夜勤に入れない新人看護師でも焦りは不要!夜勤に入るための心構えは?
更新:2023/04/11
[新人看護師]夜勤に入れない新人看護師のあなた、焦りは不要です。
同期がどんどん夜勤開始になっているかもしれません。
しかし焦ってばかりいたら夜勤をする上で必要な知識や技術が追い付かなくなってしまい、さらに夜勤開始が遅れてしまいますよ。
またもしかしたら夜勤開始になっている新人看護師の中には夜勤が怖くて入れないということがあるかもしれません。
夜勤に不安を感じていて入りたくないということも考えられます。
この場合の方は、「新人看護師が夜勤で不安にならないために!独り立ちへの4つの心構え」を読んで、入れるようになってくださいね。
ここでは「夜勤に入れなくて焦る…」「夜勤にまだ入れないなんて恥ずかしい…」と思っている方に向けてまとめていきますね。
新人看護師が夜勤に入れない理由には何があるのか
新人看護師で夜勤に入れない人、たまにいます。
周りの同期の新人看護師が夜勤開始しているのにあなただけ入れないという状況になっていたらとても不安になりますよね。
また「何で夜勤できないの?」「私って落ちこぼれなの?」「夜勤はいつからなの?」という気持ちを持つかもしれません。
時期が来なければ夜勤はやらせてもらえない!
新人看護師の夜勤はいつからなのでしょうか。
夜勤開始時期はその病院などで決められています。
大体3か月くらいして日勤業務に慣れてきてから夜勤を先輩看護師とペアで始めるパターンが多いような気がします。
そのためその時期が来ていなければ夜勤はやらせてもらえません。
そのため焦る必要はありません。時期が来たら新人看護師のあなたも夜勤導入になりますので焦らずに待ちましょう。
夜勤開始前はしっかりと知識を付けておくことを意識しておきましょうね。
夜勤できるレベルではないとの評価
新人看護師の同期が夜勤をしているのにあなただけ夜勤できない理由にはあなたが夜勤できるレベルに達していないと評価されていることが考えられます。
夜勤をするということは一定の看護技術などのスキルが求められます。
看護師が夜勤をする上で一定のレベルが決められており、そのレベルに達していなければ夜勤をさせることによるリスクがありますので、夜勤導入時期は後になります。
新人看護師が夜勤に入れない!夜勤導入までにしておく4つのこと!
新人看護師で夜勤に入れないあなた。
夜勤導入される前に看護師一年目のあなたがしておくことを考えてみましょう。
夜勤できないという焦りは禁物です!
焦っても何もいいことはないので、夜勤開始になっても冷静に対応できるように準備をしておきましょう。
日勤業務を確実に行えるようにする
まず夜勤に入る前のあなたは日勤でのシフトになっています。
あなたは日勤業務を1人で確実に行うことができますか?
患者さんの情報を落とすことなく、しっかりと収集できていますか?
夜勤では日勤業務よりは業務量が少ないのですが、看護師の人数が日勤よりも少なくなります。
そのような中で先輩看護師の助けがないと業務をすることができないとなるとやはり夜勤はできません。
対策は?
日勤の時には指導係の先輩看護師を含め、多くの先輩看護師がいます。
そのため何か分からないことがあるのであれば質問するなどして確実に解決しておくようにしましょう。
その時に「これが分かりません」と答えを求めるよりも「私はこう思うのですが、どうでしょうか?」と質問すると先輩看護師としても「きちんと勉強しているな」と好印象を持ちますよ。
また看護技術についてもあなた1人で一通りできるようにしておきましょう。
採血や点滴は夜勤でも必要があれば医師から指示が出ます。
そうした時に「できないから先輩看護師に代わってもらう」という考えでは力になりません。
確実な技術を持ち、どんなときにも冷静に処置ができるようにしておきましょう。
そのためには日勤で先輩看護師のフォローを受けながら何度も実践しておくことが大切です。
急変時に冷静に対応できるようにシミュレーションしておく
夜勤では患者さんの急変が起こることが多いです。
ただ人数が少ない中で急変に対応しているので印象に残っているだけなのかもしれませんが…。
夜勤で患者さんが急変した場合、新人看護師のあなたもメンバーの1人としてしっかりと動く必要があります。
日勤での急変だったら「先輩看護師がいるから自分は何もしなくても大丈夫」と思っているかもしれませんが、夜勤ではそうはいきません。
対策は?
急変時に冷静に行動するためには「どう動くべきか」ということをしっかりと知っておく必要があります。
また実際に急変時のシミュレーションをしておくようにしておきましょう。
ただし1年目のあなたが1人でシミュレーションをするのは無理なので、指導係の先輩看護師の力を借りましょう。
「急変の時には何を持ってきて、どう動くのか」
「医師にどう報告するのか」
「必要な機器はどこにあるのか」
など知っておくべきことはいくつもあります。
急変時には焦ってしまい、覚えているつもりでも動けないこともあります。
そうならないためにも何度もシミュレーションをしておくことをしておくことをおすすめします。
急変の時のことは「 新人看護師の急変時の役割とは!?できないとは言わせない!」にまとめてありますので合わせて確認してみましょう。
振り返りをしてあなたに足りない部分を知っておく
新人看護師として入職してしばらくは業務終了後に先輩看護師と1日の振り返りをしていますよね。
その振り返りはただ業務でできなかったことを振り返るだけではないとても大切なものなのです。
指導係の先輩看護師もあなたが苦手としていることを理解して、苦手意識をなくすための指導を考えています。
その苦手部分の共有ができるチャンスなのです。
ただ「採血が苦手で…」というよりも「採血をした時に駆血帯を外すタイミングがつかめない」「針を刺す角度が分からない」など具体的に質問するようにしましょう。
振り返りの大切さについて「新人看護師 振り返り」がありますので合わせて読んでみて下さい。
まとめ
新人看護師のあなたが夜勤に入れないということについてここまでまとめてきましたがいかがでしたか?
夜勤に入れないということに対して焦らないようにしていきましょう。
また他の同期が夜勤に入っているのにあなただけ夜勤に入れない、そんな姿を見て先輩看護師たちが「できないからね~」などと嫌味を言って焦りを煽るような職場にこだわる必要はありません。
しかし夜勤に入れないということであなた自身が悩み過ぎてしまっても大変です。
そんな時には転職をするのも1つの選択肢です。
転職サイトに登録し、担当の転職コンサルタントに相談してみましょう。
その時に「周りと比較して焦らない職場」「周りから夜勤開始が遅れていても恥ずかしくない職場」「夜勤をしなくても良い職場」などの希望する条件を伝えると、あなたの希望に合った職場を紹介してくれます。
介護施設では看護師の夜勤がないというところがほとんどです。
そうした職場を紹介してもらうのもおすすめですよ。
転職サイトへ登録すると手間暇かけずに希望する職場へ転職できます。
転職コンサルタントと一緒にあなたが安心して働ける職場を見つけて下さいね。
万が一に備え、看護師転職サイトに登録しておきましょう!
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