看護師と組むことが多くなります。

そのため「この先輩、話しかけづらいんだよね」というような関係性の場合はとても困ります。

そして相談しづらいと何かあった時になかなか言い出せずに大変なことになってしまうこともあり、怖いですよね。

解決策

夜勤に入る前に一緒に組む先輩看護師に「〇日一緒に夜勤になります。よろしくお願いします」と一言挨拶をしておきましょう。

そして普段からチーム以外の看護師とも積極的にコミュニケーションを取るようにしておくといざという時に相談しやすく、フォローしてもらえます。

夜勤における先輩看護師については「新人看護師の夜勤で怖いあの先輩!タイプ別 うまく付き合う方法まとめ」を合わせて読んでみて下さい。

まとめ

ここまで新人看護師が抱える夜勤の悩みについてまとめてきましたが、いかがでしたか?

あなたがまだ夜勤導入していない場合でも、すでに夜勤をしている場合でも様々な不安を抱えているでしょう。

もし夜勤が怖い、夜勤が不安だという気持ちになった時には夜勤がないところへの転職も選択肢にしてみませんか?

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その転職コンサルタントに夜勤がない職場を探してくれます。

また夜勤の人数が多く独り立ちまでしっかりとサポートしてくれる職場がいいという場合でもその希望にあった職場を探してくれますよ。

転職サイトの転職コンサルタントを活用して、不安がない夜勤をすることができる職場を探しましょう。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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