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産科で看護師がむかつくのは、テキトーに仕事をする人!

更新:2023/03/30

[産科]

産科で看護師がむかつくのは、テキトーに仕事をする人!

今、みなさんの周囲にむかつく人はいますか?

看護師をしていて誰かにむかついたこと、誰しも1度はあると思います。

「看護師という前に人として、それでいいの?」と聞きたくなるような、想像もつかない考えで仕事をする看護師もいます。

その行動を見ていると、ムカッとするだけでなく同じ看護師として残念な気持ちにもなりますよね。

今回は、産科のクリニックで勤務していた私が経験した、ムカッとした出来事や、産科でよくあるむかつくことについてお話ししたいと思います。

産科で看護師がむかつく医師とは、「そんなこともできないのか?」と嫌みな態度してくる人。

誰しも初めてのことは、スムーズに完璧にこなすことはできません。

練習や経験を積んで成長するのが人間です。

しかし中には「自分は医師だから」と自信たっぷりな態度をしたり、上から目線で看護師を侮辱するような言葉を言う医師もいます。

診察や手術の補助をする看護師が、医師の思うように行動しなかった際に看護師に聞こえるよう「はぁ~」とため息をついたり、睨みつける。

この嫌みな態度にむかつくと思いませんか?

看護師だって、新人だとなかなか上手く補助できないこともありますし、何年も勤務している看護師であっても常に医師の思うように動くロボットではないのです!

できない自分にも腹立たしい気持ちになりますが、それ以上に頑張って練習したり、経験しようとするやる気さえも奪われてしまいます。

産科で看護師がむかつく助産師とは、看護師を下に見てくる人。

助産師とは、助産師資格を持ち、妊婦さんがスムーズに出産できるようサポートする人です。

資格内容として、助産行為を行えない看護師と比較すると『産科』で行えることが多いのは助産師です。

だからといって、ランクの上下があるわけではありません。

助産師も看護師も必要とされる場が、産科なのです。

しかし中には、看護師がむかつく助産師もいるのです。

お産の経過を診ながら看護師が産婦さんの側に寄り添っていると「そろそろ変わりましょうか。

あなた、看護師だからこれ以上は難しいでしょ?」と助産行為ができないという看護師を下に見て接してくる助産師もいます。

看護師ができないのは助産行為だけであって、お産の経過を診ながら看護することはできます。

産婦さんの前でこのように差別されると、さらにむかつきますよね。

助産師や看護師の資格について詳しく知らない産婦さんがこのような発言を聞くと、「看護師は頼りないんだ。色々聞いたり、お願いするなら助産師じゃないと心配。」と産婦さんも看護師を下に見たり、接し方に差が出てきてしまいます。

「同じ産科のスタッフとして協力し合って、産婦さんや新生児たちにより良い援助をしよう!」とは思わないのでしょうか。

そんな人たちと一緒の職場にいるのは、精神的にとても疲れますよね。

産科で看護師がむかつく先輩とは、相手のプライベートに踏み込み過ぎる人。

新人や下っぱの看護師にとって、先輩看護師の存在は良くも悪くも大きな存在です。

「仲良くなって、楽しく勤務できるようにしてあげよう」と思ってくれるのはありがたいのですが、中にはプライベートにまで踏み込み過ぎる先輩もいます。

例えば「ねぇ、ねぇ、このあいだの休みの時、朝まで駐車場に車がなかったけど、彼氏のところに泊りに行ってたんでしょう?」など触れてほしくないプライベートまで踏み込んでくる先輩。

しかもこの発言は、休みの日の自分の行動まで監視されているように感じます。

むかつくだけでなく、「あなたは、私の何なの?ストーカーですか?」と言いたくなりますよね。

後輩思いの優しさも、適度が一番嬉しいものです。

産科で看護師がむかつく産婦さんとは、自分の都合よく看護師を使う人。

これは、私の経験談です。

ある産婦さんは、7人目の子どものお産をされた方でした。

子だくさんの家庭ですが、あまり裕福ではないのか病室に来たお子さんたちは服はヨレヨレで、2、3人は裸足。

もちろん産婦さんはお子さんたちへの愛情はあり、家族の仲は良さそうでした。

この産婦さん7人目の出産後、「もう産んだし、ここではゆっくり休みたいから退院するまで子ども(新生児)を預かってて。退院したら、また子育てが忙しいからね。胸が張ったら、授乳しに行くから。よろしくね。」と言って自室に戻り、7人目の子ども(新生児)をそのまま看護師に預けました。

助産師や看護師が母子同室を勧めるも、全く聞く耳持たず。

このままでは子ども(新生児)が心配なので、とりあえず新生児室にてお預かりすることになりました。

その日の夜。その産婦さんが物凄い形相でナースステーションに来ました。

「ちょっと、同室者の子どもの声がうるさくて眠れないんだけど!」とお怒りの様子。

そのため、看護師が「そうなのですね。個室ならございますが、別途料金をいただくことになります。よろしいでしょうか。」と伝えると、さらに怒りを露わにして「何言ってんの?こっちは、そんなお金払えないんだよ!どうにかしてよ!」と大きな声で返します。

産科でも、個室は追加料金が発生します。この規則は看護師にはどうしようもできません。

結局、言いたいことを言うだけ言って、どうにもならないと感じたのか、ブツブツ言いながら自室に戻っていきました。

産んだばかりの子どもはほったらかし、文句は言う。

こんな産婦さんには、いくら看護師でもむかつくのです。

看護師もひとりの人間ですから。

自分で産んだ大切なお子さんは、もっと大事にしてほしいと思います。その子の新生児の時期は、その時しかないのですから。

産科で看護師がむかつく事務とは、知ったかぶりで診察や看護について文句をつけてくる人。

産科の外来には、妊婦健診以外にも婦人科の診察で来られる女性も多いです。

婦人科では、その方の症状や悩みに応じた検査や治療を行っていきます。

このような産科で長く務めた事務の方は、外来カルテをたくさん見ているので「なんとなく」という感覚で、「この症状ならこの検査をして、こういう治療をするだろう」と分かるようです。

外来の診療時間が終わった後、「あの患者さんの検査って、あれだけで良いの?この検査をしといたほうが良かったんじゃない?私だったら、こうするけど。」など、医師や看護師の対応について文句をつけてくる事務の方にむかつきます。

しかも、そういう事務の方に限って、医師の前ではペコペコと頭を下げるのです。

診察や看護内容は医師の判断・了解のもと行っています。

「この検査はしていなかったかな?」と経験に基づいて確認してくれるのであれば、とてもありがたいことだと思います。

こちらも見落としがなかったか、再確認することができます。

しかし、診察や看護に文句をつけるのは、いかがでしょうか。

こんなむかつく事務がいると、外来を担当するたびにイライラしてしまいますね。

まとめ

私の実体験を含めた、産科の看護師が感じる「むかつくこと」についてご紹介しました。

産科に限らず、みなさんが同じように感じる「むかつくこと」があったのではないでしょうか?

看護師、特に産科の看護師は女性ばかりの職場です。

看護師であっても、その仕事に対する気持ちは人によって異なります。

「良いお給料もらうために働く」という考えも否定はしません。

一理あると思います。生活をするためには、必要なことですから。

しかし、「出勤していれば、お給料はいるからテキトーでも良い」という考えの看護師は受け入れられません。そのような考えは、患者さんたちを危険な目に合わせる可能性も高く、同じ職場で働くスタッフに対しても失礼だと思います。

もし、そのようなむかつく人が同じ職場にいるのであれば、関わらないことが一番です。

しかし、同じ職場にいる以上、関わらないわけにはいきません。

そんな時は、我慢や無理をして同じ場所で勤めるより、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

「転職しても、むかつく人ってどこにでもいるよね」と思う方も多いかもしれません。

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執筆者情報

ナースの非常口編集部
ナースの非常口編集部
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