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新人看護師だって転職してもいい!辞める理由やトラブルなく辞める方法

更新:2023/03/30

[新人看護師, 転職]

新人看護師だって転職してもいい!辞める理由やトラブルなく辞める方法

新人看護師の転職についてが、今回お話するテーマです。

新人看護師のあなたがもし今の職場を辞めたい、転職をしたいと考えていたら、ぜひここを読んで欲しいです。

その中には看護師1年未満で転職をすることに対して後ろめたさを感じている方もいますよね。

また看護師1年目だけどクリニックで働きたいと考えている方もいるかもしれません。

しかしその看護師1年目での辞め方、新人看護師の辞める方法などで悩んでいるでしょう。

そして新人看護師の中にはもう職場を退職してしまったという方もいるでしょう。

勤務1年未満で退職をしてしまうと奨学金の返済や失業保険の受給ができないということで悩みになっているのではないでしょうか?

ここではそんな新人看護師の転職成功のポイントは何か、辞める理由は何かなど看護師1年目の転職について考えていきます。

新人看護師だって転職してもいい!看護師として働き続けるためにも転職の選択肢を持つ!

新人看護師は転職してはいけない・・・

な~んて、あなたは思っていませんか?

 

看護師1年未満の新人の場合、

「病棟に就職してみたけど、やっぱり無理…」

「夜勤のプレッシャーに耐えられない…」

などの理由で

「辞めたい…」

「他の病院に転職したい…」

と思うことってたくさんあります。

 

しかし1年目で転職をするということは何だか後ろめたい気持ちもありますよね。

特に

「新人看護師なのに退職を申し出てもいいものなのか」

「転職したくても受け入れてくれるところ、あるのかな…」

など考えると新人看護師の転職、成功するのかどうか不安になってしまいます。

 

また病院が合わないと悩んでいる方は「クリニックへ転職しようかな」と思うこともあるでしょう。

しかし

「1年未満の看護師でクリニックへの転職ができるの?経験がないけど…」

という疑問にぶつかります。

そんな時にどうしたらいいのかを一緒に考えていきましょう。

新人看護師は1年間を通して辞めたいと思うことがある

新人看護師として入職してからすぐに辞めたいと思うことがあります。

あなた自身が持つ看護師とのギャップを感じる、仕事が思ったよりハードでついていけないなど理由でしょう。

また入職して3か月経過した頃にはボーナスの支給時期になります。

「ボーナスをもらったら辞めよう…」、半年経過した頃には「半年頑張ったからもういいか」、冬のボーナス時期には「ボーナスもらったからもういいかな」、3月には「1年頑張ったから」と常に辞めたいと思う気持ちが出てきます。

辞めたい気持ちを持ちながら働くことって、正直危ないですよね。

仕事に集中できないことでミスが多くなるリスクがあり、さらに先輩看護師からの視線もきついものになってしまいます。

正直、そんな環境で働き続ける必要はありません。

自分を大切にするために辞める・転職する選択も必要なこと

看護師1年目のあなたが転職を考えるということは、今の職場や環境に満足していないためではないですか?

また先輩看護師との関係性や、職場の雰囲気など様々な要因があると考えられます。

 

そうした時にそのまま我慢して働き続ける必要はありません!

悩みながら仕事をしていても心や身体に負担がかかるだけです。

負担が大きくなってしまうと眠れない、イライラする、集中力が低下するなどの症状が出てきてしまい、ミスも多くなってしまいます。

ミスが多くなるということは「できない自分を責める」ということにもなり、せっかく看護師としての一歩を踏み出したのにそれでは意味がありませんよね。

 

そのためあなたが看護師として働き続けるためにも、今の職場がつらいのであれば辞める選択をすることもOKです。

遠慮せずに退職の意思を伝えていきましょう。

ちなみに新人看護師の辞め方については後ほど詳しく説明します。

新人看護師が退職や転職を考えるのをためらう理由とは

新人看護師のあなたが退職や転職を躊躇ってしまう理由に奨学金の返済についての悩みがありませんか?

学生時代に都道府県やその学校独自の奨学金をもらいながら勉強していた場合、最低限の期間(大体3〜5年程度)継続して働くことが義務付けられています。

いわゆるお礼奉公というものです。

そのことを考えると転職や退職を考えた時になかなか踏み出せないのも分かります。

求人を出しているところの中にはあなたの抱える奨学金の返済を肩代わりしてくれる(もちろんその転職先の病院にその返済分を支払うことになります)場合もあります。

そのような求人を見つける方法は後ほどお話しします。

また退職後に支給される失業保険ですが、入職から継続して12か月以上加入していないと支給されません。

そのため勤務して1年未満の新人看護師が退職したとしても失業保険の受給はできません

そうなると今までの貯金で暮らすのか、実家に帰るのか…そうした悩みも持つことになりますよね。

しかし働かなくても生活できる期間はそれほど長くないため、すぐにでも仕事を探さなければなりません。

看護師以外の仕事に就くという選択肢もありますが、給料は看護師より良いとは言えない仕事が多いため、看護師として働くための転職をすることがおすすめです。

新人看護師がクリニックに転職するのは難しいのか

まず考えてみたいのが看護師1年目のあなたがクリニックに転職するということは難しいのかということです。

病棟勤務で夜勤をすることがストレスとなっている時に、転職先としてクリニックという選択肢があります。

クリニックの求人傾向を見ていると「経験者優遇」となっていることが多いのは事実です。

しかし中には「未経験者OK」となっているところもありますよ。

そうしたクリニックでは経験がないまたは浅い看護師でも人手が不足しているためすぐにでも欲しいと思っている、かつ、看護師の教育体制が整っている場合が考えられます。

「経験者優遇」の場合では新人看護師のあなたが転職した場合、即戦力とみなされ、分からないまま業務をこなすことになり、また「辞めたい」という気持ちになってしまうかもしれません。

そのため、あなたが求人を選ぶ際には「未経験者OK」を選ぶべきです。

またクリニックのような日勤だけを希望しているのであれば、病院などの外来も選択肢に入れてみてはどうでしょうか?

病院であれば新人看護師であっても指導をしてくれる先輩看護師も多いため、おすすめです。

次に看護師1年目の転職を成功させるコツについて確認していきます。

クリニックを希望しているあなたにとっても役立つ情報ですので参考にしてみて下さいね。

新人看護師が転職する際の辞め方、これだけは気を付けよう

新人看護師が転職するのは全然OKですが、もしあなたが辞めたいと思っているのであれば、決められた手続きをして辞めるようにしましょう。

新人看護師だからといって、退職する直前に申し出たのでは職場の迷惑になるだけです。

転職を決めたら、まずは師長に辞めたいという意思を伝える

この伝える時期は退職日の1か月前までがベストです。

1週間前などの直前に伝えるのはNGです。

迷惑になるばかりかもめる理由にもなり兼ねません。

あなたの職場に就業規定というものがあるかと思いますのでそれを確認して、退職の意思を伝える時期を間違えないようにしましょう。

辞める直前まで職場内の誰にも言わないのがベター

辞めることが決定すると「辞めます!」と言いたくなる気持ちも分かります。

しかし言いふらしてしまうとその後「辞めるんだ…」という視線に苦しむことになります。

また先輩看護師の中には「新人看護師のくせに!」と無視をするなど余計なストレスをあなたに与えてくることも考えられます。

そのため直前まで退職することは周りの人に言わないようにするのが良いでしょう。

しかし指導係の先輩看護師にはきちんと伝えて今までの感謝の気持ちも合わせて伝えておきましょう。

その際に「退職直前まで他の人には言わないで欲しい」ということをしっかりと念押ししておきましょう。

新人看護師が転職したい、辞めたいと思う時期

新人看護師で転職したいと悩んでいるのは、あなただけではありません。

他の新人看護師も国家試験に合格し「看護師として頑張るぞ!」と前向きな気持ちで入職したものの、実際の看護師の仕事はもちろん、先輩看護師との関係などで悩み、辞めたいと思っている看護師も多くいます。

辞める(辞めたいと思う)タイミングとその理由

働き始めてすぐに退職を考える場合

4月に入職し、「頑張ろう!」というモチベーションで働き始めた新人看護師。

しかし実際の看護師の仕事をするようになり学生時代の実習とは違うギャップにぶつかります

また学生時代とは違い、実際に患者さんを対象に医療行為なども行っていくため、ミスをしないよう先輩看護師も厳しく指導をします。

そのため「私には看護師が向いていないのでは…」と感じ、入職して早々に「辞めよう…」と思ってしまうのです。

3か月経った時

何とか3か月頑張ってきた新人看護師。

3か月という期間は看護師以外の業種でも試用期間と呼ばれるものであり、正社員として雇用できるかどうかを見極める研修期間のようなものです。

そのため3か月という区切りをもって退職を考える新人看護師も多くいます。

「3か月頑張ったけどやっぱり無理だ…」と感じる時期でもありますからね。

夏のボーナスが支給されたら辞める

夏のボーナスの支給がある場合、そのボーナス支給を待ってから辞めようと思っている新人看護師もいます。

早い時期に辞めたいと思っていても「やっぱりボーナスをもらってから…」とモチベーションを何とか保って、支給された7~8月末に退職するケースも多いですよ。

半年経過した時期

新人看護師が入職して半年経過すると大体の人が夜勤をするようになります。

この夜勤開始のタイミングも辞めたいと思う時期になります。

最初の数回はプリセプターと一緒に夜勤をすることが多いのですが、独り立ちをした時に「1人で夜勤するのは怖いから夜勤がない職場への転職をしようかな」と思う人もいます。

やはり夜勤という限られた人数での業務はプレッシャーになり、新人看護師を辞めたいと思わせるタイミングでもあるのです。

また慣れない夜勤で生活リズムが乱れて体調を崩してしまう新人看護師も多くいます。

夜勤のプレッシャーからうつっぽくなってしまう人もいますので、この時期は新人看護師にとって山場であると言えます。

冬のボーナスが支給されたら辞める

冬のボーナスは多くの新人看護師が満額支給になります。

そのボーナスだけをモチベーションにして「もらったら辞めてやる」という人も多いでしょう。

この時期に辞めるという人は意外と早く辞めたいと思っていて、退職のタイミングを見計らっている人です。

実際に新人看護師以外にもボーナスをもらって辞めるという人、多くいますよ。

1年経った3月に辞める

新人看護師が入職して1年経った3月。

「1年頑張ったから」と辞める人が多くいます。

新人以外にも年度末ということで辞める人が多くいるため、新人看護師でも比較的辞めやすい時期でもあります。

ボーナス支給前後に求人が多く出る傾向にある

ちなみに看護師の求人が多く出るのは、ボーナス支給前後の時期になります。

なぜならボーナスをもらったら辞めようと考えている新卒看護師以外の看護師が多く、退職者数も多くなるためです。

人が不足してしまうことからとにかく看護師の数を増やしたいと、第二新卒の求人も多くなります。

そのためあなたにとっての選択肢も多くなりますよ。

 

そのため夏であれば5月から、冬であれば11月頃から転職サイトへ登録しておくとスムーズに条件に合った求人が見つかります。

登録しておけば後は転職コンサルタントがあなたの条件に合った求人を探してくれますので、早めの行動をおすすめします。

ここで参考にして欲しいのが「第二新卒の看護師は転職してもいいの?求人の現状と志望動機・面接対策」です。

新人看護師のあなたが辞めた(転職をする)時には第二新卒の枠で考えることになりますのでぜひ読んでみて下さい。

実際、新人看護師の約8%は辞めている

ここからは新人看護師が辞める理由についてまとめていきます。

実は新人看護師の約8%は離職しているというデータがあります

また個人病院に関しては新人看護師の離職率はその他の看護師の離職率とそれほど変わらない17.6%となっています。

このデータから新人看護師の離職は少なくないと言え、あなたと同じく離職を考えている仲間がいることが分かりますよね。

新人看護師が辞める理由には何があるの?解決には転職の選択肢がある!

では新人看護師が辞める理由には何があるのでしょうか。

看護師1年目の辞めた理由にはあなたと共通している思いがあるかもしれませんね。

人間関係の悩み

女性社会である看護師の世界。

先輩看護師とうまくいかないという悩みはもちろん、実際にいじめやパワハラなどを受けていることで心にダメージを負ってしまった方も少なくないでしょう。

しかし看護師間の人間関係だけではだけではありません。

医師との関係、患者さんとの関係に悩むこともあります。

特に新人看護師の時は医師や患者さんとの関係性を構築することが難しく、「看護師に向いていないのかな…」という気持ちにさせられる出来事が多くあります。

こうした人間関係の悩みはあなたに大きなストレスやダメージを与えてしまいます。

解決策

ストレスが過度になり心や身体に影響が出る前に、人間関係の悩みを解決するために考えるのが転職です。

職場環境を変えるということはあなたがこの先も看護師として働き続けるためにも有効であると言えます。

また医師との関係や患者さんとの関係で悩んでいるのであれば、そうした問題が起きない職場を探すことも必要です。

仕事の内容にストレスがある

あなたがしたいと思っていた仕事ができない、想像していた仕事内容とのギャップが激しいなどの理由も新人看護師が辞める理由の1つになります。

学生時代「こういった看護師になりたい」という思いを持って就職したが、実際はそんなことをする暇もなく、バタバタとしている、仕事が難しくミスをしてしまうなどもあるでしょう。

ミスの数が増えることでさらに先輩看護師からの指導も厳しくなり、さらにストレスを感じるという負のスパイラルになってしまいます。

解決策

ストレスを溜めながらの仕事は身体にも影響が出てしまいますので転職を考えるきっかけになります。

こうした場合もゆっくりとあなたのレベルに合わせた教育をしてくれる職場への転職をすることで、のびのびと仕事をすることができますよね。

また病棟が合わないのであればそれほどバタバタしていないクリニックや訪問看護、介護施設だとあなたにとって仕事をしやすい環境かもしれません。

しかしこれらの職場を探す時には「未経験者OK」で先輩看護師がしっかりとフォローしてくれるところを選ぶと安心です。

給料が仕事内容に見合っていない

初任給をもらった時、または夜勤を開始した時などに給料明細を見たら「こんなに少ないの?」「あれだけ残業してるのに残業代なしだけど!」といった不満を持つこともありますよね。

この不満は十分に新人看護師が辞める理由になります。

「他のところはもっと給料がいいかもしれない」と気になるかもしれません。

そして他のところで働く友人に聞いたらあなたよりもたくさん給料をもらっているかもしれません。

ハードな仕事をこなしているのに思っていたよりも少ない給料、他よりも少ない給料は働くモチベーションも下がりますよね。

またサービス残業が続く職場でれば不満も大きくなり、仕事にやりがいを感じなくなってしまいます。

やりがいがない仕事をするということは仕事に集中しない、「これだけやっておけばいいや」みたいな適当な気持ちで仕事をすることになり、それはいいものではありませんよね。

解決策

やはりハードな仕事な分、その仕事内容に見合った給料をもらいたいですよね。

こうした悩みにも仕事に見合った給料が支払われる職場への転職をすることで、モチベーションを上げることができます。

まとめ

ここまで新人看護師の転職についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?

「新人看護師だから転職をしてはいけない」という固定概念に捉えられてしまいがちですが、実際はそうではありません。

あなた自身の身体を大切にすることを一番に考えて下さいね。

そして看護師として生き生きと働くことができる職場を見つられるように転職をするということは前向きなことですよね。

そして転職をするのであればタイミングを見計らっていきましょう。

ボーナス支給前後の時期は求人が多くなります。

また年度末の3月前後も退職者が増えますので求人数も増えてきます。

早めに転職サイトへ登録し、好条件の求人を見逃さないようにしておきましょう。

いろいろと転職コンサルタントに相談しながら、あなたが看護師になってよかったと思える職場に出会えるようにしてくださいね。

万が一に備え、看護師転職サイトに登録しておきましょう!

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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